クレジットカードの読みもの

専門家がクレジットカードや電子マネーをわかりやすく解説していくサイトです。

今さら聞けないクレジットカードの初歩的な疑問はここで解消!クレカに関する知識がまったくない方向けの、超初心者用Q&A集です。

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今回はクレジットカードについてまったく知識がない…という、超初心者が抱えがちな疑問を解消するためのQ&A集を作ってみました。

誰かに聞きたいけど初歩的すぎてバカにされそう、そんな疑問はここで解決ください。

すでにある程度の知識をお持ちの方は、クレジットカードの基礎知識を詳しく解説している下記ページを参考にどうぞ。この記事は初心者向けではなく、「超」初心者向けの疑問を解消する記事となります。

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全般的なクレジットカードの疑問:

まずはクレジットカード全般に関するよくある質問とその答えから。クレジットカードそのものがよくわかっていない方はこちらからどうぞ。

Q.クレジットカードのクレジットとは何?

電子マネーやプリペイドカードは、言葉を聞けばなんとなく意味がわかるもの。

しかし、クレジットカードはいくら英語辞典で「クレジット(Credit)」を調べてみても、下記引用部分のように信用やら信頼といった意味しか出てこないため、すごくわかりにくいんですよね。

Creditとは:

信頼、信用、(信用から生じる)名声、評判、信望、(功績などで)面目を施すこと、名誉、称賛、名誉となるもの、掛け(売り)

そのまま直訳するとクレジットカード=信用カード。これじゃ直感的に理解できません。

クレジット=ツケ払いと考えるとわかりやすい:

それじゃクレジットとは何なのか?

そういった疑問をお持ちの方に対して私がよく使う説明としては、クレジットとはツケ払いのことだよと言うようにしています。

  • よくわからない:
    クレジットカード=信用カード、信頼カード
  • わかりやすい:
    クレジットカード=ツケ払いできるカード

ツケ払いとはドラマや時代劇でよく見かける『おやっさん、今日の分はツケといて!』というアレのことで、その日にお店で飲み食いした分の代金を、後日、まとめて支払う方法のこと(引用元)。

ツケ払い

商品の購入や飲食などの代金を、その場で支払わず、後日まとめて支払うことを意味する表現。ツケによる支払い。

クレジットカードの仕組みもツケ払いとまったく同じで、お店では支払いをツケにしてて、後日、まとめてその代金を払う仕組みとなります。

いつでもどこでもツケ払いが出来る:

実際、クレジットカードを1枚手に入れることができれば、コンビニでも百貨店でも家電量販店でも居酒屋でも、クレジットカードが使えるお店ならどこでもツケ払いが利用できるように。

  • コンビニ:ツケ払い可能に
  • 百貨店:ツケ払い可能に
  • 家電量販店:ツケ払い可能に
  • 家具屋:ツケ払い可能に
  • レストラン:ツケ払い可能に
  • 居酒屋:ツケ払い可能に

そしてツケ払いしたお金は後日、カード会社指定の口座振替日にまとめて支払うことになるのですね。詳しいお金に流れについては下記の図解記事を参考にどうぞ。

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Q.クレジットカードを持つと何が出来るの?

クレジットカードを持つとなにが出来るのか…というと、お店で現金を使わずに買い物ができるようになるのが最大の特徴。

  • 通常:お店で買い物をするためには現金が必要
  • クレカ保有者:現金がなくても買い物が可能に

極端なことを言えばサイフの中身が空っぽだとしても買い物が出来てしまうので、わざわざ銀行ATMでお金を下ろさなくても支払いが可能となります。

様々なサービスも付帯されている:

さらにクレジットカードで買い物をすると購入した商品に保険をかけることが出来たり、特定のお店で追加の割引が受けられたりするなど様々な恩恵が存在。

大げさでもなんでもなく、これらの有効活用すると年間3~4万円の節約に繋がることも十分にありえるので、クレジットカードの特徴を理解することが人生を豊かに過ごすことに繋がるのですね。

  • 節約に役立てる:お金が溜まりやすくなる
  • 旅行に役立てる:旅行が快適になる
  • 保険を活用する:万が一のときに助けてくれる
  • 必需品を買う:必要なものが手に入る

現金払いだけを使っていたらこうはいきません(クレジットカードを持つと受けられる恩恵については下記ページを参照)。

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Q.クレジットカードって作らなくちゃダメなの?

クレジットカードって絶対に作らなくちゃ駄目なのか…といえば、もちろんそんなことは無し。

クレジットカード保有に対して不安が大きいという方や、クレジットカードを持つと無駄遣いをしてしまいそうだ…といった方などは無理に持たなくて問題ありませんが、逆に言うと別段の理由がない方は1枚くらい保有しておくのがおすすめかもですね。

  • カードに対して強い不安あり:作らなくてOK
  • カードを持つと無駄遣いが怖い:作らなくてOK
  • それ以外:1枚くらいは作ったほうが良いかも

持てば社会的な信用力が高まったり、お金に関する知識が増えるなどのメリットが期待できます(保有したほうがいい理由についてはこちらの記事参照)。

知らないものを知らないままにしない:

加えていうと、クレジットカードを過度に怖がっている方というのは、その大半がクレジットカードを知らないがゆえなんですよね。

要はクレジットカードとはどんな仕組みなのかがわかっていないから、『サイフごと落としたらどうするんだ!』とか、『情報漏えい時には不正利用されてしまうんだろ?』といった不安や恐怖感が上回ってしまう流れ。

そうではなくクレジットカードとはどんなものなのか、不正利用されたらどうなるかをもうちょっと勉強していただくと、現金払いよりも安心&安全な支払手段であることがわかりますよ。

詳しくは下記記事もあわせてお読みください。

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Q.キャッシュカードとどう違うの?

