再び単発更新です!
ツイッターで仲良くさせてもらっている
舞方雅人さんの作品からインスピレーションを得て、
この作品は生み出されました。
スキを見せた正義の味方が、
どうなってしまうのか。
今回もそんなお話。
エロ要素は中途半端ですが。
それではどうぞ。
『白と黒』
ツイッターで仲良くさせてもらっている
舞方雅人さんの作品からインスピレーションを得て、
この作品は生み出されました。
スキを見せた正義の味方が、
どうなってしまうのか。
今回もそんなお話。
エロ要素は中途半端ですが。
それではどうぞ。
『白と黒』
世界を脅かす秘密結社、Dフェイス団による破壊活動。
それを防いでいるのは、たった一人の女戦士。
輝装天使ビューティホワイト。
彼女の力がなければ、世界はDフェイス団の跳梁を許してしまっただろう。
そう。
世界の平和はたった一人の女性の手に、委ねられていたのだ・・・。
理解者がいれば、協力者がいれば、その後の悲劇はなかったのかもしれない。
そう、彼女は孤独に戦い続けていた・・・。
「そこまでよっ!Dフェイス団!!貴方たちの悪事は、このビューティホワイトが許しません!」
白を基調としたパンツスーツ、白いマフラー。
異彩を放つガントレットとアイアンレギンス。
黒髪の上には、白銀のティアラが輝く。
彼女こそが輝装天使。ビューティホワイトその人。
「くっ・・・。またしても邪魔しおって・・・。やっておしまい!!」
黒いボンデージ風のボディコン女が、ヒステリックに叫ぶ。
その肌は浅黒く、ケバい化粧をしている。
けしかけられた戦闘員の女たちも、一様に黒肌金髪にケバい遊び人風。
これがDフェイス団のスタイルなのだ。
「貴方たちには負けません!たぁっ!とおっ!!」
ビューティホワイトは次々と戦闘員を蹴散らしていく。
「キィィィィ!?覚えてらっしゃい!・・・撤収よ!!」
かなわないと見るや、Dフェイス団は早々に逃げ出す。
「くっ、逃げ足だけは速いわね・・・」
ビューティホワイトは奴らを追うことも出来ず、その場で立ち尽くしていた。
「まったく、いい加減にして欲しいわ。あいつらのせいでおちおち美容室にも行けないじゃない・・・。」
駅へと続く坂道を、1人の女子高生が下っていく。
美坂 真白、18歳。
特徴的なのは、その透き通るような白い肌。
彼女がビューティホワイトの正体。
「ま、今日は早々に退散してくれたし。久しぶりに行ってみようかな・・・」
年頃の少女にとって、美容は最大の関心事。
彼女にとってもそれは変わらない。
「あれ、こんなトコに新しい美容室が出来てる・・・?聞いてみよ!」
ふと見上げた先に、看板が出来ている。今まで気付かなかったのが不思議なほど、目立っているのだが。
「すいませーん。予約要りますかー?」
扉を開けて入るなり、真白はそう問いかける。
それに応えたのは、見目麗しい美女。
「大丈夫ですよ。ちょうど1人、キャンセルが出たところだから・・・」
笑顔で答えるその女性の胸には、『店長』と書かれたプレートが付けられている。
「じゃ、じゃあ、お願いしても、いいですか・・・?」
「ええ、どうぞ。初めての方だから、サービスしときますね?」
「すみません・・・ありがとうございます・・・」
美しい店長の物腰の柔らかさに気恥ずかしくなったのか、真白は小さな声で感謝の言葉を述べる。
「じゃ、ここに座って。すぐに始めるから・・・」
女店長は髪を切りそろえていく。
ほどなくして、真白は眠気に襲われる。
「あ・・・ふ・・・」
「寝てもいいわよ?・・・その間に進めちゃうから。」
「あ、じゃ・・・お言葉に、甘えて・・・」
瞳を閉じ、寝息を立てる真白。
それを見て、店長は笑みを浮かべる。
「フフフ・・・。ええ、目が覚めたときには終わってるわ・・・」
冷たく、邪悪に。
「そう、今の貴女はね・・・」
「これは、希望を斬るハサミ・・・。貴女から、未来への希望を斬り捨ててあげる・・・」
女店長はそう呟きながら、真白の髪にハサミを入れる。
ハサミを入れるたび長い髪が一束落ち、真白の表情は苦悩に満ちたものに変わる。
どんな夢も、希望を失えば悪夢に変わる。
そうこうしているうちに、腰ほどまであった真白の髪は肩の辺りで切りそろえられていた。
真白の表情は苦悶に染まり、絶望に満ち溢れている。
「お次はこのシャンプー・・・特別製よ?」
そう言って真っ黒のシャンプーを出すと、それで真白の髪を洗っていく。
初めのうちは泡立たなかったそれが、少しずつ白い泡に包まれていく。
