勝ちトレード

FXトレード解説 USDJPY(ドル円)+10pips (+206,000円) チャートは僕たちに問いかける 無駄なインジケーターはチャートからのメッセージをかき消す 

こんにちは、安倍です。

今回は、10月7日のUSDJPY(ドル円)トレード解説を行います。

コロナ渦で世の中は一変しましたが、トレード技術は普遍です。

今後、社会情勢が変わろうとも、一度身に付けたトレード技術は裏切りません。

いつまでも他人のトレードを参考にしていてもなんの意味もないですし、間違ったチャートの捉え方を学んでも成長はありません。

僕は、もし子供がチャートに興味を持った時に子供にも分かるくらい“シンプル”にこの投資ゲームを学ばせていきたいと考えていま^^

子供に「チャートの本質」を伝えて、ゲーム感覚でシンプルに学んでいってもらいたいなあと企んでいるわけです^^

子供でも理解できるくらい“シンプルにチャートを捉える技術”をみなさんも会得してくださいね。

 

では、早速トレード解説を行なっていきます。

 

USDJPY(ドル円) 相場の流れを把握する

では、まずは相場の流れを把握しましょう。

上の画像は日足です。

相場の流れを把握すると、全体的には下降相場ですね。

その中で直近の相場はというと、白丸の安値はオレンジ丸で止められ(売り勢がオレンジ丸で決済をしたということ)Wボトムを形成現在は安値を切り上げながら上昇(下降相場の中での戻しのような動き)していますね。  

 

相場の流れを把握するときは、今現在の相場が全体の相場の中で「どの位置にいるのか?どのような相場の流れの中で現在はどのような流れになっているのか?」を確認します。

 

そんなに難しく考えず、パッと見て判断してください。

 

ポイントは、まずは“どんな時間足でも最安値と最高値をみつけ、そこから上昇しているのか下降しているのかを見るようにしましょう。

 

それなりにトレードをやっている方であれば普段から無意識でできている方がほとんどだと思いますので、上記のポイント説明に関しては深く考えすぎないでくださいね^^(普通にやっていただければ大丈夫です。)

 

では、日足を確認しましたので、4時間足も見ていきましょう。

上の画像は、4時間足です。

4時間足でも、白矢印のように最安値から安値を切り上げて上昇の流れが確認できます。

 

では、次に売り買いを分けるラインを引いていきます。

 

売り買いを分けるライン

では、次に売り買いを分けるラインを引いていきましょう。

上の画像は4時間足です

今回の売り買いを分けるラインは白ラインです。

この白ラインは、青丸と黄色丸のレジサポラインです。これは、以前のこちらの記事→USDJPY(ドル円)トレード解説でも解説しています。

 

黄色の波の動きをみてください。

黄色丸でレジスタンスされた後、再び白ラインまで戻してきました。

ですが、白ラインではレジスタンスされず上抜けたのですね。そして、今度はピンク丸でサポートされました。

僕の視点では、再び白ラインまで戻して来た時に、レジされるかサポートされるかの2択になります。

レジスタンスされれば、それはそれでまた狙えそうな動きになるのかなあといった視点でいました。

ですが、事実は再び白ラインを上抜けていき、その後は手を出そうにもラインも引けないので何も手を出せない状態でした。

そして、その後ピンク丸でサポートされました。

僕は、この白ラインは青丸で引いてから動かしてません。

つまり、「売り買いを分けるライン」はずっと同じところに引いたままです。

青丸と黄色のレジサポである白ラインが未来のチャートでどのように機能するのかを見るのです。

 

売り買いを分けるラインは、その名のとおり、売り買いのどちらで攻めるべきなのかを判断するラインです。

青丸の買い勢は白ラインより下は、含み損エリアです。逆に黄色丸の売り勢は、含み益エリアです。

なので、黄色の戻しの動きがあった時に白ラインより下は売り優勢のゾーンなので、買いで攻めてもいけないのです。

白ラインまで戻して来た時に、どのような動きになるのかチャートの事実を確認します。

 

どこのゾーンが【売りが含み益・買いが含み損】【売りが含み損・買いが含み益】なのかをみればいいだけです。

「シンプルにチャートを見る」というのは、上記の視点が大切です。

 

上下にしか動かないチャートは、常に“買いと売りのどちらかが含み益・含み損”になっています。

 

チャートの本質を理解してくださいね。

 

では、日足も見てみましょう。

上の画像は、日足です。

白ラインは青丸でも意識されていますが、これは過去にも意識されていたからこそ青丸でサポート(売り勢が利確する)されるのです。

現在の相場は過去の相場から影響される・・・過去の安値・高値で決済が行われることで、波は形成されていく。

今一度、チャートの本質を理解してください。

 

では、次に、エントリーに使用するラインを引いていきます。

エントリーに使用するライン

では、次にエントリーに使用するラインを引いていきます。

上の画像は4時間足です。

今回のエントリーに使用するラインは、オレンジラインです。

まず、白ラインでピンク丸のサポートがある中で、黄色丸のようにWトップになりました。

また、ピンクで示したように、ヘッド&ショルダーも形成されていますね。

そして、オレンジラインで青矢印のようにレジスタンスされず、オレンジラインを上抜けてきたのです。

つまり、Wトップの高値(売り勢)でレジスタンスされないということは、逆に今度は上にいくのです。

なぜなら、オレンジラインでレジスタンスされない時点で、オレンジラインには売りが入ってこないからです。(買い勢が利確をせずそのまま保有しているということ)

 

これが、トレーダーがチャートから読み取らなければいけないメッセージです。

 

「Wトップというのは下げていきますよー」とFXでは解説されます。

 

でも、下げなかったのであれば、今度はWトップの高値入っている買い勢の損切りを巻き込んで上昇していくのです。

そもそも、Wトップの高値で止めらてもいいものの(買いが利確する)、そのまま上抜けるというのは買いがたくさん入ったまま(利確決済をしない)だからこそ上抜けていくのです。

 

当たり前のことを話していますが、これを果たしてどれだけのトレーダーが気づいているでしょうか?

