高校生男女がはねられ死亡

クモの巣状にひびが入ったフロントガラス。
ボンネットはV字に曲がり、エンジンらしきものが見えている。

事故が起きたのは岡山市北区。JR岡山駅から約5キロ離れた国道の交差点。

10月5日午前1時35分頃、高校2年の男女が横断歩道付近を歩いていたところ、左から来た乗用車にはねられた。

はねられたのは近藤由輝さん(17)と清水弥琴さん(16)。
2人は病院に搬送されたが、死亡が確認された。

現場は信号機のある片側2車線の見通しの良い交差点。
被害者のものか、靴下のほか、靴が2足残されていた。

制限速度40キロ以上オーバーか?

車を運転していたのは出勤途中だったという、市内の会社員・佐藤孝次容疑者(46歳)。
過失運転致死の現行犯で逮捕された。

現場付近の制限速度は40キロだが、車の破損状況などから80キロ以上出ていたとみられている。

佐藤容疑者は、警察の調べに「歩行者2人をはねて死亡させたことに間違いありません。」と、容疑を認めている。

一方で、死亡した2人が信号を無視して歩いていた可能性もあるということで、警察が当時の事故の状況を詳しく調べている。

(「イット!」10月5日放送分より)