山梨中銀で偽造カードによる不正アクセス

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山梨2020.10.14 18:44

 山梨中央銀行は、コンビニエンスストアやスーパーのATMで偽造カードによるとみられる不正アクセスがあったと発表した。現時点で160万円の被害が確認されていて、顧客に口座取引を確認するよう呼び掛けている。
 山梨中央銀行によると、12日以降、県内外のコンビニや、スーパーなどのATMで、偽造されたキャッシュカードや、クレジットカードによるとみられる不正アクセスがおよそ20回確認された。確認された不正アクセスは偽造キャッシュカードを使ったとみられるものが11人・16件あり、うち1件で、50万円の被害が確認された。また、偽造クレジットカードを使ったとみられる被害は、キャッシング取引が2件で40万円、ローン取引が2件で70万円あり、被害は、総額160万円に上るという。12日の朝、セキュリティーシステムが偽造カードによる不正アクセスを検知し、被害が判明した。
 山梨中央銀行は、顧客に対し、すみやかに通帳記入や残高照会を行い、身に覚えのない取引がないか確認するよう呼び掛けている。山梨中央銀行は、被害を警察に届け出ていて、被害防止策として、類推されやすい暗証番号を変更することや、生体認証機能付きICキャッシュカードへの切り替えを推奨している。

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