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内海新聞1557 2020/10/11●新型コロナで肺がん患者が急増

 内 海 新 聞…★(2020/10/11 No.1557) 
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武田学校
(見出し)
医療●新型コロナで肺がん患者が急増
編集部●内海君関連本の紹介
(本文)
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医療●新型コロナで肺がん患者が急増
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「肺がんになった。どうしよう」という方からの相談がありました。

みなさん、肺がんって……高齢者の人だと思うでしょ?

それが……30代なんですよ。

■新型コロナ流行で肺がんが増える可能性

「がん」というのは、若い人と高齢者で進行が違います。

「がん」は、超簡単に言うと細胞分裂と増殖の失敗が繰り返されて、自分でまともに直せない……状態です。

人間の細胞は毎日「作っては壊し」の連続で、それって……無駄のように思うでしょうけど、有機生命体の我々が100年近く長生きするのは……「常に体の細胞を新しいものに更新できたり、壊れたものを修復できる」からです。

でも、そのサイクルが乱れたり異常だと、がんになるわけです。

通常、体内での「異常細胞」は、免疫機構によって発見され、除去されます。

でも、がんの場合自分の体の一部なので「免疫機構に発見されない身内」だから、どんどん増殖できちゃいます。

ということで、高齢者は「細胞分裂や増殖がとろくなる」ので、ケガの治りも悪いけど、がん細胞の増殖スピードも遅くなります。

なので、高齢者の場合は、がんの除去にムリして手術し体力を失うより、がんと共存して余命を全うしたほうがいい場合も多い。

そもそも、がんになっても「がん細胞自体」で死ぬわけでなく「合併症や併発した病気」で死ぬことがほとんどなのです。

いっぽうで若い人は成長盛んなので細胞分裂が活発だし早いです。だから……がん細胞の増殖スピードが速くなります。

若い人が発がんすると予後が悪くなるのは……そのためです。

がんは、だいたい11年ぐらいじっくり時間をかけて直径が数ミリになって、それ以後は1センチ、2センチと急激に巨大化してくる。

ちなみに、ステージ0や1で内視鏡などの手術で予後も再発リスクが減って安心していけるレベルは直径1センチまでの段階です。たかが1センチ……って細胞の世界では「大きな話」なんだよ。

だから、検査でその段階で見つけられれば……だいぶ気が楽かな。それ、覚えておいてね。

通常は、我々の免疫機構は30代を山に……低下していきます。このグラフがわかりやすい。

★免疫は年齢とともに低下。感染症にかかりやすくなります(サントリー)

なんだけど30代で「肺がん」って?ちょっと私のほうが驚きました。でも、統計上は20代、30代でも肺がんって……ゼロじゃないから。

どうして見つかったかというと、そもそも若いんで「がん検診」もしていない。家で呼吸が苦しくなり救急車に運ばれ市民病院の内科を受診したら肺炎ぽかったので「今はやりのコロナ?」じゃないかなと思って、医師が肺のCTを撮った。

そうしたら……コロナじゃなく……「肺がんの芽」が見つかった……というわけです。

私の母は肺腺がんでしたが、どうして見つかったか?というと、何気なく受けた区の検診で肺レントゲン撮ったら、白くなっていたので……「あれ?」となって、肺がんが見つかりました。

でも、レントゲンで見つかる……ってレベルは相当遅いんです。母の肺がん細胞は大きさが8センチになっていて……しかも肺動脈にからみついて成長していました。

ステージ0や1で見つけるためには、今のところCTがたぶん一番いいだろうと思います。

でも、だからといって毎月、CTかけるのも……放射線被ばくで発がんする……アホみたいな結果になるので、勧められないです。

「じゃあ、いったい?どうやってステージ0や1で見つければいいんだ?」
となりますよね。

まあ、年1回の胸部CT……うーん。

ちなみに、私の主治医の大学病院医師は「CTは放射線被ばくの発がんリスクを考え、患者さんにはCTやってもらって悪いけど当の自分自身はなるべくしないです」と言っています(笑)

母の場合すでに脳転移も始まっていて「ステージ4」になりました。呼吸器外科での切除は不能……でした。ということで「半年の余命」といわれ、粘りましたが1年10カ月ぐらいで亡くなりました。

あの時の、苦渋と毎日の治療法探索の苦労が……こういう時に生きる。

■医師と治療戦略しっかり話し合っていますか?

