深川だもしF91の怖い話[1]-呪われた川・・編-

2020年10月04日
恐怖怪談話
1004[1]

-自己紹介-
名前:深川だもしF91
心霊現象等の現代の科学では理解できない現象を体験する人。
宇宙人や都市伝説に対して深いぞうし?知識?を持ってる気がするけど
コンビニで売ってる本で得た知識が9割で、後1割は妄想。
TVに出ている霊能力者はみんなインチキと思ってるけど
宜保愛子先生はガチの霊能力があると信じている、けど深川先生は実家が浄土宗?っぽい。
・・しかもクリスマスもするし、夏休みも好きだ。
・・ようするに主義主張が無い、怖いのが大好きなだけの人だ。
最近深川先生が熱中している心霊現象は特にない。
TVで編集&加工されつくした心霊動画を見ても恐怖を感じる事が無いからだ。

-深川だもしの怖い話-第1話『呪われた川・・・』-

-最初に-
あのねー・・えー・・あのね!芦田愛菜?じゃないよ!
この文章の「あのねー」とか「でね」の感じ、稲川淳二テイストで脳内変換してね!

-第1話「呪われた川」-

あのね!・・以前に男女のカップルが飛び降りた川があったんですよ。
ある日、友達4人が成人になって、度胸試しって事でね。
橋から川にダイブしてみようぜっ!・・って事になったんですよ。
※・・・↑のカップルが飛び降りた事件があったってのは
最後オチで、実はその橋の付近は呪われた怖い場所だっただから最後に読んでください。


仮に・・Aさんとしましょう。
Aさんが「じゃ!俺が最初に飛んでみるよ!」っていってね。海パン1丁になったんです。
残りの3人もなんだかなー・・って思いつつ、海パンになって。
Aさんに向かって「お前飛ぶのかよ!!度胸あるなぁ!!」とか「最初すげー!!」って
けっこう盛り上がってたんです。

・・・それと追加で、橋から飛ぶときに写真を撮るって事もしてたんです。
※そうしないと、後半に水面から亡霊カップルがAさんを川にひっぱってる写真が出てこないので。

で、Aさん。いい気分になって、橋の上からダイブしたんです。
でねー・・残りの3人は「おーっ!」っと歓声をあげたんですけど・・
なかなか、Aさん、あがってこないんですよ。

「おい、Aのやつあがってこないぞ・・?」って騒いでたら
親友のBさん「あいつ、帰ったんじゃないか?」って言ったんです。
そういえば、Aさんって飲み会とかも途中で帰っちゃったりとかするから
残りの3人は「あいつもしょうがねぇなぁ・・」って事で先に家に帰ったんです。

後日、橋から川にダイブする写真を現像してもらったんですけどね。
カメラ屋の主人さん「いや・・・これは、現像しないほうがいいんじゃないか?」ってね・・・
親友のBさんは「いやいや、思い出の写真なんで。」って持って帰ったんですよ。

で、仲間が待ってるファミレスでその写真、見てみたんですよ。
そしたら「おい・・これ見ろよ!!水面に何か映ってるぞ・・!!」って・・
Aさん、それを見て「これ水面に・・男と女が・・映ってないか!?」って気が付いたんです。
親友のBさんが「お前、あの時、勝手に川から出てジュース買いに行った時の写真だよ!!」って。
残りの友人も、サーっ・・っと顔が青ざめましてね・・・
これAさんが空気読まないで途中で帰らなかったら後からダイブする予定の俺達はこの亡霊カップルに・・・・
シーンと言うか・・重たい空気がファミレスに流れましてね・・・

残りの3人、黙って自分達が頼んだサイゼリヤの299円のミラノ風ドリヤをAさんに差し出したんです
「A、マジ助かった・・・」「A!お前命の恩人だぜ・・」ってな感じでね・・・
それから、Aさんとその友人3人はこの事もあってか、かけがえのない絆が更に深まりましてね。
色々人生で困ったときなんかに、ファミレスに集まって悩みを打ち明ける素敵な親友になりましたとさ・・
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だもしF91
Posted by だもしF91
制作
「タオルケットをもう一度」
「ヨルモルキミリ」
「かいけつ!猫足乙女ちゃん」
「笑う、わらわぅ」
「夜の海でお月様を釣る」
「鬼マガツ時」
「たおるけっとをもういちど」

ヨルモルキミリシリーズ第2作目
「ヨルモルキミリ-しっぽ達の絆-」販売中。

現在、最終作「ヨルモルキミリ-はじまりの少女-」制作中。
2020年末に公開予定。