昨年度、川崎市の地域文化財に認定された「五反田川の甌穴群」。より多くの市民に甌穴群の存在を知ってもらおうと、五反田自治会(吉田輝久会長)は4月3日、位置を示す看板を設置した。
甌穴群が見られるのは生田駅南口バスロータリー付近。川底の岩盤が自然の力で削られてできた甌穴は、何百年にもおよぶ川の歴史を感じることができる。看板には「この下です」と矢印を記載。現在は看板の対岸にフェンスがあるため、甌穴が見づらい状況だが、6月には市が整備する予定だという。同自治会の吉田会長は「整備されればよく見えるようになる。そのときには、ぜひ見に来てもらいたい」と話している。
こいのぼり実行へ
同自治会が毎年続けている五反田川のこいのぼりは、予定通り実施。今年は10匹を新調し、近隣の寄付も受けながら約120匹を泳がせる。場所は生田駅南口付近から生田大橋付近まで。4月19日に設置し、5月6日まで見ることができる。
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