なんかの病気であなたは、病院行きますよね?
今は血液検査がほとんどされると思います。

なぜなら「検査データの分析でほとんどの病気がわかる」からです。

患者の「症状のうったえ」は問診といって、医者の病気診断のプロセスでは確かに大事なのですが、患者自体が「正常に正確に」話すことはないので。

だいたい「発熱いつからですか?」と言われて「昨日何時から」と精密に言える人は意外といないでしょう。

私が思うに医師にかかるなら、ふだんから「身長、体重、体温、起きた時刻、寝た時刻、食事の内容、運動の内容、痛みや体調の様子」を「日記」にして、医師にかかるときか、事前に一覧にして渡し読んでもらったほうがいいです。

こういうのクラウドやスマホで患者がふだんメモできるようにして、医師の診断時にPCの画面でぱっと出るようにしたら……いいんですけどね。

まあ、たいていの医師は血液・尿検査、さらにCT画像で「病気の診断」を行います。

特に、CTやMRIのような「画像診断」がすごいのは、あれ、1回とると優秀な放射線科医が「読影」といって「画像の中にあるあらゆる病気の可能性」を見つけてくれるのです。

つまり、この画像診断の読影が……自分が思ってもいなかった病気の発見につながる……わけです。

■CT画像から病気を見つけられる医師は「限られている」

ちなみにCT画像の読影は、その辺の内科医・外科医でもできないです。覚えておいてね。
これ自体が「別の専門技術」なんです。

医師で訓練されて日常的にCT・MRI画像の読影ができるのは脳神経外科のドクターぐらいです。彼らは秒単位で対応しないといけない脳神経外科手術なので自分で画像みてジャッジしていかないといけないから……必要なんです。

だから、たいていの内科医・外科医でも「CT画像」を患者に見せてはいるけど……「他の病気まで」みつける……技能はないです。

あなたにとって、一番いいのは病院でCTやMRIかけたら

「先生、すみませんが、CTやMRIの診断結果コピーしてもらえますか?」
と言ってもらってくることです。

まともな先生なら「どうぞ、どうぞ」とすぐレーザープリンターで結果を出してくれます。
レポートの印刷程度ならお金もかからない。

そこに、放射線科医の「読影」の結果がレポートされています。「肝硬変の疑いがあり」とかちゃんと書いてあります。

CTの画像は多くの情報が詰まっています。下手に患者のうろ覚えでいい加減な返事をされる問診しているより、こっちを見たほうが早いし正確……。

OK?ハムハム……あ、寝てちゃダメだよ?あなたの生死がかかっている大事な話だよ。

ということで「コロナの肺炎じゃないか?」と、呼吸器の病気を調べていたら……ついでに「肺がんの卵」が見つかるということです。

なので、コロナ時代になって、多くの人が「PCR検査陽性」にこれからすごい数なっていくので、同時に肺炎重症化を防ぐため今まで撮っていなかった人も、胸部CTを積極的に撮ることになる。

すると、いっぽうでこれまで見落としていた、受診もせず自覚していなかった「早期肺がん」も発見率が上がってくる……ということです。

OK?ハムハム

■で、肺がんだと言われて、どうすればいい?

私の時は今から、もう14年ぐらい前。内海新聞で「肺がんステージ4」の連載しましたからね。

あの時は「がん治療は、外科手術で除去が第一、ムリなら抗がん剤、ダメなら放射線、最後しかたなければ免疫でも健康食品でもやれば」
でした。

それから医学も進んだと……思いたいのですが……実は……たいして変わっていない。

今回も、相談者は「手術で除去」を医師から言われました。

……その一報を聞いて、私は「まだ、外科か?」と思いました。いい加減、放射線や免疫治療で済ませたいですよね。

それに「肺がんの外科手術」ってどんなものか知ってます?

私の記憶では、正当な呼吸器外科では、ろっ骨をのこぎりで切って、肺を露出して手術するので傷口の縫い跡が上半身、野球のグローブのようになり、女の人なら……目も当てられない体になっちゃいます。

■手術の方法にどのような方法がありますか?(開胸手術 対 VATS)■(中頭病院)

とりあえず、彼には
「主治医の診断結果をもらってほしい。ステージが0なのか、1なのか?」
と聞いたのですが、

……ここでも「これまでの常識が通用しない」

「それが、主治医はわからない?というのです」

「は?それで切るの?」
「どうも、実際に肺を切って疑わしい細胞を取ってみないと、がんかどうか?わからない?というのです」
「うわー、こわいことするな」

通常、肺がんだとなってきたら……「内視鏡」気管支鏡検査で事前に確認するけどな。

でも、この気管支鏡検査も「失敗すると血管や肺を傷つける」リスクがあるのと「細胞を取り出すときに、こぼれ落ちると、それががん細胞だとかえって広げるリスク」があります。

