まちの話題をピックアップ
■優しい歌声とギターの音色でリラックス ~癒しの森のコンサート~
7月15日、但馬高原植物園で癒しの森のコンサートが開催され、シンガーソングライターの北小路(きたこうじ)直也さんが、アコースティックギターの弾き語りを披露しました。
屋外で予定されていたコンサートは、あいにくの天候のため、屋内での実施となりましたが、ギターの音色と優しいハイトーンボイス、窓越しに見える美しい自然が、約40分の心地よい癒しの空間をつくりました。
北小路さんのファンで三重県から訪れた塔ノ上(とうのうえ)真吾さんは「雨が降っている情景が歌詞とマッチするところがあり、とてもよかった」と語ってくれました。
■高校生がふるさとの将来を考える ~村岡高校「地域探求講演会」~
7月29日、村岡高校で地域探求講演会が開催されました。浜上町長が講師として「今後も、ふるさとのことを想いながら自分を磨いてもらいたい」と44人の生徒を激励しました。
その後高校生は、コロナから観光産業が立ち直る方法と少子高齢化と人口減少に打ち勝つための手だてについて、班に分かれて討論。「SNSを活用したPR」「公共交通の見直し」「ふるさと教育や山村留学の充実」などの意見を町長に提案しました。
3年生の西谷奈純(なすみ)さんは「今後は都市との差別化が重要なポイントになる。ふるさと教育や空き家の活用をしていることをアピールすることが大切だと学べました」と語りました。
■但州丸、実習を終え無事帰港 ~香住高校「多目的航海実習下船式」~
8月1日、香住漁港東港で多目的航海実習の下船式が行われ、香住高校海洋科学科3年生のオーシャンコース16人が実習の報告を行いました。
本航海では、7月22日から11日間の日程で、舞鶴港の見学や能登半島沖での釣獲実習などが行われました。
同校の榮羽(えいは)勝校長は「無事終えることができたことをうれしく思う。学んだ経験を生かして将来の日本の水産業を担う人材になることを期待します」と述べました。
実習生の西川和貴(かずき)さんは「操船実習や釣り実習など充実した実習ができました」と語り、「将来は船長になりたいです」と決意を新たにしていました。
■おさかな、い~っぱいとれたよ ~ジオパーク魚と元気っ子~
8月2日、三田浜海水浴場でジオパーク魚と元気っ子が開催されました。
例年、阪神間などからたくさんの人が訪れる同イベント。今年は参加者を但馬地区の小学生以下に縮小して地引網が行われました。
参加者は約150m沖に張られた網を「よいしょ、よいしょ」と手繰り寄せました。波打ち際まで引き上げるとアジやカマス、イシダイ、アカミズなどたくさんの魚がかかっているのが分かり、大喜び。袋いっぱいに持ち帰りました。
参加した寺川晋玄(しんげん)さんは「いろいろな魚がとれて楽しかった。お父さんが作ってくれる唐揚げが楽しみです」と目を輝かせていました。
■山の澄んだ空気を満喫 ~神香美の頂に登ろう~
8月10日、山の日記念登山「神香美(かみがみ)の頂に登ろう」が、香美町ふるさと山の会の主催で開催されました。
この日は畑、御崎、瀞川山、妙見山、蘇武岳、白菅山、高丸山、二蓮寺、内倉洞・峰山観音の9つのコースに参加者が分かれて登頂。蘇武岳コースでは、歩を進めながら生育しているブナ林を観察したり、クワガタを捕まえたりと大自然を満喫していました。
また、正午には各コースが順番にのろしをあげて連絡を取り合い、遠く離れた山からの合図が確認されると歓声が上がりました。
東大阪市の目黒彰吾さんは「コロナでたくさんのイベントが中止になるなか、澄んだ空気を味わうことができてよかった」と笑顔見せてくれました。
■火照った体を渓谷の水でクールダウン ~シャワークライミング~
8月22日、村岡区中央公民館主催の土曜チャレンジ学習「サタチャレ」の一環として、シャワークライミングが村岡区の山田渓谷で行われました。
この日は、村岡・小代区の小学生18人が参加。ヘルメットとライフジャケットを着用し、準備体操をした後に川へ入り、はしゃぎながらも転ばないように低い姿勢を取り、補助員として参加した村岡高校生の手をつかみつつ、上流を目指しました。
目的地には、流れが緩やかで深い場所があり、子どもたちは泳いだり、2mほどある岩の上から水に飛び込んだりして夏の暑さを吹き飛ばしていました。
参加した射添小4年の北村悠貴(はるき)さんは、「水が冷たくて楽しかった」と満足そうでした。
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