公開日:2020/09/30
最終更新日:2020/10/09

【包茎手術治療】クリニックの選定は「執刀医」で選ぶべき理由

投稿日:2020年9月30日 更新日:

包茎は男性が持つコンプレックスや悩みの中でも、特にナイーブな問題であり、人に相談しづらい悩みの一つと言えるでしょう。
そのような包茎の悩みを抱えている方は、全国でも数多く、包茎治療を受けるという方も多くなっています。
しかし、包茎手術を受けること自体、前向きになりづらいものであり、勇気がいることです。
仮性包茎を含めると、日本における包茎の方の割合は多く、多くの男性の悩みとなっていますが、この包茎治療をする上で、クリニックを選択する際に注意する点があります。
今回は、この包茎治療を行おうと思っている方に向けて、治療においてクリニックを選ぶポイントをご紹介していきます。

包茎手術は絶対失敗したくない

包茎手術を受けようと思っている方は、「絶対に失敗したくない」と思っていることでしょう。
治療自体に勇気がいることですし、コンプレックスに感じることや、重大な悩みになっている方など、ナイーブな問題となっているため、治療を受けるのであれば必ず成功させて明るい未来につなげたいと思っているでしょう。

治療をすること自体に勇気がいる

包茎治療は治療を受けること自体に勇気がいります。
包茎を治したいと思っても、男性の大事な部分にメスを入れることに抵抗を感じたり、痛い思いをするのではないかと思ったり、病院に行くこと自体恥ずかしかったりと、とても勇気がいることでしょう。
特に、誰にも悩みを打ち明けられずに病院に行った方が良いのか、自分で何とかするべきなのか、わからないまま放置しているという方も少なくないでしょう。
しかし、包茎は治療をしなければセックスを上手に行えなかったり、パートナーを満足させられなかったり、汚れが溜まり病気に繋がったりあまり良い影響はありません。
そのため、治療することがおすすめですが、なかなか前向きになれない方も多いでしょう。

コンプレックスの部分となるため何度も治療を受けたくない

包茎は、男性器の問題となるため、学生の頃からコンプレックスを感じていて、包茎であることで温泉や銭湯、裸になることなどに抵抗を感じている方も少なくないはずです。
このようにコンプレックスに感じている部分だからこそ、恥ずかしい思いをして勇気を出して治療に臨むのであれば、絶対に失敗したくないと思いますし、何度も病院に足を運んだり、治療を受けたりするのは避けたいと思うでしょう。

包茎手術の現状

包茎手術や治療における現在のクリニックの状況を見ていきましょう。
クリニックによって治療法や対応は異なりますが、すべてのクリニックにおいて満足の行く治療ができるとは限りません。

包茎治療は各クリニックで方法が異なる

包茎治療の方法はさまざまです。
それぞれのクリニックによって治療法は異なり、手術後の対応などもクリニックごとに違うため、満足の行く治療ができるかどうかは選択したクリニックによって変わるでしょう。
一つに例として、あるクリニックで治療を行った患者さんが、その後男性器の形状に違和感を覚え、改めてクリニックに相談に行ったところ、様子見をするように言われ、その後のケアもなく、不満足な結果となったということもあります。
その後、別のクリニックにおいて修正治療を行い、結局無駄な出費が増えたという方や、治療に満足いかず、包茎とはまた違う悩みを持つようになったということもあるでしょう。

さらには執刀医によって「クセ」がある

また、クリニックごとに異なるだけではなく、執刀医ごとにクセが違うのをご存知でしょうか。
包茎手術だけではなく、どのような手術においても、執刀医ごとに同じ手術ができるということはなく、一つ一つの動き方や、縫合の仕方一つとっても執刀医ごとにやり方は異なります。
大きく共通する部分があっても、執刀医は人間である以上、クセなどもあり、別の執刀医が全く同じ動きをするということはありません。
そのため、どのように良いクリニックでも、執刀医がしっかりした人でなければ、治療が成功するかどうかは全くわからないというのが現状です。
実際、執刀医を確認して治療に臨むという方は少なく、「クリニックだから専門医で安心だろう」と思って信頼していても、実際の執刀医は顔も見たことがない人だったということがあり得るのです。

アルバイト医師も存在する

信じがたい話かと思いますが、執刀医はアルバイトの可能性があります。
個人のクリニックであれば、院長がそのまま執刀医としてメスを握ることが一般的ですが、大きなクリニックなどでは、個人病院の院長がアルバイトで大きなクリニックの執刀をするということも現実的にあります。
このような場合、大きなクリニックだから安心と思っていても、実際に執刀するのは個人病院の医師となるため、大きなクリニックだから安心という信頼は失われるものとなるでしょう。