 

もっと、本質を理解しなければいけないのに、本質を理解しようとしない。

 

いや、「チャートの本質」があることさえ気づかないのです。

 

それでは、一生勝ち続けることはできないでしょう。

 

シンプルにチャートを見るというのはこのような視点が大切であり、これを抜きにしてチャート分析をしても、“勝つべくして勝つ”ことは一生できないと確信しています。

 

だからこそ、僕は「チャートの本質」をまずは理解しましょうと言い続けています。

 

 

チャートは、FXでなくても、株でも仮想通貨でも全く見るべきことは変わりません。

 

ですが、この理由を本当の意味で理解できるのは「チャートの本質」を学んだ人だけです。

 

チャート見ましょう。

 

チャートがすべての事実を教えてくれ、僕たちはその痕跡をもとに“勝つべくして勝っていく”のです。

 

おっと、また話が脱線してしまいました。

次に、エントリータイミングをみていきます。

上の画像は1時間足です。

もうわかりますね。

4時間足ではヘッド&ショルダーも形成され、Wトップも形成されている背景がある中1時間足でロウソク足の実体がWトップを上抜けて確定したところでエントリーです。

チャートが「下には行かないよー。上にいくっていうメッセージを受け取ってね!」

という声が聞こえてきます。

チャートの事実に基づいてトレードを行いましょう。

エントリー後の相場・・・

では、エントリー後の相場です。

ぐんぐん伸びていきますね。

Wトップの売り勢の損切りを巻き込んでいきますので・・・

これが、「勝つべくして勝つゾーン」の一つのパターンです。

 

今回の利確について・・・

では、今回の利確は僕はどのような視点で見ていたのでしょうか?

今回の相場(現在のドル円)はそもそも下降相場ですよね?

上の画像は、週足&日足です。

見てわかる通り、そもそも大きな時間足では下降相場なんですね。

その中で、少しだけの上昇をいただくという視点・思考が欲しいのです。

がっつりここから上昇トレンドになるなんて考えないでくださいね。

あくまで、大きな時間足の中での4時間足レベルの波でいただくというものです。

 

そして、今回の利確目標でまずはここまで狙ってもらいたいのが下の4時間足のピンクラインです。

 

図の通り、止められてもおかしくないので、ここまでギュインギィン上がっていったらサクッと決済していいのです。(下の画像をみてください)

上の画像はピンクラインまでギュインギュイン上昇しているのがわかりますね。

ここで、サクッと決済をするのです。

大きな時間足では下降の波であり、週足ではMAがすぐ上に控えていますので・・・。(下の週足をみてMAの位置を確認してください)

 

実際のその後のチャートはどうなったのかというと・・・

決済後は、少し伸びて一気に下落していますね。

なぜなら、大きな波では下降相場だからです。

だからこそ、決済も大きく伸ばそうとするのは大きな時間足を見れていないということになります。

 

以上が、今回のトレード解説です。

 

いつも通りのトレードですが、それを大切にしてください。

 

これを繰り返し使っていけばいいだけだからです。

 

長年勝ちが安定しないのにチャート分析を“やっているつもり”は本当に時間の無駄に終わります。

無駄なことはこの世に何もないですが、トレードにおいては“勝つ時もある”から厄介なのです。

 

自分にしか理解できず他人が理解できないトレードがなぜ危険なのかというと、世界中のトレーダーと見ている視点がズレてしまう可能性が大いにあるからです。

 

トレードの世界は多数決です。

 

2分の1の確率では勝てるはずなのです。

でも、それはあくまで最低限のチャート分析ができている前提です。

 

もし最低限のチャート分析ができていなければ、2分の1の確率からさらに下がっていくでしょう。

 

もし、この記事を見ているあなたが、なんとなく自分でもダメだとわかっているのに自分のトレードに固執しすぎているなあと感じているのであれば、勇気を持って一度チャートからインジケーターを全て消してみてください。

そして、上下にしか動かないチャートなのだから水平ラインを引いて見てください。

 

その水平ラインには「買い勢と売り勢がどこに入っていて、どこで損切りを食らっていて、だれが喜んでいるのか・・・」など

いままで気づかなかったことが見えてくるかもしれません。

 

成功者は、とにかく行動が早いです。

なぜなら、それだけ早く経験が積めることを知ってるからです。

 

あなたは、今すぐ行動を起こしますか?

それとも、現状維持でいつまでも低空飛行、いや気づかないうちに下降していることすら気付かないかもしれません。

 

「全ての事象はすでにチャートに含まれている」ように、「あなたの行動がすでに未来に含まれている」のです。

 

トレーダーとして成功したいのであれば、今すぐ行動を起こしてくださいね!

 

では!

 

 

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