毎日に持ち歩きたいコンパクト-RICOH GR1s-
フィルムコンパクト機となると様々な種類がある。
その中でも高級機の位置づけとなるCONTAX Tシリーズや
Minolta TC-1、Fujifilm Klasse等…どれも性能が良く甲乙つけ難い。
その中でも「常に持ち歩くなら…?」と聞かれたら間違いなくGRシリーズだ。
理由は絶妙な薄さと操作系のシンプルさにある。
ポケットに入れて歩く場合CONTAX T2/T3は大きすぎ、Klasseもやや野暮ったい。
TC-1がかなり良い線まで来るが、起動のレスポンスと作動音の大きさも見ると、やはりGRに軍配が上がる。
実は私も最終型のGR1vを一時期毎日ポケットに忍ばせて、毎日撮影していた。
気が付くと手になじむボディサイズが絶妙な事や、シャッター音の静かさ、そして
物理的に設定できるストロボスイッチ等、当時からスナップシューターとして名高いモデル。
写りは一見するとかなり渋みがあり、カラーネガというよりはポジフィルムやモノクロフィルムと
使用するとその独特の渋みがいい塩梅に仕上がる。AFに関しては年代相応という部分もあるが、
常に持っていたくなるような手の吸いつきが使っていて楽しくなる。
デジタルのGRにも勿論良さはあれど、やっぱりラフに毎日使うならフィルムのGRが気軽で好きだ。
セット価格
¥77,979(税込)
[2020/10/01時点の価格です]
作成日:2020/10/01 こさかなおさかな さん作成