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それ以降も電子楽器を使っていらっしゃったんですか? | |
T: | 1980年代はどっぷりでしたね。サンプラーも鍵盤が付いてるのがよくて、ローランドのS-50を最初に2台買いました。あれは丈夫で、イギリスと日本を何回往復したか分かんないですけど、全然壊れなかったですね。今では当たり前にCD-ROMとかで売っていますけど、民族楽器系の音が入っているのはS-50だけでしたから、よく僕の所に友達のキーボード・プレイヤーが音をもらいに来ましたし、デュラン・デュランのニック・ローズもマネして2台買いましたよ。 |
ボス、ローランドの製品の印象的な話は他にありますか? | |
T: | 一番長くつきあっているのはチューニング・メーターなんです(笑)。あれはもう20年壊れてないんです。音楽家にとって、機材は体の一部なんですよね。だから新しい製品がその馴れ親しんだものに勝るかと言うと、僕はNOと言いたいんです。 |
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その音の目標というのも、土屋さんの中でもいろんな時代によって、曲によって、一緒に演奏する相手によって変わるわけですよね。 | |
T: | 変わりますね。今回リチャード・バルビエリと一緒に演奏するわけですが、彼は今回全部ローランドのキーボードを使って、音源もデジタルという前提があるので、僕が普段使っているアナログのエフェクターのセッティングに、GT-8とかの音を上手くプラスして混ぜてあげるとキレイに彼のキーボードの音と混ざるんですよね。今まであまりデジタルのエフェクトをギターには使ってこなかったんですけど、今回GT-8を使ってみて、結構ハマりましたね。 |
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