宮城県内では、10月9日、新たに13人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。このうち11人はクラスターが確認された接待を伴う飲食店を訪れていました。
9日、県内で感染が確認されたのは、仙台市に住む10代から20代の女性12人と多賀城市に住む20代の女性のあわせて13人です。
仙台市の女性10人と多賀城市の女性は、10月5日に仙台市がクラスターの発生を公表した、仙台市内の「接待を伴う飲食店」を訪れていました。
このうち、20代のパートの女性は、青葉区にある特別養護老人ホームに勤めていて、仙台市は今後、スタッフや利用者など18人を検査する予定です。
この飲食店では、9日までに男性従業員20人と女性18人の感染が判明したことになります。
また、9日に感染が確認された13人のうち残る2人は、7日に感染が判明し、8日、公表された30代の男性会社員と同じ、仙台市内の酒類を提供する飲食店にいたということです。
仙台市は、検査対象者は10人程度とみて、詳しく調査しています。
宮城県内の感染確認は45日連続で、感染者の累計は474人となりました。