新型コロナ 福岡市で感染確認3000人超 ペース鈍化も再拡大懸念
福岡市で確認された新型コロナウイルス感染者が3日、累計で3千人(市外在住者含む)を超えた。千人突破から約2週間で2千人に達したが、そこから3千人を超えるまでに1カ月半以上かかった。9月12日以降は感染者数が10人未満で推移し、市は爆発的な感染拡大が「落ち着いてきている」と受け止める。ただ、10月1日には19日ぶりに新たなクラスター(感染者集団)が発生しており、予断を許さない状況が続いている。
7月以降の流行の“第2波”では、1日当たりの新規感染者数が同31日に116人でピークに。この日に累計で千人に達し、8月15日には2千人を超えた。ただ、感染者は減少傾向にあり、9月23日には7月6日以来のゼロとなった。
死者は“第1波”後の6月18日に累計21人だったが、“第2波”を経て、53人(今月5日時点)と2・5倍となった。年齢別では70代12人、80代19人、90代以上14人などで、高齢者が大半。9月29日以降、死者は確認されていない。
感染者数が落ち着く中で、人の往来が増えていることに市は警戒を強める。
9月28日には、4連休中に東京から来た友人と食事をした市内の30代女性の感染を確認。友人も陽性と分かった。10月1日、同じく4連休中にライブイベントを催した飲食店でクラスターを認定。市内外から来店した客や出演者ら9人の感染が分かっている。
1日には政府の観光支援事業「Go To トラベル」に東京都発着分の旅行が追加された。市街地の人出も増えており、行楽シーズンの感染拡大が懸念される。市保健福祉局は「人が動けば感染者は増える可能性がある。引き続き感染防止に注意を払い、体調の悪い人は外出せず早めに医療機関に相談してほしい」と呼び掛けている。 (横田理美)














