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食いたくもねえな、豚まんとやら

作者:竹仲法順

     *

 一体何考えてるのか?あのアホども。豚まん?そんなもの、表題に掲げた通り、食いたくもねえな。あの連中が作っているというだけで、毒でも入れてあるんじゃないかと思ってしまう。

 あんなオヤジのクソ会社など、早く潰してしまった方がいいのである。どうせ、続けても何にもいいことはないだろうね。赤字の垂れ流し、それだけで済むならいいが、おまけとして、家の看板に泥を塗りたくる行為。全く話にならない。

     *

 以前も別の紙幅で申し上げたと思うのだが、本来なら、亡き母の意向に沿えば、あの饅頭屋とやらも、もっといい方向に向かったはずである。何も人を傷つけずに、スムーズに営業できたと思える。それを家の一角を改造し、座敷にしてから他人を上げるなど、バカも休み休みってやつだ。

 まあ、オヤジなどもう数年で死ぬと思う。一つもいいことはないままにね。ボクの方は仮にあの町工場がなくなったとしても、この家で生きていくつもりである。それに時間もたっぷりある。別に饅頭屋が廃業しようが、困りも何もしないのだし、一切関係ない。単に喧しい連中が消えてくれるだけで、返って好都合なのである。

     *

 特定の人間を傷つけたり、貶めたりして続く繁栄などないね。何度でも言ってやろう。潰れて結構だと。別にないならないで、家の中が安泰だ。それにそういった何の意味もないことを考え付いたオヤジにも大いに責任がある。何が拘り・究極の豚まんなのか?あまりのセンスのなさに笑ってしまう。

 消費者側としては、ああいったまがい物を一切買わないことだね。戦で言えば、兵糧攻めと全く同じ。あえて買わないことで干乾しにするのである。そして自然と潰す。アイツらは売れなくなったら逃げていくぞ。結局はうちの家を利用することしか考えない、君側の奸・不義不忠の輩だ。ああいった連中は殺してしまっても構わないのである。斬首・死罪ぐらいされても、到底償えない。全く性質の悪い輩。下種としか思えないね。最低・最悪ランクだ。

     *

 まあ、いずれあの工場も事務所も閉鎖しますがね。用はないわけですから。勝手なことをした人間たちに罰が下る番だ。罰ゲーム。どんな罰がいいかな?流罪?絞首刑?銃殺刑?股割きの刑?いくらでも言ってやるぞ!勝手に人の家を散々利用して、そこの権威を貶めたのだからな。許されるはずはない。万死に値する。身を削ぐつもりで償え!お前らのしたことは立派な犯罪行為だ。

 ひとまず怒りに任せて、一筆書かせていただきました。

 ではまた。

                              (了)









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