執刀医が見えるクリニックを選ぶべき理由

次に、執刀医が見えるクリニックを選ぶべき理由について見ていきましょう。

安心して治療に臨める

執刀医が見えるクリニックを選ぶことで、安心して治療に望めます。
ただでさえ不安が多い包茎治療ですが、執刀医の顏も見れない場合、誰が治療してくれるのかわからないまま治療に臨むのは余計に不安になるでしょう。
「この人が治療してくれるんだ」というのが分かるだけでも、不安要素は少なくなり、安心して治療に臨むことができ、治療にも前向きになれるでしょう。
また、治療後に何かあった場合には執刀医に相談すれば良いという安心感も生まれるでしょう。

相談する相手が明確になる

執刀医が見えるということは、相談する相手も見えるということです。
包茎治療は一生に一回でも、治療後に誰に相談すれば良いかわかるだけでも安心できるでしょう。
包茎治療がもし成功しなかったり、後遺症が残ったり、違和感を覚えたりしたときに、誰に相談したら良いのかわからない場合、治療をすること自体も不安になるでしょう。

包茎治療クリニックでの「アルバイト医師」とは

包茎治療を行うクリニックにおいて、執刀医がアルバイト医師である可能性もあります。

顔の見えないドクターは「アルバイト医師」の可能性がある

全国にある美容外科やクリニックなどでは、個人のクリニックを営む院長が自ら大手のクリニックにてアルバイト医師をしていることがあります。
自身でクリニックを営んでいるにもかかわらず他院でアルバイト医師をしているというのは考えにくいことですが、実際に現実としてそのような活動をしている医師の方は存在します。
患者さんからすると、大手のクリニックなので安心して治療が任せられると思ってきているのですから、いつも個人のクリニックで執刀している執刀医が自分の治療を行うと知ったら、どのように感じられるでしょう。
実際このようなケースはあり、知らない内に自分の思っていた医師とは別の執刀医が治療に当たっているというケースがあります。
そのため、執刀医としての顔が見えないケースにおいては、このようなアルバイト医師に執刀をお願いしているケースがあるため、執刀医の顔が見えることはとても重要なことです。

アルバイト医師のドクターは個人クリニックの院長?

逆に、個人のクリニックで信頼をしていた患者さんは、そのドクターが実は大手のクリニックなどで執刀していると知ったら、どのように感じるでしょうか。
個人のクリニックを選ぶ場合、大手のようなネームバリューで来るわけではなく、紹介やその執刀医を信頼して依頼することが多いと思いますので、患者さんからすると信頼を裏切られた気持ちになるのではないでしょうか。
特に、大手のクリニックは信頼できないと思って個人のクリニックを選択している患者さんにとっては、裏切られた気持ちが強くなるでしょう。
実際に、このようなことが起きており、執刀医が自らのクリニックとは別のところでアルバイトとして医師をしていることがあります。

クリニックによって「無料」「有料」のカウンセリング

クリニックによって、カウンセリングが無料の場合と、有料の場合があります。
もちろん、無料のカウンセリングを受けることがおすすめですが、有料になるケースとはどのようなものかを理解しておくと良いでしょう。

一生に何度も受ける治療ではないので無料で何度でも相談できるべき

包茎治療は生涯何度も受けるような治療ではありません。
そのため、治療をするまでに不安材料が消えるように何度もカウンセリングを受けることも人によっては必要となるでしょう。
一回の説明でしっかり理解出来ればよいですが、誰しもそのような理解力があるわけではありませんし、普段聞きなれない言葉なども飛び交うため、2回、3回と相談したいこともあるでしょう。
そのようなことから考えると、カウンセリングは無料で何度設けられた方が良いですが、そのようなクリニックばかりではありません。

手術を受けなければ有料になるケースも

クリニックによっては、カウンセリングが有料のところもあります。
そもそも無料でカウンセリングを行っていないところもあれば、はじめは無料だけど「当クリニックで治療しなければ後から有料」というクリニックも存在します。
また、治療後でも相談できるクリニックがおすすめです。
包茎治療をした後に何かあった場合に無料で相談できる環境があると安心して治療をすることができ、それだけでも不安材料は解消されるでしょう。
治療を行った後はあまり来ないでほしいというようなクリニックでは、治療後に相談も行きづらくなり、相談もしづらく、満足の行く治療にならない可能性があります。
アフターケアもしっかりしているところは、カウンセリングも親身になってくれるでしょう。

