東日本大震災で被災した商店が集まる宮城県南三陸町の南三陸さんさん商店街に、新型コロナウイルスを意味する「COVID19」の文字やそのイラストを落書きしたとして、県警南三陸署は5日、建造物損壊と器物損壊の疑いで、同県登米市、会社員阿部大和容疑者(29)を逮捕した。
逮捕容疑は8月28日午前0時ごろ、商店街内の共用トイレの壁や食事スペースの柱など9カ所にCOVID19などと黒いスプレーのようなもので落書きした疑い。署によると、損害額は約15万円。「いたずらでやった」と容疑を認めている。
商店街の防犯カメラに阿部容疑者に似た男が写っており、浮上した。(共同)