「ふふ・・・ほら、貴女の白い心が・・・泡になっていくわ・・・」
白い泡が、生まれては消え、弾けていく。
そのたびに真白の表情から苦悶の色が消え、どこか笑っているように見える。
「正義とか理性なんて、泡になって消えるのよ・・・?」
泡を洗い流す。
そのときには、真白は笑みを浮かべて眠っていた。
「次はちょっと、刺激的に・・・」
コンディショナーは冷気を帯びていた。
髪に浸透させていく。
すると、真白の顔から表情が消えていく。
「感情なんて必要ないわ・・・。優しさとか、凍らせてしまえばいいの・・・」
「さ、次はお肌の手入れを・・・♪」
表情の消えた無機質な真白の顔に、どす黒いクリームを塗っていく。
「あは♪これは貴女の純粋さを塗り替えるの。白から黒に・・・ね?」
塗りこまれた先から、肌の色が変化していく。
「もう、戻れない・・・。貴女も、私達と同じ・・・」
女店長の、その傍にいた店員たちの白い肌にひびが入り、崩れ落ちる。
その下から現れたのは、黒肌にケバい化粧をした女の顔。
Dフェイス団の女戦闘員たちの顔だった。
「ディー!この娘も私たちの仲間にするのよ!!」
「「「「ディー!!」」」」
そんな奇声を上げると、女たちは真白の服を脱がせていく。
目を覚ます様子はなく、すぐに真白は全裸に変わる。
「さあ、たーっぷり塗りこんであげなさい!!」
女たちはクリームを手に取り、真白の身体に塗りこんでいく。
身体を刺激する感覚に、真白の表情は・・・快感で紅潮していた。
塗りこまれるたび、真白の肌は黒く変色していく。
薄桃色の突起物や割れ目にも塗りこまれ、柘榴のように紅く卑猥に変色する。
全身が変化したときには、もはや以前の面影は微塵もなかった。
「お化粧もしてあげる。髪の色とかタトゥーは目が覚めてからね・・・」
女たちは慣れた手つきで、真白に化粧を施していく。
目元には白くラメの入ったアイライン。
口紅は真っ赤に濡れる、ケバケバしいものに。
チークやファンデーション、マスカラも、女たちが使っているものと変わらない。
「これで、出来上がり・・・。さあ、起きなさい・・・」
真白は目を覚ます。
変貌した自分が映る鏡を見て、うっすらと笑みを浮かべる。
「ステキ・・・♪」
全裸であることにすら、驚きもしない。
「ディー!貴女もこれからDフェイス団の一員よ。」
右手を高々と上げるDフェイス団独特の敬礼を、女たちはして見せる。
「ディー!!アハッ、いっぱい悪い事させてください!!」
真白もまたその敬礼を自然と行い、邪悪な笑みを浮かべる。
「ええ。でもその前に、もっと綺麗になりましょう?髪とかタトゥーも、入れたいでしょう?」
「はいぃ♪もっと、悪い女になりたいですぅ♪」
この日以来、ビューティホワイトは姿を消した。
誰一人その行方を知る者は無く。
1人の不良少女が生まれただけだった。
そして世界はDフェイス団の脅威に晒されるのだった。
「ふ、まさかビューティホワイトが我らの戦闘員になっていたとはね・・・」
Dフェイス団の幹部会。
その席上に戦闘員・真白は呼ばれていた。
「ディー!申し訳ありません。私は愚かだったのですぅ・・・」
真白は敬礼の姿勢を解く事無く、反省の言葉を述べる。
「まあいいわ。貴女は改心しこのDフェイス団の躍進に貢献してくれた。」
「団長様から辞令だ。本日付でお前を幹部に特進させる。」
「これからよろしくね、ビューティダーク。」
思いもよらぬ言葉に、ビューティダーク=真白は感激に打ち震える。
「ディー!これからもDフェイス団のため、世界を黒く染め上げます!!」
Dフェイス団の侵攻により、一つの町が黒肌ケバビッチの徘徊する爛れた町となったのは、このすぐ後だった。
その中心にいるのは、かつての正義の味方。
ヌメ光る黒い肌に無数のタトゥー。ピンク色の髪に派手なピアス。
露出度の高い女王様風ボンデージに身を包み、冷たい笑みを浮かべる唇は毒々しい。
ビューティダークと名乗る女の手によって、世界は黒く塗り替えられていくのだった・・・。
「オーホッホッホ!みんな、黒くなってしまいなさい!」
いかがでしたか?
シャンプーは泡になるもの。
なら心から汚れを洗い流してしまうものとしてしまえば、
不要な何かを奪ってしまえば・・・
てなわけで、正義のヒロインは惨めに堕ちました。
いろんな意味で悪に、エロエロに活躍するでしょう。
彼女の力で女は根こそぎ黒肌ビッチに、
男は道具に変貌する。
そんな組織は彼女によって・・・?
