マメ科
Fabaceae
フジマメ
Lablab purpurea (L.) Sweet
- 英名
- hyacinth bean
- 中国名
- 扁豆,鵲豆
- 花期
- 8~11月
- 生薬名
- ①扁豆(ヘンズ)【局】
- 薬用部位
①種子,②花
- 産地と分布
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熱帯アジアまたはアフリカ原産で,各地で広く栽培される.
- 植物解説
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蔓性一年草.茎は他のものにからみつき長さ6 mに達する.葉は互生し,3出複葉で全縁,両面ともまばらに毛がある.総状花序を液生し,紫色,または白色の蝶形花を節ごとに2~4個ずつ付ける.豆果は扁平で,先端はくちばし状に曲がり,白,黒,または赤褐色の種子2~5個を含む.
- 薬効と用途
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種子には解夏,健胃作用があり,夏の消化不良,嘔吐,下痢,食欲減退のほか,慢性胃腸虚弱に用いる.漢方処方では参苓白朮散などに配合される.酒毒を消す作用もある.花は帯下,下痢に用いる.
若い莢は天ぷらや和え物,汁の実として食する.