こんにちわ
今回はいよいよ本丸に突入しますよ
ちょっと重たい部品も出てくるので、か弱い可憐なお方は力強いお方に補助をお願いされてはどうでしょう
二人の仲が発展するかも?ww
といったわけで、今回も引き続き分解されるのはこちら
はい
乾燥機能のついた縦型ドラム洗濯機の粋なやつです
販売当初は上位機種の廉価版として販売されたようですが、それでも10万円以上で販売されていたので簡単に買い換えれるようなものではありません
特に乾燥機能でのトラブルが多いようですので、メーカー保証の切れた山崎が人身御供wwとなり分解清掃をした際の方法をここではお伝えしております
今回も記載しておきますが、ご自身での分解作業はなにかあった際にメーカー保証の適応外になりますので、作業にあたりましては各自の責任のもと自己判断でお願いします。山崎の方ではこの作業に伴うトラブルの保証は一切致しかねます。
さて。
前回(【洗濯機】Panasonic NA-VX3101 分解清掃のやり方 その2)までの作業で洗濯機の洗濯槽の扉と上部・下部の外板パネルまで分解しました
今回はその続きです
上部パネルを取り外すと見える内部の2箇所の赤丸の部分のネジをプラスドライバーで外します
こんな感じの短いネジで止まっています
この2箇所が外れたら、次はコントロールパネルを固定しているネジを外します
これもプラスドライバーで外れます
先ほどとは少し違う形状のネジで留まっています
このネジが取れればコントロールパネルは取り外せます
こんな感じで①のように下から掬い上げて、②の方向に持ち上げれば簡単に外れます
これも前回記載しましたが、基本的にネジの外し忘れがなければパネル類は簡単に取り外せるようになっています。
ですので、簡単に外れない場合はパーツの取り外し方を間違えているか動かす方向が正しくないか、ネジの外し忘れが原因の場合がありますので無理に力を加えずにもう一度作業を見直してください
外したコントロールパネルは本体と信号ケーブルで繋がっています
カプラーで繋がっているので、カプラーから抜いてしまってもいいとは思いますが今回は特に取り外す必要もないので外さずに続行します。
このケーブルがクリップで本体側に固定されているので、クリップを外します
少し硬いかもしれませんので、抜きにくい場合はラジオペンチなんかで軽くつまんで引き抜けば簡単に抜けます
ここのクリップを本体側から外したら、外したコントロールパネルは本体の上部にそっと置いておきます
次はいよいよ正面のパネルに取り掛かります
分解のために取り外さなければいけないネジは4箇所6本です。
まず洗剤ケース部に1箇所
次に扉開口部に3箇所
本体左下部に1箇所
本体右下部に1箇所
いずれも赤丸で囲った部分のネジです。全てプラスドライバーで外せます
全部外すと・・・
パカッと外せます
これで洗濯機の城門は開かれたも同然です
開門した洗濯機でまず清掃したいのは・・・
ここのパイプは一体なんなのか?!
ここは乾燥運転中に洗濯槽から乾燥フィルターへ向かって熱風が通るルートにあるパイプです
普段は乾燥フィルター部から長い掃除ブラシなんかを突っ込んでしか掃除できない部分ですね
ここもパイプの根元を固定している金具をつまんでズラせば簡単に取り外せます
で、取り外したパイプの中を覗いてみると・・・(※閲覧注意)
聞くと、嫁さんは普段から結構乾燥フィルターの開口部から届く範囲は掃除してくれていたそうですが、それでもこの汚れ様
洗濯槽側の取付部も・・・
とにかく汚い
まぁ、乾燥運転中は湿気と舞い上がる埃にさらされているので5年以上も使用していればこんなもんでしょう・・・
このパイプも取付部もキチンと掃除します
ちなみにこのパイプの取付金具は上と下で形が違うので間違えないように覚えておいてください
もし忘れてしまった方のために一応どっちがどっちか載せておきますね
湾曲している方が乾燥フィルター側で、丸い方が洗濯槽側です
さて。
ここまでの分解清掃でも乾燥機能はグッと回復すると思います。
けれど、山崎はこの先も掃除したい。
洗濯槽の扉を開けたところにあるゴムパッキン。
そのパッキンと洗濯槽の隙間に挟まった埃・・・。
これを根本的に掃除したい
これに共感される方はこの先の作業も是非ご覧ください
ここからは少し難度が上がるかと思います
ですが掃除する価値はメチャメチャあると思うので、もしよければ一読してご判断ください
今回はもう少し先まで掲載しますね
外板パネルが外れた洗濯機を正面から見てみましょう
この赤丸の部分のパッキンを外して清掃したいんです
どうなっているのか見てみると、どうやらワイヤーで締め付けて固定されているようです
ちょっとわかりにくいかもしれませんが
こんな感じでパッキンの縁を一本のワイヤーで取り囲むようにして締め付け固定されています
ワイヤーの先端がどちらもフック状になっていて、本体側の穴に引っ掛けて固定されています
ワイヤーの右側がスプリング形状になっているので、こちらを引っ張って付け外しできるようです。
ですので、そちらを引っ張って右側から取り外します
ただし
ここは結構なテンションで締め付けられていますので、ラジオペンチなどを使ってワイヤーを摘んでください
素手のままで作業すると、なにかの拍子に怪我をする可能性があるので注意してください
それさえ解って慎重に作業すれば難しい作業ではありません
摘んで引っ張る箇所は
この矢印の部分がいいと思います
他の場所でも外せないことはないでしょうが、ワイヤーを傷めないためにもこの場所を引っ張るのが良いと思います
ここをラジオペンチなどで摘んで、穴にフックされているワイヤーを外せばワイヤーは取り外せます
ここは結構しっかり締め付けられているので、しっかり引っ張ってください
くれぐれも怪我のないように慎重に作業してくださいね
こちらが外れたワイヤーです。
外れたワイヤーは真っ直ぐになろうとしますので、そのまま真っ直ぐにして置いておいても良いですが、このように取付フック部をお互いに引っ掛けて輪っかにしておいても良いかと思います。
さぁ!
これで例のパッキンの埃が清掃できるぞ!!
と思ったのですが、実はまだ作業は残っていました
というわけで、次回はさらに先まで分解清掃していきたいと思います
今回はここまでです
ご拝読ありがとうございました。
2019.10.5
ぎっしゃんa.k.a山崎義史