ではでは、次回更新までお待ちください・・・
それを防いでいるのは、たった一人の女戦士。
輝装天使ビューティホワイト。
彼女の力がなければ、世界はDフェイス団の跳梁を許してしまっただろう。
そう。
世界の平和はたった一人の女性の手に、委ねられていたのだ・・・。
理解者がいれば、協力者がいれば、その後の悲劇はなかったのかもしれない。
そう、彼女は孤独に戦い続けていた・・・。
「そこまでよっ!Dフェイス団!!貴方たちの悪事は、このビューティホワイトが許しません!」
白を基調としたパンツスーツ、白いマフラー。
異彩を放つガントレットとアイアンレギンス。
黒髪の上には、白銀のティアラが輝く。
彼女こそが輝装天使。ビューティホワイトその人。
「くっ・・・。またしても邪魔しおって・・・。やっておしまい!!」
黒いボンデージ風のボディコン女が、ヒステリックに叫ぶ。
その肌は浅黒く、ケバい化粧をしている。
けしかけられた戦闘員の女たちも、一様に黒肌金髪にケバい遊び人風。
これがDフェイス団のスタイルなのだ。
「貴方たちには負けません!たぁっ!とおっ!!」
ビューティホワイトは次々と戦闘員を蹴散らしていく。
「キィィィィ!?覚えてらっしゃい!・・・撤収よ!!」
かなわないと見るや、Dフェイス団は早々に逃げ出す。
「くっ、逃げ足だけは速いわね・・・」
ビューティホワイトは奴らを追うことも出来ず、その場で立ち尽くしていた。
「まったく、いい加減にして欲しいわ。あいつらのせいでおちおち美容室にも行けないじゃない・・・。」
駅へと続く坂道を、1人の女子高生が下っていく。
美坂 真白、18歳。
特徴的なのは、その透き通るような白い肌。
彼女がビューティホワイトの正体。
「ま、今日は早々に退散してくれたし。久しぶりに行ってみようかな・・・」
年頃の少女にとって、美容は最大の関心事。
彼女にとってもそれは変わらない。
「あれ、こんなトコに新しい美容室が出来てる・・・?聞いてみよ!」
ふと見上げた先に、看板が出来ている。今まで気付かなかったのが不思議なほど、目立っているのだが。
「すいませーん。予約要りますかー?」
扉を開けて入るなり、真白はそう問いかける。
それに応えたのは、見目麗しい美女。
「大丈夫ですよ。ちょうど1人、キャンセルが出たところだから・・・」
笑顔で答えるその女性の胸には、『店長』と書かれたプレートが付けられている。
「じゃ、じゃあ、お願いしても、いいですか・・・?」
「ええ、どうぞ。初めての方だから、サービスしときますね?」
「すみません・・・ありがとうございます・・・」
美しい店長の物腰の柔らかさに気恥ずかしくなったのか、真白は小さな声で感謝の言葉を述べる。
「じゃ、ここに座って。すぐに始めるから・・・」
女店長は髪を切りそろえていく。
ほどなくして、真白は眠気に襲われる。
「あ・・・ふ・・・」
「寝てもいいわよ?・・・その間に進めちゃうから。」
「あ、じゃ・・・お言葉に、甘えて・・・」
瞳を閉じ、寝息を立てる真白。
それを見て、店長は笑みを浮かべる。
「フフフ・・・。ええ、目が覚めたときには終わってるわ・・・」
冷たく、邪悪に。
「そう、今の貴女はね・・・」
「これは、希望を斬るハサミ・・・。貴女から、未来への希望を斬り捨ててあげる・・・」
女店長はそう呟きながら、真白の髪にハサミを入れる。
ハサミを入れるたび長い髪が一束落ち、真白の表情は苦悩に満ちたものに変わる。
どんな夢も、希望を失えば悪夢に変わる。
そうこうしているうちに、腰ほどまであった真白の髪は肩の辺りで切りそろえられていた。
真白の表情は苦悶に染まり、絶望に満ち溢れている。
「お次はこのシャンプー・・・特別製よ?」
そう言って真っ黒のシャンプーを出すと、それで真白の髪を洗っていく。
初めのうちは泡立たなかったそれが、少しずつ白い泡に包まれていく。
「ふふ・・・ほら、貴女の白い心が・・・泡になっていくわ・・・」
白い泡が、生まれては消え、弾けていく。
そのたびに真白の表情から苦悶の色が消え、どこか笑っているように見える。
「正義とか理性なんて、泡になって消えるのよ・・・?」
泡を洗い流す。
そのときには、真白は笑みを浮かべて眠っていた。
「次はちょっと、刺激的に・・・」
コンディショナーは冷気を帯びていた。