なので、簡単にできるわけでもないです。

「どうも、疑わしい部分が、肺の端のほうにあるので気管支鏡検査ができない。実際に切ってみないとわからない」

……あーあ、こういうこともあるんだね。

で、この時点で「え?PETでわからないの?」と言う人が出るけど、PET-CTで最初からがんを発見するというのは……ダメなんです。

PETはあくまで「がんが全身にどれだけ転移しているか?」の目安にしかならない。そこが、がんかどうか?を判断するものではないので。

そもそも、がんというのは「悪性腫瘍」です。実は同じがんでも「良性」の場合は、がんとならず「良性腫瘍」となります。

え?悪性って……どういうこと?それは「がん細胞が周りの細胞や臓器と一体化しているか?」というポイントです。

がん細胞がこぶのように「固形」で「周囲の細胞や臓器と一緒でなければ」……これは、外科手術で物理的に取ったり、放射線でたたけば「消滅」できます。以後も健康になれる道があるけど、「悪性」の場合は、周囲の細胞と一緒になっていたり、臓器を侵食しているので「周囲も全部取り去る」「臓器も取り出す」必要が出てくるわけです。

でも「臓器を取り出す」と……人間生きられなくなる。だから困るんです。

それに「見た目の臓器や細胞のどこまでがんと一緒か?見ただけではわからないよね?」

だから「疑わしいエリアは全部取っちゃう」ことになる。

その細胞が「悪性」か「良性」かは、手術中にいったん細胞を取り出し病理検査でチェックしないといけません。

なので、手術中に「これ悪性」ってなれば「周辺細胞、臓器も含めて切除」……となります。本人にとって……「臓器は取られるわ」「再発や転移におびえる」ことになる、最悪のパターンです。

私がね、こうやって相談者の病気の相談、自分や身内の病気の問題で一番直面するのは「医師は簡単に手術すればいい」と言っちゃうけど「それが、どうなるか?」は言わないことがほとんどなんです。

ね?コロナ診断で発覚する肺がんひとつとっても……ぜんぜん簡単じゃすまないでしょ?

わかった読者は、人ごとじゃなくて、ただちに「がん保険」入っておいてください。入って90日以上すぎてから医師にかかるしかないです。

がん保険は、どうぶつのキャラじゃないほうがいいよ。あれヤバいんで。
ここでクレームが少ない会社のほうがいいかも。

★生命保険各社の苦情受付情報・保険金等お支払情報について(生命保険協会)

よくあるトラブルの元が
「手術したら治るけど、一生、免疫抑制剤を飲んで、生活や仕事、スポーツに影響がこれだけ出る」
とは、医師もきちんと言ってくれないんだよな。

たいていの患者は無知だし病理も知らない。治療法の意味も知らない……だから「先生お願いします」になるけど、手術してから「あれ?こんなことになるの?」ってわかってないよね?それで、苦しむことになる。

私は、それを未然に防ぐため、患者側としての防御策を考えてあげるのです。

なので、この方には「医師にこう聞いてみてください」とアドバイスしました。

こういう場合「文書」で事前に医師に手紙を渡すか、メールすればいいです。
じゃないと、口で言うと「言った言わない」「忘れちゃう」んで。

一番いいのは、メモや書き物ができる家族や身内が患者と一緒に同席して医師の説明や質疑を日時・場所とともに記録してあげることです。

 ICレコーダーで隠し撮り……も、医療訴訟増えたのでやる人もいるんでしょうけど、まあ、私は普通に記録やメモを事務的にしておけば十分かと思います。

論理的に文書のやりとりにすると、お互いいいんです。

みなさんも、この私のやり方をまねして、医師と今後やりとりするようにしてみてください。すると、疑問や不安を解消できるし、世間の「怪しい治療法」に惑わされることもなくなります。

今回の医師らは、きちんと患者からの問いに答えてきました。

■私が主治医に聞くように言った内容と医師の回答

1.手術する場合、呼吸器外科でどういう手術になりますか?予後は?

  (1)肺がんのスタンダードな外科手術だと、背中から大きく切り裂いて、ろっ骨を切断して肺を切除するので
  けっこう、傷跡もですけど、派手な手術です。そこまでするのでしょうか?入院期間は?
  