キャッシュカードは基本的に銀行ATMを操作する目的で発行されるカードです。

キャッシュカードの主な役割としては自分の銀行口座からお金をおろしたり、他銀行口座への振込をしたりするのが一般的。

他にもキャッシュカードがあれば下記のようなことが可能です。

  • ATMからお金を下ろす
  • ATMを使って他口座に振込
  • ATMを使って自分の口座に入金する
  • 銀行窓口で税金や電気代等を自分名義の口座から払う

反面、キャッシュカードではお店での買い物をすることは出来ません。

クレジットカードは買い物で使える:

次にクレジットカードの機能と役割ですが、こちらは主にレストランや洋服店などのお店での支払いに使えるカードです。

これらのお店では現金を1円も持っていなくても、クレジットカードを店員に渡すことで現金不要のまま支払いを済ませることが可能。

使える金額の上限はクレジットカードによって異なりますが、場合によってはクレジットカード1枚で100万円以上の支払いをすることだって出来てしまいます。

では、クレジットカードがあれば銀行ATMの操作もできるのか…というとこちらは不可能。クレジットカードはキャッシュカードではないので、自分の銀行口座からお金を下ろすことは出来ません。

比較項目 クレジットカード キャッシュカード
預金の引き出し できない できる
指定口座への振込 できない できる
店頭での買い物 できる できない
ネット通販での支払い できる できない
基本は簡単でも実際はややこしい:

ここまで読んでいただければ、キャッシュカードとクレジットカードは根本的にまったく違うカードなんだ…ということがお分かりいただけたものと思いますが、世の中はそんな単純なものではなく、実はキャッシュカードであっても買い物で使えたり、クレジットカードであっても銀行ATMが操作できたりするケースが存在(苦笑)

  • ATM操作ができるクレジットカード:存在する
  • 店頭で支払いに使えるキャッシュカード:存在

そんな例外事項をここで説明するととんでもなく長くなってしまうので、さらに詳しく知りたい方は下記記事をお読みください。

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Q.Visaカードとクレカの違いは?

クレジットカードとVisaカードの違いがわからない方は非常に多く、クレジットカード保有者の中にも3~4割はいるんじゃないかなと思えるほどなんですが、その違いは一度理解すると単純そのもの。

なぜならVisaカードはクレジットカードの中のひとつの分類でしかないため。たとえるなら動物の中に犬や猫がいるように、クレジットカードの中にVisaカードやマスターカードが存在するだけなのですね。

クレジットカードという枠組みの中にVisaやJCBがある

クレジットカードという枠組みの中にVisaやJCBがある

ざっくりいえばVisaカード=クレジットカードとなります。

Visaカードは国内カード会社が発行:

その上でもうひとつ理解していただきたいのは、Visaカードは直接Visaカードを発行していないという点。

では、どこがVisaカードを発行しているのかというと、これは日本国内にあるクレジットカード会社で、例をあげると三井住友カード、楽天カード、三菱UFJニコス、イオンカードなどなど。

Visaは様々なカード会社と提携してVisaカードを発行している

Visaは様々なカード会社と提携してVisaカードを発行している

これらのカード会社がVisaと提携をして発行しているだけに過ぎないので、ひとことにVisaカードといっても発行会社やサービス内容は異なりますよ。

大事なのは「どのカード会社が発行しているVisaカードなのかどうか」です。

Q.ゴールドカードってなに?

テレビCMや雑誌でよく見かけるゴールドカードとクレジットカードはどう違うのかというと、こちらは単にゴールド色をしたクレジットカードというだけの話。

たださすがに色だけが豪勢なわけではなく、一般的なクレジットカードよりも富裕層向けのサービスや優待が備わったものがゴールドカードの位置付けとなりますね。

  • 一般的なクレジットカード:万人向け
  • ゴールドカード:やや富裕層向け

ちょっとお金に余裕がある方向けのクレジットカード=ゴールドカードといったところでしょうか。

ゴールドカードは万人向けになりつつある:

しかし、そんなゴールドカードもここ最近は発行会社&枚数が増えてしまったために、年収200~300万円の方でも十分に作れるクレジットカードに変化。

要はもはや富裕層向けでもなんでもなく、庶民でも作れるクレジットカードになってきたといえるので、友人や恋人がゴールドカードを持っていたからといっても『おお、凄い!』なんてことは思わないようにしてください。

  • 過去:ゴールドカードは富裕層向け
  • 現在:ゴールドカードは庶民でも作れる

前述のようにゴールドカードを持っているからといってお金持ちとは限りませんよ。このあたりの入手難易度については下記記事にて詳しく解説しているので、興味がある方はあわせてお読みください。

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Q.小型のクレカって無いの?

財布の中をすっきりさせたいから、普通よりも小さめのクレジットカードを探しているんだけど、そういう小型カードって無いのかどうか…というと、こちらは存在せず。

そもそもクレジットカードのサイズは日本だけでなく国際規格ISOで定められている大きさなので、日本のカード発行会社が独自の判断で小型化させることが出来ないのですね(引用元はこちら)。

クレジットカードのサイズに採用されているのは、身分証明書カードの4つの形状を定めた国際規格「ISO/IEC7810」の「ID-1」「ID-2」「ID-3」「ID-000」のうち、「ID-1」が採用されています。

クレジットカードのサイズに使われている、国際規格「ID-1」は、縦53.98mm、横85.60mm、厚み0.76mmで、この縦と横の比率は、1:1.618の「黄金比」と呼ばれる比率に近くなっています。

つまり日本ならずどの国で作ってもあのサイズです。

電子マネーなら小さいものがある:

とはいえ、それはあくまでクレジットカード本体の話。

クレジットカードを保有していると作ることが出来る電子マネーであるQUICPayなどでは、小型サイズのカード発行はあるので、外出時に財布を持ち歩きたくない方などはそういった選択肢を検討ください(下記はJCB一般カード保有者が作れるコインサイズの電子マネー)。

QUICPayコイン

QUICPayコイン

QUICPayコインとは?