髪に浸透させていく。
すると、真白の顔から表情が消えていく。
「感情なんて必要ないわ・・・。優しさとか、凍らせてしまえばいいの・・・」
「さ、次はお肌の手入れを・・・♪」
表情の消えた無機質な真白の顔に、どす黒いクリームを塗っていく。
「あは♪これは貴女の純粋さを塗り替えるの。白から黒に・・・ね?」
塗りこまれた先から、肌の色が変化していく。
「もう、戻れない・・・。貴女も、私達と同じ・・・」
女店長の、その傍にいた店員たちの白い肌にひびが入り、崩れ落ちる。
その下から現れたのは、黒肌にケバい化粧をした女の顔。
Dフェイス団の女戦闘員たちの顔だった。
「ディー!この娘も私たちの仲間にするのよ!!」
「「「「ディー!!」」」」
そんな奇声を上げると、女たちは真白の服を脱がせていく。
目を覚ます様子はなく、すぐに真白は全裸に変わる。
「さあ、たーっぷり塗りこんであげなさい!!」
女たちはクリームを手に取り、真白の身体に塗りこんでいく。
身体を刺激する感覚に、真白の表情は・・・快感で紅潮していた。
塗りこまれるたび、真白の肌は黒く変色していく。
薄桃色の突起物や割れ目にも塗りこまれ、柘榴のように紅く卑猥に変色する。
全身が変化したときには、もはや以前の面影は微塵もなかった。
「お化粧もしてあげる。髪の色とかタトゥーは目が覚めてからね・・・」
女たちは慣れた手つきで、真白に化粧を施していく。
目元には白くラメの入ったアイライン。
口紅は真っ赤に濡れる、ケバケバしいものに。
チークやファンデーション、マスカラも、女たちが使っているものと変わらない。
「これで、出来上がり・・・。さあ、起きなさい・・・」
真白は目を覚ます。
変貌した自分が映る鏡を見て、うっすらと笑みを浮かべる。
「ステキ・・・♪」
全裸であることにすら、驚きもしない。
「ディー!貴女もこれからDフェイス団の一員よ。」
右手を高々と上げるDフェイス団独特の敬礼を、女たちはして見せる。
「ディー!!アハッ、いっぱい悪い事させてください!!」
真白もまたその敬礼を自然と行い、邪悪な笑みを浮かべる。
「ええ。でもその前に、もっと綺麗になりましょう?髪とかタトゥーも、入れたいでしょう?」
「はいぃ♪もっと、悪い女になりたいですぅ♪」
この日以来、ビューティホワイトは姿を消した。
誰一人その行方を知る者は無く。
1人の不良少女が生まれただけだった。
そして世界はDフェイス団の脅威に晒されるのだった。
「ふ、まさかビューティホワイトが我らの戦闘員になっていたとはね・・・」
Dフェイス団の幹部会。
その席上に戦闘員・真白は呼ばれていた。
「ディー!申し訳ありません。私は愚かだったのですぅ・・・」
真白は敬礼の姿勢を解く事無く、反省の言葉を述べる。
「まあいいわ。貴女は改心しこのDフェイス団の躍進に貢献してくれた。」
「団長様から辞令だ。本日付でお前を幹部に特進させる。」
「これからよろしくね、ビューティダーク。」
思いもよらぬ言葉に、ビューティダーク=真白は感激に打ち震える。
「ディー!これからもDフェイス団のため、世界を黒く染め上げます!!」
Dフェイス団の侵攻により、一つの町が黒肌ケバビッチの徘徊する爛れた町となったのは、このすぐ後だった。
その中心にいるのは、かつての正義の味方。
ヌメ光る黒い肌に無数のタトゥー。ピンク色の髪に派手なピアス。
露出度の高い女王様風ボンデージに身を包み、冷たい笑みを浮かべる唇は毒々しい。
ビューティダークと名乗る女の手によって、世界は黒く塗り替えられていくのだった・・・。
「オーホッホッホ!みんな、黒くなってしまいなさい!」
いかがでしたか?
シャンプーは泡になるもの。
なら心から汚れを洗い流してしまうものとしてしまえば、
不要な何かを奪ってしまえば・・・
てなわけで、正義のヒロインは惨めに堕ちました。
いろんな意味で悪に、エロエロに活躍するでしょう。
彼女の力で女は根こそぎ黒肌ビッチに、
男は道具に変貌する。
そんな組織は彼女によって・・・?
ではでは、次回更新までお待ちください・・・
面白かったです。
シャンプーで白い心を洗い流してしまうとは!!
美容院と聞き、あのヘルメットタイプのドライヤーを想像しましたが、いい意味で裏切られました。
最高でした。
ありがとうございました。
(*´ω`)