ここ毎日、テレビ朝日の「斎藤ちはるアナ」と「下村彩里アナ」の同期コンビが踊る「インフルエンサー」をYouTubeで見るのが日課になっている。
斎藤アナは、元乃木坂46で、慣れている。下村アナは、「バレエ歴20年」と言うことで、これまた動きの柔らかさ、しなやかさが素晴らしい。途中のダンス・ソロのパートは惚れ惚れしてしまう。
で、「インフルエンサー」って、何ダァ、と思った。多分、英語のまま考えると、「影響力のある人」なんだろうね。しかし、英和辞典にはそんな単語は載っていない。つまり、「和製英語」であり、英米人には通用しない言葉を日本人が勝手に作ってしまったと言うわけだ。
" influence "と言う単語の周辺を調べてみるといい。" influenza "ならあるが、これはもちろんのことながら、「流感/インフルエンザ」のことで、正確には、" flu "と言う。
まあ、" a influential model in women's fashion " 或いは、" a person who gives positive influence toward young women " あたりにまとめておくのが正解なんだろうな。
「流行を作り出す人」なら、これまた意味が少し違うが、いい言い方がある。
それは、自分で考えてくれ。
よく、女性誌で「インフルエンサー」なんて女子大生を出しているが、もし、「雑誌でインフルエンサーをやっています」なんて言う女の子がいたら、口では、「すごいね。美人として定評があるんだね。」と言っておいて、心の中では、「なんだコイツ、英和辞典も引いたことがないのか。よくそれで大学生でアナウンサー志望なんて言えるな、糞だわ。」と思っていましょう。
とにかく、言葉は生き物である。ただ、英語っぽく作るなら、英米人にも通用するモノを作ってくれ、と言う感じだね。