コンパクトなコイン(トークン)型のクイックペイなので、ランニング時にリストバンドに装着したり、コインケースに入れたりと、手軽に持ち運びができます。

コインケースの中にいれても良いですし、この電子マネー専用のケースなんかもAmazonで販売されていますよ。

Visaとビザはまったくの別物:

ビザと聞くと、就労ビザや学生ビザなどの「海外の国に滞在するための入国許可証(いわゆる査証のこと)」を思い浮かべる方は多いのですが、クレジットカードのVisaと査証のビザは当然ながら別物。

  • 査証のビザ:海外に滞在できる許可証のようなもの
  • クレカのVisa:世界的に支払いに使えるネットワーク

査証のビザでは買い物をすることは出来ませんし、Visaカードを持てば海外に長く滞在できるというわけでもないので、この辺は混同しないようにしてもらえればと思います。似て非なるものですよ。

カード利用に関する疑問:

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続いてクレジットカードの利用に関するよくある質問とその答えをまとめておきます。カードをすでに保有中の方も、まだ作ったことがない方もどうぞ。

Q.現金で払えばいいのになぜカードを使うの?

なぜ現金払いじゃなくて、わざわざクレジットカードを使って支払いをするのか?この理由はクレジットカード払いを使うことには様々なメリットがあるためです。

たとえばクレジットカードで支払いをするとポイントが獲得できること。

代表的なクレジットカードである楽天カードなら100円の利用あたり1円分の楽天ポイントの獲得ができるため、10万円の利用なら1,000円分、100万円の利用なら1万円分のポイント獲得に繋がります(楽天カードの公式サイトはこちら)。

現金で払うよりもカードで払ったほうがお得

現金で払うよりもカードで払ったほうがお得

だったらクレジットカードで支払いをしたほうがお得というものですよね(クレジットカード払いをしても1回払いを選択した場合には手数料はかからない)。

利用履歴が残るのもメリット:

ついでここ最近、注目されている利点がクレジットカードで支払いをすると利用履歴として記録が残る点。

例をあげるとA店で9月10日に3,500円の買い物をしたとか、B店では9月17日に8,000円を使ったという履歴がクレジットカードで支払うだけで残るので、家計の出費を管理したい一人暮らしの方や主婦層に好評といえます。

  • 現金払い:どこでいくら使ったのかの履歴が残りにくい
  • カード払い:どこでいくら使ったのかの履歴が残る

現金払いではこうはいきません。

カード払いにはもっと多くのメリットがある:

この他にもクレジットカード払いには様々なメリットや恩恵が存在。

現金払いには無い利点がたくさんあるので、どんなメリットがあるかもっと知りたい方は下記記事を参考にしてもらえればと思います。

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Q.いくらからカード払いは使えるの?

クレジットカードはいくら以上から支払いに使えるのかというと、これは極端な話、1円の支払いにだってカード払いは可能です。

論より証拠、下記画像は私が楽天カードを使って楽天モバイルの費用「1円」を支払いした明細履歴(楽天カード 公式)。

楽天カードで支払いをした1円分の明細

楽天カードで支払いをした1円分の明細

このようにたとえ1円の支払いにだってクレジットカードは使うことが出来るので、最低利用金額を気にしている方はそんな心配不要となります。

お店によっては最低利用金額を設けている:

但し、レストランや居酒屋などの飲食店や、歯医者や眼科などの病院&診療所では、『クレジットカードは○円以上のご利用に限ります』という最低利用金額を個別に設定している場合あり。

これらのお店ではそれ未満の金額でクレジットカード払いを受け付けてくれないので、利用の際にはくれぐれもご注意ください。

同様に、ランチなどの混雑時間にクレジットカード利用を禁止している場合も多いですね。

これはクレジットカード決済機の処理スピードが現金払いよりも遅いということもありますが、お店によっては利益確保のためにカード払いを使わせない…という方針を取っている模様。

  • ディナー時:カード利用OK
  • ランチ時:カード払い不可な場合も

要するにカードを使われてしまうとお店の利益が減ってしまう…というだけのことなので、クレジットカードの支払いに下限金額が設定されているわけではありませんよ(厳密にいうとカード会社はこれらの最低利用金額設定をお店に承諾しているわけではないので、お店は契約に違反していることになる)。

Q.最高でどのくらいの金額まで払えるの?

クレジットカードを持つとどのくらいの高額品まで購入することができるのか?

これはクレジットカード会社がクレジットカード保有者に対して個別に設定している利用限度額、つまり「○万円まで使っていいよ」という金額次第なので一概になんとも言えません。

人によっては5万円までの支払いにしか使えないこともあれば、クレジットカードを持ち歩くだけで80万円の大型テレビを買えてしまう方もいます。

お金持ちになると一戸建ても買える:

さらに富裕層にもなると200~300万円程度の支払いだって可能になりますし、資産にして1億円を超えるような超富裕層なら1,000万円、2,000万円といった支払いにだってクレジットカードを利用可能

実際、富裕層向けのクレジットカードとして名高いダイナースクラブカードを保有している方なら、一戸建ての購入だって出来てしまうほどなので、クレジットカード利用の上限金額は青天井なのかもですね。

他にも海外の大富豪だと30億円以上の絵画をクレジットカードで購入したという事例もあるくらい。限界がどこにあるかは私にもわかりません(苦笑)

Q.土日や夜間でもカードって使えるの?