 【答】昔の手術はそのように大変だった。
   入院期間は、入院してから1週間ぐらい。手術は入院翌日。

  (2)内視鏡で手術できるか?予後は?→入院日数は圧倒的に短い。たぶん痛みもほとんどない。
    【答】内視鏡手術します。手術後の経過は呼吸器内科でみてもらいます。
      極めて早い段階ですよ、ガンだった場合。
      この年代の人は、まず検診とか受けないけど、たまたま見つかった。
      同様の患者さんで、手術した際、ガンと判明したケースもあり。

  (3)肺の切除はどれぐらいすることになりますか?片肺、部分だけ?全部摘出か?
     その後日常生活に問題はないですか。ずっと薬を飲む必要がありますか?
     肺がんが厄介なのは、一番血液がスポンジのように循環するところなので、がんが発生すると「カビのように」
     あちこち「ボコボコ」出てきてしまうそうです。もぐらたたきになるので、疑わしいところ全部とっちゃうはめになる。

        【答】部分切除(病理検査でガンでなかった場合)
       左下葉切除(病理検査でガンだった場合)

  (4)今回手術した場合、再発率はどれぐらいですか?
    【答】ステージにもよりますが、今回ステージIだとおもいますので、ほとんどないのではないでしょうか。
      呼吸器内科で聞いてもいいんじゃないでしょうか。

  (5)術後の放射線あるいは、抗がん剤、免疫治療は可能か。必要か?
    【答】まず必要ありません。

2.IMRTの強度変調放射線で治療できませんか(ノバリス、サイバーナイフなど)
  手術のほうがいいですか?

 【答】肺ガンの診断ができていない。そのため、手術で肺癌の診断はわかるし
   肺癌とわかった次点で、そのまま手術ができるため確実。
   診断がつかない状態での放射線治療はおすすめしない、副作用もあるため

3.抗がん剤(イレッサ)などで、たたけないですか。(肺がんは抗がん剤が効きやすい)
  ステージが低いうちに使って、全滅させたほうが効率がいいと思います。

 【答】肺ガンだと診断ができていないし、副作用のほうが大きい

4.免疫治療やってみて経過観察しても拡大が止まらなければ手術する方針は可能ですか?
 【答】民間の免疫治療ですか、精度や効果の確率がどうなのかなって思います。おすすめしない。

5.今回の病変が経過観察中で放置した場合、手術できなくなる限界の状態に大きさになるまでに、何年ぐらいかかりますか?

 【答】まず、肺ガンだという診断がついていない。

   年単位で倍になるのと、あるときから早くなるためなんともいえない。
   大体2センチのガッチリした白い塊(CTスキャンでみた時)のときから早くなる。

   現状は、1.5センチぐらいのぼや?っとした影だが、個人差があるのでなんとも言えない。

   お年寄りでも、免疫力で変わってくるので、早い人もいれば遅い人もいる。
   ただ、治療を伸ばすのは胸膜が厚くなっているため、1~2ヶ月なら容認できるが、半年以上はやめたほうがいい。

   理由は、胸膜播種になるおそれがあり、今度は外科手術自体ができなくなる。
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手術をする場合、下記の流れとなるようです。

1.呼吸器外科の先生が内視鏡で当日、疑わしい組織をとる(15分ほど)

2.それを、病理検査で悪性かどうか判定する(30分ほど)

3.判定を待って、悪性なら、その場で手術に切替え左下葉切除(2時間ほど)
  悪性でないなら、ここで終わり。

4.左下葉切除の場合ですが、以後の日常生活に影響はほとんどないとのことでした。
  残った、左上葉は少し膨らむそうです。
  運動についても特にこれはダメとかはありませんでした。

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でも、ここまで読んで「あー、そうか?」と「信じる」人も多いんですよね。甘いな。

私からすると「なぜそうなのか?具体的なデータやそう結論する意味を教えてほしい」と思います。医師はまだ「オブラート」で患者に「真実」を隠しています。

だけど、私は「最後まで確認」を続けます。再度以下の質問を手術を担当する医師らに「ダメもと」で聞くようにと。

すると……医師らの本音がやっとこの時点でわかるのです。

■大学病院呼吸器内科医師の回答

1.切らずに済む方法ないだろうか?

 【答】代替手術があるとすれば、放射線だとおもいますが
   切ってとるほうが確実。肺の表面に近いところにあるので、治療しないまま経過はみないほうがいい
   ガンだった場合、顔をだすと厄介なことになります。

2.1つの小さながんで、左下葉全部切除しないといけないのは大げさでは?
   なぜそうしないといけないのですか。
   見つけたがんだけ、その都度、切除するだけではダメでしょうか?

 【答】場合によっては、S6という部分的にとる手術、縮小手術っていうんですけど
   そういう選択肢も無い訳じゃないかもしれないけど、外科の専門になりますので
   一回、外科の方にも受診されたほうがいいかもしれませんね。

●抗がん剤や免疫療法でたたく選択肢がダメな理由

3.内視鏡の病理検査で悪性なら、抗がん剤か免疫療法で一回
  潜在的ながんをたたいて、ゼロにしてから、それでも再発してくるようなら
  外科で切除するという風にはできないでしょうか。

 【答】抗がん剤・免疫療法は、ガンを縮小させる効果はあるがゼロにすることはできない。
   また、縮小させる効果は半分にも満たないため、一般的ではないです。
   抗がん剤治療でも、局所的なガンに対して、全身的に影響がでるため副作用が大きいです。

●放射線療法でたたく選択肢がダメな理由

4.あるいは、以後の再発は、再度内視鏡あるいは、放射線のIMRTの
  ピンポイント治療(サイバーナイフやノバリスなど)で対処できないか?

