父を超える警察官目指す
剣道でインターハイ出場
「幼いころから警察官として地域で活躍する父の姿を見てきた。 無口な父は語らなかったが、 地域住民から頼られていることを知っていた。 そのため、 いつごろからか警察官が夢だった」 と話す。
父と同じ道を進むため高校卒業後、 県警察学校に入学し、 昨年1月に現在の職務に就いた。 「警察の仕事は、 違反者の取り締まりなど厳しいところもありますが、 パトロール中に子どもたちや町民の皆さんから優しい言葉をかけていただくことも多く、 皆さんの笑顔を守るやりがいのある仕事だと実感しています」。
橋本さんは剣道で高校時代はインターハイに出場し、 平成27年県警剣道大会では3位に入賞、 さらに昨年は県警逮捕術大会で2位に輝いた。 「警察も組織内での連携が重要です。 剣道で学んだ協力し合う姿勢を活かして職務に励んでいます」 と語る。
警察官としての目標はやはり父だという。 「より安全で住みやすい地域づくりに貢献し、 いつか父を超える警察官になりたいです」。