クレジットカードで夜中でも使えるのかどうかを心配されている方もいるのですが、クレジットカードは原則として365日24時間、いつでも使える支払手段と思って問題なし。

  • 夜中の利用:問題なし
  • 土日の利用:問題なし

朝方の3時だろうが、日曜日の夜中だろうが店頭で使うことが出来るので、夜間は使えないんじゃないかと不安な方も心配無用です。

お正月やお盆休みでも使える?

同じように大型連休や年末年始も停止することなく支払い可能。

  • ゴールデンウィーク:利用可能
  • 年末年始:利用可能
  • お盆休み:利用可能

これはVisaカード、JCBカード、アメリカン・エキスプレスなどなど、クレジットカードの種類に関わらず、日本で発行されているクレジットカードなら同じく利用可能なので、長期休暇だからといってクレジットカードの利用が停止されることはありません。

大晦日や元日だって利用可能です。

稀に大規模障害を起こすクレジットカード:

ここまでクレジットカードは夜間や長期休暇中でも問題なく利用できることを解説させていただきましたが、そんなクレジットカードも2~3年に1回くらいですかね、稀にシステム障害を起こしてしまって使えなくなることがあります(引用はこちら)。

NTTデータは5日、小売店などとクレジットカード会社、金融機関を結ぶネットワークシステムに障害が発生し、約1時間半にわたって一部でカード決済ができなくなったことを明らかにした。

こういう時はもうどうしようもないので諦めるほかなし。

加えて2011年に発生した東日本大震災など、電気や通信といったインフラが破壊されてしまうような大災害が発生した際にも使えなくなるので、いくらクレジットカードが便利な支払手段であっても最低限の現金だけは常に持ち歩くようにしてください。

それが無難です(まぁ本当の大災害の時は、現金すらも無価値になってしまう可能性があります)。

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Q.どこのお店で使えるの?

クレジットカードはどこのお店で使うことが出来るのか?

これはクレジットカードの表面に掲載されている、国際ブランドと呼ばれている下記5つのブランド次第。

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Dinersclub

まぁほとんどのクレジットカードはこのうちの上位3つ、Visa、Mastercard、JCBのマークが入っていると思うので、それらのマークを確認した上で使えるお店を調べるのがわかりやすいやり方です。

下記図のようにVisaマーク付きのカードを持っている方はVisaが使えるお店で支払いができますし、JCBマーク付きのカードを持っている方はJCBが使えるお店で支払いが可能となります。

どのマークが付いているかで使えるお店は違う

どのマークが付いているかで使えるお店は違う
どうやれば国際ブランドが確認できるのか?

ではどうすれば自分が保有中のクレジットカードが使えるかどうかがわかるのかというと、これはお店の外に貼られているステッカーを確認するか、レジ横に掲示されているマークを確認するのがおすすめ。

ただお店によってはクレジットカードをあまり使われたくないのか、ほんとうはクレジットカードが使えるにも関わらずに国際ブランドのマークを掲示していないところも多いので、確実にカードが使えるか知りたい場合にはお店の方に聞くのが一番かもしれません。

  • なんとなくわかる:
    お店の外に掲示されてるステッカーや、レジ横で確認する(慣れてくるとカード決済機があるかどうかで確認も可能となる)
  • 確実にわかる:
    お店の人に「クレジットカードは使えますか?」と質問をして確認する

詳しくは下記記事も参考にどうぞ。

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Q.ライバル店でもカードは使えるの?

Amazonで楽天カードを使っても大丈夫なの?とか、イトーヨーカドーでイオンカードって使っても良いの?などなど、競合するライバル店舗でクレジットカードを使っても大丈夫なのかというとこれは全く問題なし。

前述のようにクレジットカードの表面にVisaやMastercard等のマークが付いているのであれば、競合店舗だろうがなかろうが利用することが出来ます。

  • Amazonで楽天カード:利用可能
  • セブンイレブンでファミマTカード:利用可能
  • 西友でイオンカード:利用可能
  • 大丸で高島屋カード:利用可能
  • 全日空でJALカード:利用可能
  • 丸井でルミネカード:利用可能

どんなに仲が悪いチェーン店舗同士でも大丈夫です(お店側が特定のクレジットカードを利用停止することはありえないということ)。

店員に怒られることもない:

また、店員の立場からしてもどんなクレジットカードを使っているかなんて関係がない話。

大切なのは「ちゃんと支払いが出来るかどうか」のほうなので、私たちがお店同士の事情まで気にする必要はないのですね。

  • 重要ではない:どんなカードを使っているか
  • 非常に重要:支払いができるかどうか

どこのお店でも使いたいカードを使えばそれでOKとなります。

なぜ現金を使わずに支払いができる理由:

クレジットカードを使えば現金を持たずに買い物ができることはわかるけど、お店の人にとってみたら、あとでほんとうにお金を払ってくれるかどうかがわからないから不安なんじゃないの?

そう思われる方もいるかもですが、お店がクレジットカード保有者に対して商品やサービスを提供可能なのは、カード保有者本人がお金を払うかどうかに関わらず、カード会社がその支払いを確実に払ってくれるからという安心があるから。

  • 間違い:お店はカード保有者から後日、お金を回収する
  • 正解:お店はカード会社から後日、お金を回収する

つまりお店はクレジットカード払いを使った人を信用しているのではなく、クレジットカード会社を信用しているからこそ、クレジットカードを持っている人に対してあれやこれやと販売をすることが出来るのですね(詳しい仕組みの解説はこちら)。

カード作成に関する疑問:

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クレジットカードの入手方法や作成に関連する初心者向けQ&Aです。

どうやってクレジットカードを手に入れて良いのかわからない方は、このQ&Aをじっくりとご覧ください。

Q.クレジットカードはどこで入手できるの?