 【答】縮小率が80%以上とかであれば、方法として成り立ちますが、そこまではありません。
   手術でとることができるのであれば、そちらの方が確実です。

●手術で後遺症が残るか?ずっと薬漬けになるのか?

5.内視鏡で済んだ場合、以後の通院の頻度と、投薬はあるか。いずれ通わなくてもよくなるか?
  ずっと、監視するのか?
  生活での注意はありますか?(スポーツや飲酒、過労に耐えられるかなど)

 【答】術後の経過をみて、よければ半年に1回とか、1年に1回とかで大丈夫だと思います。
  日常生活を送る上では影響なはいと思います。
    
6.外科で左下葉切除した場合、以後の通院の頻度、投薬はあるか。
  ずっと、監視するのか?
  生活での注意はありますか?(スポーツや飲酒、過労に耐えられるかなど)

 【答】手術で採って、それを顕微鏡でみて、ガンの広がりが本当に早期かどうか
   1期ですめば、多くの場合は経過観察です。

   2期とか3期と判断されると、たとえばリンパが陽性だったりとか
   いろんな要素があると術後に補助治療として、抗がん剤を選択することもあります。

   おそらく前者だと思いますが、画像での判断と、実際に採ってみて
   顕微鏡での判断とで違うこともあります。

   術後の経過になりますが、通院は2、3ヶ月おきぐらいになると思います。

   左下葉全部切除した場合、肺活量が落ちてスポーツする場合に
   普段より息切れしやすくなる可能性はあります。
   他は、日常生活を送る上では影響はないと思います。

   縮小手術になれば、そう大きな影響はないと思います。

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■わかる、見えてくる治療方針

結論としては、肺を切除してまったく影響がないわけではないです。
激しい運動をするときに、どうしても影響は残る。
けれど、それ以外ではだいじょうぶなようですね。

ただ、放置してがんだと、大変なのでやっぱり手術したほうがいいということになる。

手術なしで抗がん剤や放射線、免疫療法で済ませられるわけでもないようです。

■ステージ0や1でも、こんなに苦労するもんな

びっくりしたのは、この方の手術の説明をしたのが当初「消火器外科医」だったことです。
え?なんで、腸の専門家が肺がんの担当している?

意味不明なので本人に聞いたら、この市民病院は診療科が崩壊しており、なんと呼吸器外科がそもそも、ありませんでした。

小泉純一郎が首相時代行った「地方医療の破壊」は、こんなところまで影響しているのです。地方の医療体制はホントボロボロなんです。

なのに、どうして……答えられるか?というと、主治医が大学病院の呼吸器外科に、その都度、問い合わせていました。

これでは「糸電話」です。実際の手術もその大学病院の執刀医が「派遣」でやると……。
いやあ、そりゃ体制が整っている「本丸」でやるべきだろ……。

私がアドバイスしたのは「その、おおもとの大学病院に転院して手術を受けたほうがいい」

というのは、がん、私のような糖尿病もそうなんですけど「ひとつの病気対応では済まない」ことが多いからです。

どのみち経過観察で通うことになるのと、診療科を多数もつ総合病院に入院したほうが対応の選択肢と能力も増えます。

あと、カルテや検査データの集積ができて総合的な治療判断が医師もしやすくなります。血液検査やCT画像ひとつとっても病院が違うとそこでも検査しなおしたり、撮り直すので……。なるべくなら病院を分散しないほうがいいんです。

この方は、大学病院に転院しました。別に主治医も嫌がりませんでした。
当たり前ですよね。守備範囲以外の患者を無理してやるほうがこわいですから……。

■切ってみないとわからない……落とし穴

私は自分が同じ立場だったら……どうする?で考えます。

まず、そもそも「外科手術は、やだなー、切らないで済ませられないの?」と思うわけです。

世間では、IMRT(強度変調放射線治療)によるノバリスやサイバーナイフのような「ピンポイントで精密にがん細胞をたたける」技術があります。

でも、肺の場合……呼吸で動くので……しづらい。もちろん、ノバリスやサイバーナイフは「手ぶれ補正」の高度な技術があるのだけど……でも、やっぱ日本の医学界の現場ではいまだに「外科手術が第一」なのです。

