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 沖縄・尖閣諸島の大正島沖で11日午前10時45分すぎ、中国海警局所属の公船2隻が領海に侵入した。海上保安庁によると、2隻は領海内で漁をしていた日本漁船(総トン数9・7トン)に接近。海保の巡視船が間に入り退去するよう警告を続けているが、2隻は12日に入っても領海にとどまり続けている。

 中国公船が領海内で日本漁船に接近する事案は5、7、8月にもあり、今年に入ってから4回目。中国公船が39時間あまりとどまり続けた7月は、連続の侵入時間としては過去最長だった。