クレジットカードを電子マネーやプリペイドカード等と同じようなものだと思っていると、『どこでクレジットカードって売ってるの?』といった類の疑問をお持ちの方もいるようですが、クレジットカードは店頭で販売されているものではありません。

  • 電子マネー:コンビニ等で売ってる場合も
  • プリペイドカード:コンビニ等で売ってる場合も
  • クレジットカード:どこのお店でも売られていない

ではどうすれば入手できるのかというと、これはカード会社に対して直接申し込むほかなし。

主流なところだとみなさんが今、この記事を読んでいるスマートフォンやパソコンから申し込むことが出来るので、クレジットカードが欲しい方は申込に挑戦してもらえればと思います。

どこからクレカは申込できるの?

肝心の「どこからクレジットカードの申込は出来るのか?」は下記ページなどで可能。

これらのクレジットカードであれば10~15分程度で申込が完了するはずなので、昼休みやトイレ休憩などの際にどうぞ。

パソコンからなら10~15分程度で申込は完了する

パソコンからなら10~15分程度で申込は完了する

その他、クレジットカード作成についての疑問がある方は下記記事をあわせてお読みください。スマホやパソコン経由以外の申込方法についてもまとめています。

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Q.夜間や早朝でもカード申込は出来るの?

夜中や早朝でもクレジットカード申込はできるのかどうかというと、こちらはまったく問題なく可能。

そもそもインターネット経由の申込は365日24時間体制で申込を受け付けてくれているので、ゴールデンウィークやお盆休みはもちろん、大晦日の夜23時台だって申込できる状態となります。

  • 夜23時台:申込可能
  • 朝4時台:申込可能
  • GW中:申込可能
  • 年末年始:申込可能

要は楽天市場やAmazonなどと同じと思えばOKですね。

大型連休だとカードが届くのは遅くなる:

とはいえ、カード会社で働いている人たちも、ゴールデンウィークなどのタイミングでは長期休暇を取得しているもの。

それゆえ、大型連休中に申込をしたクレジットカードが手元に届くのは通常よりかは若干遅くなるのでその点はご了承ください。

弊害といえばそのくらいです。

Q.私でもクレジットカードを作れるの?

どんな人がクレジットカードを作ることが出来るのか?これは高校生を除く18歳以上の方であれば基本は誰でも作ることが出来ます。

但し、クレジットカードを作るためには「入会審査」と呼ばれるカード会社によるあなたの信用力調査があるので、この審査を通過しない限りにはクレジットカード入手は不可能。

とはいえ、アルバイトやパート勤務を問わず、なんらかの仕事をしている方や、年金収入や不動産賃貸収入などがある方の場合には問題なく審査をパスすることが出来る可能性が高いため、あまり心配する必要はありません。

  • 働いている方:入手できる可能性大
  • 定期収入がある方:入手できる可能性大

申し込めば簡単に入手できるものと思います(入会審査の解説はこちら)。

未成年は親権者の承諾が必要:

あと、現時点で18歳や19歳の未成年がクレジットカードを申し込む場合には、親権者の承諾が必要になる点はご注意ください。

未成年のクレジットカード申込には親権者の同意が必要となる

未成年のクレジットカード申込には親権者の同意が必要となる

注意すべき点といえばそのくらいとなります。

Q.70代や80代でもクレジットカードは作れるの?

何歳までクレジットカードは作ることは出来るのかというと、現在では団塊世代が70代や80代になったせいか、クレジットカードの作成可能年齢に上限らしい上限はありません。

そのため、70代の方はもちろん、80代の方でも90代の方でも、新規クレジットカード作成は原則として可能です。

特に現役バリバリで働いている…という方や、企業経営者の方などの場合には、まったく問題なくカード審査を通過できるはず。

さらにはあなたの信用力次第にはなりますが、ゴールドカードやプラチナカードの保有だって可能でしょう。

年金受給者の方でもカードは作れる:

但し、老齢年金くらいしか収入源がない…という方の場合だと、クレジットカード審査はやや厳しくなることも。

それでも下記の年会費無料クレジットカードであれば審査に通る可能性は十分に高いので、『自分は年金受給者だからきっと作れないだろう…』なんて思わずに申込に挑戦してみてください(これらのカードは実際に私がカード会社に問い合わせをし、年金受給者でも作れるかどうかを確認したカードです)。

きっと、年金受給者の方であったとしても問題なくカード作成は可能かと思われます。

ゴールドカードやプラチナカードも狙える:

また、70代や80代の方であっても、今さら楽天カードなんて年会費無料カードは作りたくない…という方はいらっしゃるかもしれませんが、あなたが過去、クレジットカードを使ってきた利用歴を持っていない方だとすると審査は厳しくなる可能性大。

  • 過去に利用歴あり:いきなりゴールドカード作成もできるかも
  • 過去はずっと現金主義:ゴールドカード作成は難しい

それでもどうしてもゴールドカードやプラチナカードが欲しいなら、一旦、前述の楽天カードやエポスカードを作成した上で利用履歴を磨き、『私は信用がおけるカード保有者だぞ!』という実績を作るようにしてください。

その後、1~2年程度の利用歴を作り上げた後であればきっとゴールドカード等のステータスカードを入手できるはずですよ(詳しくは下記記事も参考に)。

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Q.クレカって2枚以上作っても良いの?