それに、今回は「まだ肺がんと認定できていないから、抗がん剤や放射線を当てていいか?判断できない」

「だったら病理診断が確実に行える内視鏡手術でいったん組織をとって、悪性だったらセオリーどおり肺切除を行う」

……と、呼吸器外科医師らは「ジャッジ」したわけです。

呼吸器学会の動向も調べたけど「はっきりがんかわからないけど、CTでもやもやの状態の場合は、ほぼがんのことが多い」ということでした。なるほどね。

ちなみに、本丸の呼吸器外科の執刀教授も調べましたが「医師としてのレベルは問題なかった」
じゃあ、しょうがない。

まあ……論理的にはそうなんですけど。実はこれって「内視鏡で悪性だったら」「片側の肺の半分を切リ取る」という手術なのです。

「肺取っちゃうの?」
……自分だったら、やだな。老人なら後死ぬだけだから、あきらめてやるけど未来がある30代でしょ?肺を全部残したいよ。

なので、私は「取らないで済まないか?食い下がる」

えーと、呼吸器外科の論文も調べました。でも、やっぱ、このステージが0とか1の場合「判断がしづらい」

がん……というのは「そこに1つあったら」「周囲か、全身どこかに既に血液で回っている」と考えるのがセオリーです。

見えなくても……いずれ、出現してくる。

特に肺は他の臓器と違って

「スポンジのような臓器で全身の血液が常時めぐる。だから全身への転移も早い。
血液は脳にも行くから脳にも転移しやすい。肺組織は細胞分裂が最も早いところなので、がんの成長や発達も早い……」という「不利な場所」です。

なので、切るしかないのか……。でも母の時といまだに一緒で
「がんは、手術で切れるうちが華」
「切れないときはダメ」
……あのセオリーが、14年経った今もまだ変わっていないのです。

■呼吸器外科と呼吸器内科の「温度差」

あと、同じ総合病院、大学病院のくせに「診療科の仲悪さ」がけっこうあります。
そんなの世間の「良い病院ランキング」なんかに出るわけないよ。

母は東京女子医大の脳神経外科に入院して脳転移の治療にガンマナイフをやったのですが(当時ガンマナイフを先端的に入れて活用していたのは東京女子医大、東大、NTT東日本関東病院)

呼吸器内科でのフォローも女子医大にうつそうと思いました。それまでは新宿の東京医大だったのですが、あの病院はとことんアウトだったので……。

でも、担当した女子医大の脳神経外科の医師は
「うちの呼吸器内科も評判悪いから、行かないほうがいいよ?行くの?」
と言われました。

……なかなか言うね(笑)

というか肺がんの場合、呼吸器内科は「治療にやる気なし」がほとんどです。
「積極的に直しましょう」とやるのは「呼吸器外科」です。

抗がん剤治療なんて……呼吸器内科がやるものだと……思っていますよね。

実際は、呼吸器外科でもやるんで。つまり、肺がんをトータルに直すのは呼吸器外科なんですよ。

だから肺がん治療で、とことん戦おうという……攻めのスタンスで治療に臨みたければ呼吸器外科に受け持ってもらった方がいいです。

うちの母の場合、最初から手術不可になったので最後まで呼吸器外科の担当になれませんでした。

今回も、私が、医師に質問をしたら

「呼吸器内科と外科の温度差がやっぱりあった」
と言われました。

というのは「大学病院に転院する場合、呼吸器外科に行くと、すぐ手術されるので、最初は呼吸器内科に行った方がいいよ」と

主治医に「アドバイス」されたというのです(笑)

ほーら、見えない「トラップ」がいっぱいある。しゃくし定規に世間の「よい医者ランキング」の本や雑誌特集……で「期待と夢」膨らませないことだね。あれは、詐欺。

私は彼に言ったのですが「どうしても、各病院は手術件数を競うようになっている。ランキングを上げたらいいという医学界での評判がある」

外科医にとって「手術件数が多い」は……名誉や患者獲得=病院収益の向上になる。
だから「とにかく、切っちまえ」になる。

外科医と話すと「じゃあ、手術しましょう」って、向こうが元気だからね(笑)

■手術はしたくないよね

でも、手術って2020年になっても「リスク」はあるので。どんなに小さい手術でも、手術なんです。

OK?ハムハム。だから、僕は「なるべく手術しないで済ませたい」んだ。

私の母は、心臓ペースメーカーを入れていました。5年から10年ぐらいで電池が切れると手術して交換です。3度やった。

最初の手術は三井記念病院でやって失敗しました。父が病院と大ゲンカになりました。執刀医が学会発表だとか抜かして、インターンにやらせました。数時間もかからず終わるはずのペースメーカーの手術で1カ月以上入院しました。

