聖女に相応しい妹と違って無能な姉だと蔑まれてきましたが、実際は逆でした

 魔力が優れていた公爵令嬢の姉妹は、どちらかが次の聖女になることが決まっていた。

 新たな聖女に妹のセローナが選ばれ、私シャロンは無能な姉だと貴族や王子達に蔑まれている。

 傍に私が居たからこそセローナは活躍できているも、セローナは全て自分の手柄にしていた。

 私の力によるものだとバレないよう、セローナは婚約者となった王子を利用して私を貶めてくる。

 その結果――私は幽閉されることとなっていた。

 幽閉されて数日後、ある魔道具が完成して、それによって真実が発覚する。

 セローナが聖女に相応しくないと発覚するも、聖女の力を継承したから手遅れらしい。

 幽閉しておいてセローナに協力して欲しいと私に貴族達が頼み始めるけど、協力する気は一切なかった。
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