クレジットカードを2枚、3枚と入手して良いのか迷われている方もいるようですが、クレジットカードは複数枚所有してもまったく問題のない支払手段。

事実、私も10枚以上のクレジットカードを保有&活用中ですし、私の知り合いには50枚以上のクレジットカードを保有中の方もいるくらいなので、2枚や3枚の保有を気にすることはありません。

入会審査に通るならば、必要なだけ何枚でも作れます。

紛失を考えると2枚は欲しい:

それにクレジットカードを1枚しか保有していない状況だと紛失&盗難などによって困ってしまうこともありえる話。

  • 1枚のみ保有:紛失すると困ることに
  • 2枚以上保有:1枚失くしても対応可能

特に海外旅行中にクレジットカードを紛失してしまったら何も買い物ができなくなってしまうわけですから、2~3枚程度のクレジットカードを持っておくのは安心&安全に繋がりますよ。

詳しくは下記記事も参考にどうぞ。

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コンビニに売ってるのはプリペイドカード:

クレジットカードを入手するためにはカード会社に申込を…って書いてあるけど、うちの近所のセブンイレブンには普通にクレジットカードが売ってるけど?

そんなふうに思われた方もいるかもしれませんが、それはクレジットカードではなくプリペイドカードと呼ばれるもの。

まぁ確かにカード表面にVisaやらJCBやらのマークが入っているためにクレジットカードっぽく見えますけど、実際にはお金を入金した分しか使うことが出来ない支払手段でしかないので、クレジットカードとは似て非なるものですよ。

  • プリペイドカード:入金した分だけ利用可能
  • クレジットカード:利用した分を後日まとめて払う

混同せぬようご注意ください。

その他の疑問について:

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その他、クレジットカードに関する超初心者向けQ&Aです。まだまだ疑問がある方はこちらも参照ください。

Q.好きなカード番号に変更できるの?

クレジットカード番号を覚えるのが大変だから、自分が好きな番号に変更したい…と思われる方が稀にいるようですが、こちらは残念ながらカード番号を利用者側である私達が選ぶことは出来ません。

新規カード申込時に選ぶことも、既存カード番号を好きな番号に変更してもらうことも出来ないので、こればかりは諦めてもらえればと思います(Visaカード、マスターカード等を問わず、すべてのクレジットカードで番号の設定は出来ない)。

なぜカード番号は選べないのか?

ではなぜクレジットカード番号は選ぶことが出来ないのかというと、カード番号にはそれぞれ意味があるため。

たとえばJCBカードの場合には先頭の2桁が35からはじまる…と決まっていたり、アメックスの場合には15桁、ダイナースクラブカードの場合には14桁と、カードブランドによって桁数すらも変わってしまう区分が存在(下記はVisaカードやJCBカードの場合)。

  • 最初の6桁:発行者識別番号
  • 間の9桁:会員口座番号
  • 最後の1桁:チェックディジット

だからこそ、自由にカード番号を変更することは出来ないのです。

カード番号には法則もある:

また、カード番号全体にはひとつの法則性があって、全部の数字をとある法則で足し算すると10の倍数になる…というのも(詳しくは下記記事にて)。

このように番号全体がセキュリティ強度を持った構造になっているので、私たちカード保有者が自由にカード番号を変更できないのですね。

何卒、ご了承ください。

Q.カード代金って踏み倒しても良い?

『クレジットカードで買い物をした金額は5万円くらいだから、そのまま踏み倒しちゃおうと思ってる。どうせ5万くらいじゃ取り立ても来ないでしょ?』

そんな感じのチャレンジャーはこの世の中には少なくないのですが、個人的にはカード代金の踏み倒しは絶対におすすめしない行為。

なぜならクレジットカードの返済履歴というのはすべてのカード会社や消費者金融で共有されている情報だからです。

カードの返礼履歴は共有されている情報

カードの返礼履歴は共有されている情報

つまり1社への返済を踏み倒すと自動的に他社にも『こいつはカード代金を踏み倒すヤツだ!』という情報が出回ってしまうので、事実上のブラックリスト入りが決定してしまうのですね。

今後はしばらく新規にクレジットカードを作ることはもちろん、消費者金融からの借入や住宅ローンの締結が出来なくなります(ブラックリストの解説はこちら)。

訴えられる可能性も高い:

また、クレジットカード会社への返済を踏み倒している状況下でカード会社からの電話を無視し続けると、裁判所から督促状が届く可能性あり。

これすらも無視しつづけると銀行口座や給与を差し押さえられてしまう可能性があるので、クレジットカード代金はどうしようもない場合を除き、必ず返済するのがおすすめとなります。

詳しくは下記記事も参考にどうぞ。

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Q.拾ったクレジットカードを悪用しても良い?

『落ちてるクレジットカードを拾ったんだけど、このまま悪用したらバレるかな?』とドキドキしている方は、悪用する前にクレジットカードとはどんなものかを理解したほうが良いかも。

というのもクレジットカードは利用すると、

  1. 使った日時
  2. 使ったお店
  3. 使った金額

がしっかりと記録されてしまうので、防犯カメラ情報などから誰が不正利用したかが丸わかりになってしまう支払手段。

悪用するにしても非常にハイリスクとなります。

ネット通販での悪用もおすすめしない:

また、ネット通販でならクレジットカードを悪用しても大丈夫なんじゃないか…と思われるかもですが、こちらも利用日時や金額だけでなく、あなたがどこからネット通販を利用しているかがわかるIPアドレスもしっかり記録されてしまうためにおすすめは出来ません(苦笑)