最初から「簡単な手術だから」と言われていました。

ひどいんで退院してから、当時心臓外科では日本トップクラスの榊原記念病院に行くようにしました。以後の手術はそちらでやりました。榊原はちゃんとしていました。

でも、新宿の東京医大で肺がんが診断され入院している最中、ペースメーカーの交換時期になりました。東京医大で「うちで交換できるから、うちで手術しましょう」と言われて、母は言いなりになっていました。

ある日、母が夜に電話してきました
「ここ、こわい。この病院、逃げたい。」
「どうしたの?」
「ペースメーカーの交換すると言っておきながら、お医者さんたちが【これどこの機種だ?】【わからない】【どうしよう】と言っている」

……それ、やばいでしょ?そんなレベルで手術させるのはまずい。

私は、速やかに東京医大から榊原記念病院に「脱出」させました。驚いたのは東京医大が榊原への転院を嫌がったことです。まともな病院はセカンドオピニオンや他病院での治療の可能性を患者が探すことには協力的です。

榊原の心臓外科の部長と話しました。

「ペースメーカーの手術は世間的には簡単だと聞いていますが」

「いや?それはないです。お母さんのペースメーカーは10年近い埋め込みと動作の間で、本体につながれている電線が体の組織と癒着していて、それをムリして除去すると危険な場合もある。状況によってはそのままにして、新たな線を埋め込むことになるかもしれない。」

……そんなこと、東京医大の医師らは考えてもいない。

「だから、いろいろな問題があるのですよ。手術は。世間ではペースメーカーの手術は簡単だとあおられて、あちこちで気軽にやっている。けれど、ちゃんと手術ができる病院は限られるんです。」

あと、この時「専門外」だと医師はまるで「別の病気には興味ない」ということにも直面しました。

「あのう、母は、ずっと榊原でフォローしてもらって胸は見てもらっているのに、なぜ今日まで肺がんがわからなかったのでしょうか……」

「あー、我々は心臓専門だから心臓ばかり見ているもので、そこまで見ない傾向ある」
部長はすまなそうに言いました。母の肺がんは心臓の裏側で育っていました。

ということなんで、肺がんは自分から意識的に呼吸器外科・内科でみてもらっておかないと……他の医師も「知らない」ことになる。

結果として、肺がん状況下でしたがペースメーカーの手術については無事成功しました。何せ心臓が止まったら、がん治療以前に終わりなんで。

そして、母が亡くなったとき主治医が不思議がったそうです。
「あれ?脳波がないのに心臓が動いている」
「おかしいな?」
調べたら
「ペースメーカーが動作して心臓を動かしていた」

……榊原記念病院できちんと埋め込まれたペースメーカーは最後まで母を生かそうと動き続けていました。

(内海君:小市民)

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社会●観ておくといい映画・テレビ感想募集
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新型コロナや今後わたしたちが受ける苦難を理解するのに大事なので、以下のテレビ・映画を観るといいです。観たら感想を私にください。
u23news@yahoo.co.jp
まで

■「アイランド」2005年

臓器移植のためクローン人間をつくる国家機密の陰謀を知ったクローンらが施設から脱走。仲間のクローン人間たちを助けるため戦う。科学考証もすぐれており現在のiPS細胞やSTAP細胞の未来と問題を描いたSF超大作。

■「マイノリティレポート」2002年

スピルバーグ監督でトム=クルーズ主演の話題作。近未来の「ユビキタス」「IT監視社会」の恐怖を予言し、スリリングかつ見事に描いたSF超大作。

■「サバイバルファミリー」2017年

ある日突然、電気が日本国内で止まる。団地に住む一家は実家のある鹿児島目指して自転車で避難を始めるが……

内海新聞でさんざん警告してきた「人類カタストロフィー」を実感できる映画

■「日本沈没」1973年

小松左京原作、今から47年前の当時としては驚異的な科学考証、CGなしにも関わらずウルトラマン由来の特撮で繰り広げられる日本破滅のカタストロフィーが見事に描かれている傑作。

今後の日本を予言した不気味な内容である。

■「感染列島」2008年

新型鳥インフルエンザのような謎のウイルスが日本を襲う。院内感染が相次ぎ医師らも倒れていく中、WHOの封じ込めも難航。ウイルスの原因は意外なところに……政府の対応や住民パニック、今の新型コロナの日本そのものを描いてしまっている。意外とリアルな医学・医療現場考証が参考になる。

