映画「みをつくし料理帖」あらすじ,ネタバレ,レビュー
(c)2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会
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あらすじ
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江戸時代。
とても仲良しの少女、澪と野江。彼女たちがひょんな事から出会った易者。
易者は野江に対して「強運の相」があると言い、しかも強運も強運、『旭日昇天』=天下取りほどの相があると言った。
対して澪に対しては『雲外蒼天』=苦労は絶えない人生だが、その苦労が終われば晴天の様な明るい人生が訪れると言った…。
時は経ち、2人の少女は大人になっていた…が、離れ離れになっていた。澪はつる家という小料理屋で料理を作る仕事を、そして野江は『あさひ太夫』として吉原の太夫となっていた。
2人はお互いがお互い何処にいるか・どうなっているかも知らないのだから、会えないのも当然であった。
果たして、幼い頃の親友同士は、大人になった今、身分の違いを乗り越えながらも再会を果たす事が出来るのであろうか?
数々の名作を監督として世に生み出してきた角川春樹が最後が最後にメガホンをとる作品は、髙田郁による累計発行部数400万部突破のベストセラー時代小説シリーズ。
僅かな少女時代の描写は上方、そして大人時代は江戸を舞台にした時代劇作品だ。
子供時代はテレビ時代劇が盛んで、大好きでよく見ていたtoikunにとっては違和感なく楽しめ、そしてまた何よりもまして面白かった。ただ友人に「面白かったよ、時代劇だけど。見てみれば?」と口頭で先日言ったのだが断られてしまい、もっと他に適切な言葉を伝えられれば良かったと後悔している。それ程に観て欲しい良作である。
キャストはとても豪華で、多くのスターキャストが角川春樹作品に出演経験がある。最後のメガホン作と言う事もあろうが、これも一重に角川春樹監督の人望のなせる業であろう。
この欄での紹介はココまでとし封切り等の情報を。
公開は2020年10月16日(金)より全国一斉公開。
公式サイトはコチラから。そして公開劇場はコチラに記載があるのでドウゾ!その他、特別映像など観ておきたい情報も多々あるので公式サイトは必ず一読を♪
なお、この欄の下では、試写で頂いた資料による細かなキャストと役柄の紹介の記載、スタッフデータは本編より掲載してあり、プラスαでこの欄のあらすじよりもネタバレにならないほどの少しだけ詳しい粗筋および感想を記載してあるのでご覧頂ければと思う。
秋も段々と深まっていく良い時期に公開されると思う本作の大ヒットを期待してやまない・・・。
配給:東映
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ストーリー・ネタバレ
享和2年大坂・天神橋。
幼馴染みの8歳の親友・澪と野江。彼女たちがふとした事からお店で骨を休めていると、大勢から崇められる易者・水原東西の目に留まった。何かを感じた水原は何も言わずに2人に近づくと、まずは野江を見、『旭日昇天』=天下を取るほどの相があると告げた。居合わせた店の客は大騒ぎ!次に澪の手を見た水原は『雲外蒼天』=苦労はするが、苦労が報われた時に青空の様な光が射す…と言った。
そんな占いの言葉を聞いた澪と野江だが、言葉は僅かに心に仕舞うだけで子供ながらに遊ぶ…ものの何時か来る別れを分かっているかの様に、野江は大事にしていた貝殻の半分を折って澪に渡すのであった…。
「ウチ等は何があってもずっと一緒や!」
文化9年江戸。
10年前の大坂の大洪水で引き裂かれた澪と野江の間柄、澪は長屋住まいで老いた主人・種市が営む本当に小さな小料理屋『つる家』で働いていた。働き始めて3ヶ月目の今日、初めて料理を客に振る舞う事を許されたのだ。しかし上方育ちの澪の味が気にくわないのか、町人2人は続けざまに怒って出て行ってしまった。そんな中、つる家の常連である武士・小松原だけは澪の料理を「おもしろい」と言って平らげ店を後にしたのだ。その真意をただすべく追いかける澪。真意は分からなかったものの、提灯を掲げられ「見事な下がり眉だ」と言われた澪は恥ずかしがったのか、それとも照れたのか…。
ある日の夜。
吉原の太夫達が狐の面を被り街を練り歩く祭りが開かれた。その祭りの合間に太夫達は次々と面を取って素顔を披露し町人達を喜ばすのだが、1人だけ面を取らずに言ってしまった太夫がいた。彼女の名はあさひ太夫。10年前に澪が生き別れとなった親友・野江であり、吉原のトップとして君臨する程の太夫となっていたのだ…。
[ストーリーは導入のみ]
易者・水原東西の占いのとおり天下を取った野江だが、澪はまだ苦労の最中。その苦労が報われる日が来るのか?報われた先に何があるのか?
上方で離れ離れになった澪と野江が上方から遙か離れた江戸で再会を果たす事はあるのであろうか?
レビュー・感想・解説・評価
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日本映画界を席巻した角川春樹の8本目の監督作品にして最後の監督作。
本作の『キャストの文字』的には単独の主演キャストになるのであろうが、それが澪を演じるNHK連続テレビ小説『ひよっこ』などの松本穂香。『キャストの文字』に拘らなければダブル主演と言える太夫を演じるのが奈緒。「雨女」と言うホラー映画をレビューしている。
他に豪華キャスト・メインキャストが多い為に全部触れてしまうと文字数が足りなくなってしまうので、触れるべき人を。『つる家』店主の石坂浩二は特別出演という扱いではあるが物語全編に渡って登場、そしてクレジットはエンドクレジットだけだと思ったが松山ケンイチがビックリする所で登場☆、また監督・角川春樹自身も認識は出来なかったものの出演している。
さて。
『ネタバレ欄』の“8歳”や“洪水で離れ離れ”という描写は劇中には書かれておらず、パンフレットに書かれているのみなのでそこから拝借した。きっと原作には書かれているのであろう。本作をご覧になって興味を持たれたのなら是非原作をご覧あれ。
さてさて、本作の映画ならではの面白いと思ったところが、“手で表す狐”である。パンフレットでも書かれており、子供時代の描写及び大人時代の描写に描かれる。これが小説であったならば巧く表せないであろうから、とーーーっても映画化して成功だと思った。
と、これ以上触れるとネタバレになりかねないのでこの辺にしておいて、劇中に澪が披露する料理に“文字での名前”が映され、公式サイトのコチラにも、作り方は書いていないが紹介があるので、是非見てみよう!
いやぁ時代劇好きのtoikunにとても合っていた映画だし、秋にも何か季節が合っている感じがして良かった。
角川春樹監督、監督人生に乾杯!!!
2020/10/12
2020/10/16
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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