トレーダーとして、いま自分のいる場所が分からないと先々不安になりますよね…
トレードでは、売買ルールも大切なのですが、同等以上に向き合い方も大切だと最近思ったので、今日はAmazonの株価チャートをトレーダーの成長過程に見立てて色々考えてみたいと思います。
個人的には、fxはトレード向きであって投資とは思ってないのですが、トレーダーとしての自分にお金や時間を費やすのは投資だと思っているので、株価チャートと照らし合わせるときっと似ているはずです:)
1997年からのナスダック上場のAmazonのチャートになります。
まず裁量トレーダーとして生きて行くためには、1番のきいろのレンジは不可欠だと思ってます。
利益を出すだけなら好きな手法をひとつ見つけて、それが使えるときをひたすら待つことが出来れば一番の近道だと思うのですが、誰もが目指すような、どんな相場環境でもそれなりに日銭が稼げるというステージになるにはやはり時間がかかると思います。
”10,000時間の法則”を当てはめるとしたら、1日8時間チャートと向き合って5年かかる計算です。わたしも12時間以上チャートを見る生活を3年近くしているので、何となく分かるような気がします。
この1のレンジの間は、できる限り不要な資金の減少を避けたいステージです。
そうすれば、このレンジを抜けたときの資金の増え方が違ってくるからです。
次に2番です。
いわゆる、それなりに「機械的に売買を執行できる」ステージだと思います。
とはいえ、人間は感情を交えずにトレードすることはできないので、自信を持ってトレードするためには何より成功体験の積み重ねが大切だと思ってます。
裁量トレーダーの成長には、この意味でも時間が不可欠です。
また、過去チャートの検証作業によって、自信を補完することはある程度可能だと思います。
3番です。
外国の方のトレード関係のtwitterには、よく”compound”という単語が出てきます。
資金を累進曲線で増やすには、複利での運用(compound)が不可欠です。つまり、増えた資金はおこずかいにせず、次のトレードに生かさないといけません。
これが、資産形成の最大の極意です。投資でもトレードでも同じことだと思います。
最後に…
いまAmazonの株価を振り返ると、きいろいレンジはあまり動いてないように見えますが、実は相当動いています。もし、この期間に株を持っていれば、何度も手放したくなったに違いありません。
でも、このチャートが示す可能性のように、トンネルは長くとも、じっくり焦らずトレードに取り組んでいくことが大切なんだと思ったりしてます。
9月になりました…
May the force be with youです☆
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