「分かってるのに取れない!」って来る日も来る日もくやしい思いをしてた時期があって…「やっぱり入っておけば良かった」とか「やっぱりここで逃げてはいけなかった」とかいつも飽きずに同じようなことをPCの前でつぶやいてました。fxの前に株トレをしてた頃です。
勉強していくうちに分かったのですが、この言葉のウラには人間の”認知のゆがみ”っていうのがあったんですね。わたしの例で説明しますと…
「やっぱり入っておけば良かった」
『直近偏向』という、過去に蓄積したデータや経験よりも直近のデータや経験に重きを置いてしまうゆがみです。「これで昨日負けたんだよね。またダマされるのかな?」とエントリを躊躇してしまうみたいな。あまりダマされたことのないわたしには大きな問題でした。
「やっぱりここで逃げてはいけなかった」
『損失回避』という、儲けられないことより損失を極度に嫌う傾向です。特に、一旦評価益が出た後にレートが揺らいで建値まで戻ってくると慌ててスクエアにしてしまったりして、せっかくいいエントリを台無しにしてました。
正体が分かっているといくぶん対処はしやすい訳ですが、これらを克服する方法は2つあると思ってて…
1. 検証結果が数値化されていて、自信の持てるルールでトレードする
2. 場慣れする(ある程度の値動きが想定内になるまで経験値を増やす)
実際には1と2のミックスだと思うのですが、まとめるとやはりこのつぶやき。
fairyさん@fanactal
トレードルールが安定してくるとメンタルで悩まなくなると思うんですよ。逆を言えば、メンタルだけ強化するのは難しいのかなと。 裁量トレーダーには自分のルールに基づいたトレードの成功体験の積み重ねが大切なんだと思ってます :)
2017年02月05日 16:59
最後に、メンタルの位置づけをイラストにするとこんな感じと思っていて、メンタルはスキルや知識を生かしてくれるものと思ってます。
金曜日ですね!
Have a lovely weekend☆
fa
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