実際、拾ったクレジットカードを悪用して捕まった事例はあとを絶たないので、試すだけムダな行為といえますよ(捕まった事例を引用)。

香川県丸亀市のコンビニのアルバイト店員の男が、客の忘れ物のクレジットカードを不正に使用してDVDをレンタルした疑いで12日、逮捕されました(中略)。

クレジットカードは、男のアルバイト先のコンビニ店で客が忘れていったものでした。身に覚えがない請求に気づいた客が警察に被害を申し出て事件が発覚しました。

男は「拾ったカードを使ったことに間違いない。お金の余裕がなかった」と容疑を認めています。警察はこのクレジットカードを他にも使用していないかも含め、調べています。

即、逮捕となります。

Q.クレカの名義を夫や妻に変更したい:

自分ではこのクレジットカードをもう使わないから、このまま名義を変更して夫や妻にプレゼントしたい…と思われる方もいるようですが、クレジットカードはあなた個人とカード会社が締結した契約を元に使える支払手段。

それゆえ、その名義を夫や妻などの配偶者に変更するためには一旦解約をし、夫や妻が個別に申込をしなおすしかありません。

  • 配偶者への名義変更:出来ない
  • 両親への名義変更:出来ない
  • 子供への名義変更:出来ない

それが唯一の方法となります。

そのまま利用させるのもダメ:

こう書くと『それだったら名義なんて変更しないでいいや。家族に渡してそのまま支払いに使ってもらうから!』と思った方、その使い方も絶対にやっちゃ駄目なやつです。

なぜならクレジットカードに付いている補償制度はカード名義人のみしか保護の対象となっていないので、仮に両親や配偶者が利用中に不正利用してしまったら補償の対象外になってしまうため。

下手すると10万、20万といった不正利用の被害にあってしまう可能性を考えると、やはり一旦解約をして家族にクレジットカードを申し込ませたほうが安心となります。

家族カードという手はある:

尚、クレジットカードの名義変更は無理でも、家族カードと呼ばれるクレジットカードを新規に発行することで家族にクレジットカードを使わせることは問題なく可能です。

詳しくは下記記事にまとめていますが、家族カード利用分はあなたに請求される点はくれぐれもご注意くださいね。

信頼のおける家族にのみ、発行をしてもらえればと思います。

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Q.小学生や中学生の子供にクレカを使わせたい:

うちの子供はまだ小学生 or 中学生なんだけど、最近、ネットゲームとかを楽しんでるみたいだからクレジットカードが必要みたい。子供にクレジットカードを渡せるもんなの?

そんな疑問をお持ちの方が最近、増えてるようですが、結論から先にいってしまうとこれは無理。

原則として18歳未満の子供にクレジットカードをもたせることはできませんし、家族カードであっても発行はできません。

デビットカードやプリペイドカードといった、18歳未満でも作成可能&ネット決済で使える他の支払手段を検討するしかない状況です。

あなたのカードを使わせるのも問題あり:

同様にあなたが保有中のクレジットカードを子供に使わせるのも問題あり。

クレジットカードというのはあなたがカード会社と契約を締結して使わせてもらっている支払い手段に過ぎないので、あなた以外に利用させることは出来ません。

  • 保有者本人の利用:問題なし
  • 子供に渡して利用させる:問題あり

それでも大丈夫だろうと利用させてしまえば、不要なトラブルに巻き込まれてしまうだけですよ。情報漏えい等によって発生した不正被害の実費負担もありえる話となります。

Q.親名義で勝手にクレカを申し込みして良い?

時々、親名義や子供名義でクレジットカードを勝手に申し込みして不正取得してしまう方がいるんですが、これは説明するまでもなく立派な詐欺行為。

いくら家族といえども被害届を出されれば詐欺罪が成立する可能性は高いので、絶対にやらないようにしてください。

  • 親名義で勝手に申し込み:絶対ダメ
  • 子名義で勝手に申し込み:絶対ダメ

カード会社からしても不正取得以外のなにものでもありません。

知人友人名義でももちろんダメ:

他にも彼氏&彼女名義で勝手に申込をしたり、会社の同僚名義でクレジットカードを不正取得…みたいな事例はたくさんありますが、どれも例外なく犯罪です。

それにそれだけお金に困っているなら自己破産などの債務整理を検討すべきとも言えるので、現時点で借金が膨らんでしまっている方は下記記事を参考にしてみてください。

他人に多大な迷惑をかけたり、犯罪に手を染めてしまう前に読んでいただけると嬉しいです(自己破産は人生の終わりではなく人生における救済制度です)。

Q.キャッシングとは何?

キャッシングとはクレジットカード会社から現金を借りる「借金」のこと。

わざわざキャッシングなんてカタカナ語にするからわかりにくいだけで、キャッシング=お金を借りることと考えればなんら難しいことはないかと思われます。

  • キャッシング:わかりにくい
  • 借金:わかりやすい

使う予定がないならキャッシング不要で申込をすればそれでOKです。

キャッシングは海外で役立つ:

そんな借金サービスとも言えるキャッシングですが、海外旅行や海外赴任などの際にはなにかと役立つサービス。

というのも海外でクレジットカードを使ってキャッシングをすると日本円ではなくドルや人民元などの現地のお金でキャッシングをすることが出来るので、旅行中などの現地通貨調達に役立つんです。

  • 国内でキャッシング:日本円を借りることになる
  • 海外でキャッシング:現地通貨を調達できる

借りたお金も短期間で返済すれば金利はほとんど付きませんよ。

1ヶ月程度なら金利はほとんど請求されない

1ヶ月程度なら金利はほとんど請求されない

詳しくは下記記事を参考にどうぞ。

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Q.クレジットカードチャージとは何?

