坂上忍がMCを務める14日放送の「バイキングMORE」でシニア世代の芸能人、著名人のブログが紹介されました。
長州力、美川憲一、松平健らのブログやインスタグラム、ツイッターなどが面白い、という主旨でした。
その中で、女優松島トモ子さんのブログが番組を注目。かつて動物愛が過ぎた女優として知られていました。そのタイトルは「ライオンの餌」。
1986年、テレビ収録でケニアに訪れた時、動物保護区のライオンに襲われてしまいしまた。10メートル引きずられて「死を覚悟した」とブログには書かれています。大怪我を負ってしまい入院を余儀なくされます。
一回、襲われたら懲りるはずですが、退院後またも動物ロケを実施。そこでヒョウに襲われてしまいます。本当にお気の毒としか言いようがないのですが、その模様はブログ「ライオンの餌」で読めます。恐怖以外の何者でもないのですが……。
自宅でのインタビューに「ブログをなぜ書いた」のかを聞かれ、「コロナ禍で仕事がなくなった」「母親の介護」の為、家で出来る事と言ったらブログを書く事だと思いついた旨、話していました。
タイトルの「ライオンの餌」にネットでは正直すぎて受けているようです。松島さんのがパソコンに向かってブログを書いている様子を撮影。その際、本棚が映されました。本棚からなめるように松島さんを狙う画面でした。その中で背表紙の本が並ばれている中、一冊だけ「見て欲しい」とばかりに表紙を表にしている雑誌がありました。
それが……。
「月刊Hanada」(飛鳥新社)です。「週刊文春」編集長などを経て「月刊WiLL」(ワックマガジンズ)の社長と対立して独立した花田紀凱氏が編集長を務める雑誌。百田尚樹、阿比留瑠比、小川榮太郎各氏などの執筆陣で保守というか、ネット右翼の論陣を張っています。
松島さんがどういう政治思想を抱いていようが、思想の自由ですが、ここぞとばかり表紙を大きく写させたであろう、松島トモ子さんの愛読者ぶりが垣間見えた訳です。(文◎編集部)
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