クリニック選びでのポイント

次に、包茎治療のクリニック選びでのポイントを見てきましょう。
ポイントとしては、院内環境を確認することや、術後のアフターケア対応、美容外科の併設、執刀医の顔が見えることなどが挙げられます。

院内環境を確認

まずは、院内環境の確認が必要です。
院内環境とは、クリニックの中が清潔に保たれているか、不衛生な印象はないか、消毒や清掃は行われているか、運営スタッフは清潔感があるかなどの確認や、設備やクリニックの備品など煩雑ではないか、整理整頓されているかなどを確認するだけでも、そのクリニックで安心して治療を受けられるところかというのは見えてくるでしょう。
院内環境がしっかりしているところは、スタッフの対応などもしっかりできているところが多いでしょう。

術後のアフターケア対応

次に、術後のアフターケアがどのような対応になるのかを確認するべきです。
「術後のアフターケアはどうなっていますか?」と質問したときに、「え?」というような反応や、「あまり皆さん来ませんよ」といったような感じでは、あまり対応してくれないと思った方が良いでしょう。
術後のアフターケアもしっかりしていますと自信をもって言ってもらえるようなクリニックを探すことが必要です。
術後、どこまでのアフターケアをしてくれるかは、クリニックごとに異なります。
例えば、術後、ペニスの形状が自分の思ったものと違うということや、違和感を覚えるようになったなど、包茎治療によっての後遺症など、修正治療にも対応してくれるのか、そもそも相談に乗ってくれるのかなど、事前に確認しておくことが必要です。
修正治療を別のクリニックで行っている患者さんも多く、その理油としては、他で治療をしたけどそこでは心配なのでという方も入れば、様子見してくださいと言われたり、時間外で対応できないと言われたり、相談に新味に乗ってくれないというようなものがあります。
一つのクリニックだけで完結させるためには、アフターケアも充実しているクリニックを探すことが必要です。
特に、アルバイト医師によって治療が行われた場合、その医師はクリニックにはいないため、別の意思での対応となってしまい、どのように治療したのか当人でないため、理解していないというケースも考えられ、対応に差が出てしまうでしょう。

美容外科の併設

美容外科の併設をしているかどうかも見ておくと良いでしょう。
包茎治療をしているクリニックの多くは、美容外科を併設していますが、美容外科が併設していることで、包茎治療とは別に見た目の部分で改善してほしいということや、その他の依頼も一緒にできる可能性があります。
また、治療後の傷痕を綺麗にする手技について、治療費に含まれていることがあるため、このようなものがオプションとして後から追加されないかどうかも見ておくポイントとなるでしょう。

料金体系がわかりやすいか

傷痕の部分でも言えますが、オプションやその他の追加料金が掛からないかどうかも確認しておくと良いでしょう。
治療費の表記がわかりやすくなっているか、説明の時点で後から追加になるような費用が無いかを確認し、どのようなケースだと治療費が多くなるのか、お金のことに関してはしっかり確認しておきましょう。
治療の内容がわからない、理解できない、料金についても聞きづらいというようなクリニックは決して良いクリニックとは言えませんので、別のクリニックを選択することも視野に入れ、怖がらずにしっかりと確認しておきましょう。

執刀医の顔が見えるか

そして、とても大切な指標として、執刀医の顔が見えるかどうかというところです。
これまでご紹介してきたように、執刀医の顔が見えるかどうかというのは、とても大きなポイントです。
執刀医が見えれば、相談できる方も明確にわかり、治療も安心して任せられるため、治療に対して前向きになることができるでしょう。
また、執刀医がわかることで、「この人が責任もって治療をしてくれる」ということが理解でき、術後の心配も減るでしょう。

執刀医の顔が見えるとはどのようなことか

執刀医の顏が見えることが重要とお伝えしてきましたが、執刀医の顏が見えるということは、どのようなことなのでしょうか。

単に「顔が確認できる」のではない

執刀医の顏がその言葉通り見えることは重要ですが、大切なのは執刀医の情報がしっかりと理解できることです。
例えば、誰が執刀してくれるかの説明がないままや紹介がないままだと治療に対して不安しか残らないと思いますが、執刀医の名前や顔、どれくらいの技術があるかがわかることで、そのような不安は解消されるでしょう。

医師の名前や顔写真・経歴や専門医の有無を確認

執刀医の顏が見るということは、医師の名前や顔写真、または顔を実際に見ること、話すこと、医師の経歴や資格などを見ること、実績などを確認することで医師のことについて理解でき、「この人なら安心だ」という気持ちになれるでしょう。
実際、クリニックの院長の名前や顔写真は出ていても、実際の執刀医の名前や顔が出ていないケースもあるため、不安であれば「執刀医は先生(あなた)ですか?」と確認すると良いでしょう。