クレジットカードチャージとはクレジットカードを使ってSuicaや楽天Edyといった電子マネーを購入(入金)すること。

そもそもチャージという言葉は英語のCharge、つまり充填するという意味を持つ単語なので、電子マネーの中にお金を充填するという意味合いからチャージという言葉が使われているのだと思われます。

そのため、現金による電子マネー入金でもチャージという表現を使って問題ありませんし、実際に現金チャージなんて言葉もよく使われますね。

  • チャージ:電子マネーに入金すること
  • 現金チャージ:現金払いで電子マネーに入金すること
  • クレジットカードチャージ:クレジットカード払いで電子マネーに入金すること

わかってしまえばなんら難しいことはありません。

電子マネーにチャージをするとどうなるの?

続いて電子マネーにチャージをするとどうなるのかというと、これは電子マネーの残高が増えるだけの話。

たとえば残高0円のSuicaに3,000円分のチャージをすれば、残高3,000円のSuicaになるということですね。

  • 残高0円の電子マネーに3,000円チャージ:残高3,000円に
  • 残高5,000円の電子マネーに3,000円チャージ:残高8,000円に

但し、Suicaであれば2万円まで…など、主流な電子マネーにはチャージ可能な金額には上限が設けられているので、その上限以上にチャージをすることは出来ません。

またチャージ可能な金額も1,000円単位であることが多いため、あわせてお気をつけいただければと思います。

クレジットカードチャージをするメリットとは?

あと、肝心のクレジットカードチャージをするメリットについて…ですが、これはポイント獲得ができることがすべて。

現金でチャージをすると1円もポイントが貯まらないのに対し、クレジットカードで電子マネーをチャージするとポイントが貰えることが多いので、多くの方はこのポイント目当てでクレジットカードチャージを選択している状況です。

  • 現金チャージ:チャージしてもポイントはつかない
  • クレジットカードチャージ:チャージするとポイントが付く

他、チャージした金額が後払いになるとか、リボ払いでチャージが可能などなど、クレジットカードチャージには様々なメリットがありますよ。詳しくはSuicaチャージについて詳しく解説した下記記事もあわせてどうぞ。

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Q.クレジットカードを切る、切れないってどういう意味?

店頭や仕事上の会話で聞くことが多い「クレジットカードを切る」とは、クレジットカードで支払いをするという意味。

なんとなく「切る=ハサミで切る」というイメージのほうが強くて、『一体、切るってどういう意味なんだ?』と思ってしまうかもしれませんが、とりあえずは切る=決済と覚えておけば問題ありません。

クレジットカードが切れないとは?

同様にクレジットカードが切れないというのは、クレジットカードで支払いをしようとしたけれども支払い出来なかったことを意味する言葉。

たとえば有効期限が切れてしまっていたり、利用限度額の上限に達してしまったりするなどでカード支払いが出来なかった場合に「クレジットカードが切れない(クレジットカードが切れなかった)」と言いますね。

  • クレジットカードを切る:カードで支払いをすること
  • クレジットカードが切れない:支払いができなかったこと

もちろんお店側の決済機が壊れていたり、停電などでカード決済が出来ないこともクレジットカードが切れないという言葉で表現。

とにかくカード払いができなければすべて「クレジットカードが切れない」、もしくは「クレジットカードが切れなかった」ということになるので覚えておいてください。

切る、切らないの応用表現:

参考までにクレジットカードを切る、切らないの応用表現もいくつか紹介しておきます。

  • 『あのお客さんのカード切れた?』…あのお客さんのカード使えた?
  • 『クレジットカードを切るやつ、持ってきて』…カード決済機を持ってきて
  • 『分割10回払いで切っといて』…分割10回払いで支払いしておいて

切る=決済ということがわかっていれば、なんとなく意味はわかってもらえるのではないでしょうか?

なぜクレジットカードは切るなのか?

ではなぜクレジットカードを切る…なんて表現を使うのか?

語源は定かではありませんが、一般的に言われているのは手形を切るとか小切手を切ると同様に、クレジットカードで払うという意味合いで切るという言葉が定着したと考える方が多いようです。

  • 手形を切る:手形を発行すること
  • 小切手を切る:小切手で支払いをすること

反面、不思議と電子マネーやスマホ決済には切るという表現を使わないのは謎なところ。これはSuicaやPayPayといった支払手段がカードなどの人工物を利用しない電子決済であることが大きいのかもしれませんね。

Suicaで切るとか、PayPayで切るといった表現は使わないのでご注意ください。

 

クレジットカードの取り扱いは気をつけて:

クレジットカード利用代金の支払いを電気代やガス代の支払い程度にしか捉えていない方は多いのですが、この記事でも何度か指摘させていただいたように、カード会社への返済は家賃の支払いと同じくらいの優先度。

慢性的に支払いを滞らせてしまうとブラックリスト入りしてしまうことになるので、この先の人生において大きな障害となります。

  • カード代金をちゃんと払う:問題なし
  • カード代金の返済は遅れがち:ブラックリスト入するかも?

加えて恋人や友人のカードを勝手に使ったり、親や兄弟のカードを貸し借りして使うのも問題になりやすいので絶対にやらないように。

現金の貸し借りとは比べものにならないほどの痛手を負うことになりますよ。

超初心者はこれで卒業:

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これで知らないとちょっとマズい基本のクレジットカード知識はわかってもらえたはず。

しかしあくまでこの記事で紹介している内容は超初心者向けの内容となっているので、クレジットカードに関する知識が足りないなぁ…と思う方は下記ページに掲載されている他の記事も読んでみてください。

一通り読めばあなたもきっと、クレジットカードマニアの仲間入りが出来ると思いますよ。

以上、今さら聞けないクレジットカードの初歩的な疑問はここで解消!クレカに関する知識がまったくない方向けの、超初心者用Q&A集です…という話題でした。

参考リンク:

この機会にクレジットカードを作ってみようかなと思った方は、初心者向けのクレジットカードをまとめた下記記事も参考に。

はじめての1枚にぴったりのカードを紹介しています。

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