■「スノーデン」2016年

現在ロシアにかくまわれている元NSA職員だったエドワード=スノーデンがばらすNSAのネット諜報活動の一部始終。オリバー=ストーンが監督で最後まで見てしまう展開。

■「復活の日」1980年

1982年、東ドイツの研究所から猛毒ウィルスMM-88が盗まれた。ところが盗み出したスパイの乗った飛行機はアルプス山中で事故に遭い、ウィルスが蔓延した地球は、南極にわずかな人類を残して滅亡する。その生存者の一人、地震研究者吉住は、さらに大きな危険が近づいていることに気づく。

「イタリアかぜ」「医療崩壊」……新型コロナとうり二つのストーリー展開に衝撃を受ける。

SF作家の巨匠、小松左京のベストセラーをもとに、40年前の作品と思えない迫力あるミリタリー描写、南極や海外のロケシーン、SF、医学考証、急展開の連続に見ごたえ十分。当時はその日本映画史上最大の巨額製作費で角川書店が傾いて興行的には失敗したが、40年後の今、見ると「えー」という大作にできあがっている。

キャスト・出演:草刈正雄 渡瀬恒彦 夏木勲 千葉真一 森田健作 永島敏行 ジョージ=ケネディ ステファニー=フォークナー オリヴィア=ハッセー

■U-NEXT「コンテイジョン」2011年

新型コロナを予言したかのような映画。CDCの活動を通して、世界中に広がるウイルスのパニックをリアルに描いている。FEMA、米軍、BSL4のラボの映像、リアルな医学考証はまさに進行中の新型コロナの状況とあまりにも一緒。

キャスト・出演:マット=デイモン、ジュード=ロウ、グウイネス=パルトローほか

■「アウトブレイク」1995年

米軍が開発していたエボラウイルスベースの兵器がアフリカから米国に持ち込まれ、村で感染を引き起こす。米軍・CDCの都市封じ込めの中、米軍幹部はウイルスを葬るために村ごとを焼き払う計画を立て実行しようとする……主人公のダニエルズ軍医大佐は食い止められるのか?リアルなBSL1~BSL4研究設備のシーンなど見ごたえ満載。

キャスト・出演:ダスティン=ホフマン、モーガン=フリーマン、ドナルド=サザーランドほか

(内海君:小市民)

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(内海君:小市民)

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皇室を破壊し日本の伝統文化を破壊する、安倍首相、加計孝太郎、加計役(わたる)加計悟(さとる)、マッドサイエンティスト吉川泰弘、今治市に電話でも手紙でもメールでも、抗議しましょう。

■以下の下手人に天罰がおりるまで言い続けることが大事です。

安倍首相:03-5253-2111(首相官邸代表)
加計孝太郎:086-256-8403(加計学園本部)
加計役:086-256-8403(加計学園本部)
加計悟:086-440-1111(倉敷芸術大学)

吉川泰弘〒794-8555 愛媛県今治市いこいの丘1-3(岡山理科大学獣医学部長)
E-mail: yyoshikawa@cis.ac.jp
あるいはy_yoshikawa@vet.ous.ac.jp
tel:0898-52-8052  Fax:0898-52-9022
http://www.ayyoshi.com/

今治市 企画課 秋山課長:0898-36-1503
kikaku@imabari-city.jp
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■内海宣言(19980415)
第一条
すべての科学者や技術者はいかなる強制があろうとも一切の軍事技術へ協力しない。現在携わっている科学者、技術者はただちに拒否せよ。これに背くのであれば人間の生存を否定するのであり、ただちに科学者および技術者としての呼称および名誉を社会に対して返上しなければならない。すでに関わった者は軍事のための技術と知識と結果を即刻廃棄せよ。

第二条
すべての政治家は平和を解決する手段に先制攻撃として軍事力を行使しない。もし戦争をする場合は自分から先に前線に出ること。

第三条
資産を軍事技術開発、販売によって得た者は保有するすべての資産を国際連合または戦争によって被害を受けた人たちに分け与えること。そして一生涯を戦死者に謝罪するためにひとつひとつ墓参すること。

第四条
兵器を製造しているもの、兵役につくものは即刻作業をやめ命令を拒否し逃亡せよ。

第五条
全世界の国民は手を取り合って武装を解除するために行動すること。徴兵を拒否し逃亡せよ。

第六条
全世界の国民はこの宣言を人類の存在する限り語り継ぎ心の中で守ること。戦争肯定者や推進者による弾圧、謀略、脅迫にも抵抗と逃亡によって応じないこと。

第七条
宇宙と地球は誰のものでもなく宇宙と地球であることを認識すること。
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■編集部より
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1996年創刊まぐまぐ名物メルマガ。マスコミが書かない真実をズバリ。2020年8月発行部数9271部の段階でまぐまぐの弾圧で突然廃刊に追い込まれたものの抗議で復活。

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