Gregg Semenza博士:ノーベル賞!!
Johns Hopkins UnivのGregg Semenza博士を含む3人の研究者に今年のノーベル生理医学賞が授与されることが決まりました。
感慨深いです。 同慶の至りです。
Kaelin氏の研究室出身者にも数多くの日本人研究者(近藤さん、Andy、英二郎)がいるのでおめでとう。
「2016 Albert Lasker Basic Medical Research AwardをGregg L. Semenza博士が受賞しました」に言いたい事は書きました。
この前来日の際の記事にも「Semenza博士の講演会を関西医科大学で開催しました」も合わせて読んでください。
こんなに身近な人が、しかもぼくも関わった研究でノーベル賞に届いたという事でぼくの基礎研究者としての人生は報われた感じがあります。
ここまでで一番しんどかったのは京大での8年間でした。
不整脈は出るしホントに死ぬかと思いました。
そう考えるとSemenza氏の研究室での2年半は天国でした。16時には家に帰って土曜日・日曜日も行かなかったけどいろんな研究成果が出ました。
今回の受賞理由もほとんどがこの時期に世界中で行われていた研究結果で学問分野の黎明期にどっぷりつかることができてこれも幸せでした。 そこから20年皆さんがこの分野を盛り上げてくれました。
とにかくよかった。 何かぼくも無敵感出てきました。