認定専門医制度とは

技術指導医などは、大手クリニックのグループ内だけで技術指導をしているだけのケースもあります。
しかし、認定専門医制度に基づく形成外科専門医の認定を受けている場合、2年間の卒後初期臨床研修を終えた後に日本形成外科学会認定研修施設もしくは、教育関連施設にて4年間の後期研修を受けているため、6年間の研修に参加していて専門的な知識を学んでいることになります。
このような認定専門医の認定を受けているところの方が、正しい知識を持ち、信頼できる技術を保有していると思って良いでしょう。
特に、多くの臨床経験を持つ医師に執刀してもらうことで、安心して治療をお願いすることができます。

包茎治療費が多くかかるケースもある

包茎治療費として、思った以上に治療費が掛かるケースがあります。それはどのようなことなのか、見ていきましょう。

「美容外科的オプション治療」の落とし穴

美容外科的オプション治療というものがあり、どのような包茎治療を行うクリニックにおいても、包茎治療だけを行うというところは少なく、見た目の部分などの調整を行うケースが多いです。
そのため、包茎治療以外に美容外科的オプションとして別途追加費用が掛かるというクリニックがありますが、このような説明をしっかり受けないまま、治療費が上がっているということもあります。
一般的に、キレイにすることは当たり前ですが、そのような治療が必要ないケースもあるため、希望されない場合には治療費を増やすことは患者さんにとってプラスにはならないでしょう。

治療費について「わかりやすい」クリニックを選択するべき

先述した美容外科的オプションもそうですが、全体的に費用が分かりづらいようなクリニックは避けるべきでしょう。
治療費や治療の内容は、受ける患者さんがしっかり把握するべきですし、それをわかりやすく説明するのはクリニックの義務ともいえるでしょう。
治療費や治療内容についてしっかり説明してくれないようなクリニックは不親切なクリニックであり、そのようなところでは満足いく治療も受けられないと考えるべきでしょう。

検索サイトやランキングサイトでの上位クリニックは信頼できる?

クリニックを選ぶ上で、インターネットでのランキングサイトや検索サイトで上位表示しているクリニックは信頼できるのでしょうか。

ランキングサイトの運営会社に注目

ラインキングサイトや検索サイトの運営会社に注目してみると良いでしょう。
ランキングサイトを運営している会社は、インターネットのマーケティングを得意としており、そのようなIT企業が作っている可能性があります。
その場合、クリニックや治療については詳しくない企業が作っている可能性があるため、信頼できるかどうかは確認しづらいでしょう。

実際には無料カウンセリングを受けてみるべき

どのようなサイトに刑されているサイトでも、実際に無料カウンセリングを受けてみなければわからないというのが結論です。
その理由としては、やはり顔が見える執刀医がいるか、無料カウンセリングで親切に対応してもらえるか、親身になってくれるかなどを見ることが必要です。
サイトの情報だけに捉われず、実際に足を運んで執刀医の顏を確認してみることがおすすめです。

大切なのは治療をしてくれる執刀医を自分の目で確認すること

インターネットの情報もそうですし、テレビコマーシャルなども含めた広告、メディアの情報だけを信用せずに、自ら足を運んで実際に話を聞くことで、信頼できるクリニックを選択できるでしょう。

信頼できる執刀医を探すこと

信頼できるクリニックを探すには、信頼できる執刀医を探すことです。
執刀医の顔が見えて、技術や知識などから信頼できると判断した場合、それはクリニックを信頼するというよりも執刀医を信頼することになり、実際の治療の時にも安心して任せることができるでしょう。

納得のいかない治療は行わないこと

治療費や治療内容を含めてあまりしっかり説明をしてくれない場合や、納得できない場合には、治療を無理に進めずに、別のクリニックに相談してみることも必要です。
お医者さんはえらい存在と思わず、自分が納得できるまで、カウンセリングを受けることがおすすめです。

まとめ

ここまで、包茎治療におけるクリニック選びについて、大切なのは「執刀医の顔が見えるクリニックを選ぶべき」ということをお伝えしてきました。
包茎治療は一生に一回行うような治療となるため、治療は納得できるように進めることが必要です。
また、治療後に万が一、相談したい内容が出たときに、相談できる相手として執刀医を選択することが必要です。
納得できないまま治療を進めても、良い結果は生まれません。
納得できるまでカウンセリングを受け、納得してから治療に臨むようにしましょう。

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執筆者:

S