都内の最新感染動向

最終更新

感染状況・医療提供体制の分析

東京都では、都内の「感染状況」と「医療提供体制」を2つの柱として7つのモニタリング項目を設定しています。毎週、専門家による状況分析を項目ごとに行い、都内の感染状況と医療提供体制それぞれについて「総括コメント」として4段階で評価します。10月7日付の総括コメントは以下のとおりです。

最新のモニタリング項目の分析・総括コメントについて

感染状況

感染の再拡大に警戒が必要であると思われる

医療提供体制

体制強化が必要であると思われる

自分や家族の症状に不安や心配があればまずは電話相談をどうぞ

検査陽性者の状況

  • 陽性者数 (累計) 27,117
    • 入院 979
      • 軽症・中等症 957
      • 重症 22
    • 宿泊療養 216
    • 自宅療養 366
    • 入院・療養等調整中 366
    • 死亡 417
    • 退院等(療養期間経過を含む) 24,773
(注)
  • チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等は含まれていない
  • 「重症」は、人工呼吸器管理(ECMOを含む)が必要な患者数を計上。 重症基準の考え方はこちら
  • 退院者数の把握には一定の期間を要しており、確認次第数値を更新している

報告日別による陽性者数の推移

248
10月8日 日別値(前日比: +106 人)

報告日別による陽性者数の推移のグラフ

(注)
  • 保健所から発生届が提出された日を基準とする
  • 医療機関等が行った検査も含む
  • チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等は含まれていない

モニタリング項目

感染状況

  • (1)新規陽性者数 163.4
  • 潜在・市中感染
    • (2)#7119(東京消防庁救急相談センター)における発熱等相談件数 59.3
    • (3)新規陽性者における接触歴等不明者
      • 人数 97.4
      • 増加比 95.7 %

医療提供体制

  • 検査体制
    • (4)PCR・抗原検査
      • 陽性率 3.2 %
      • 検査人数 4,190.4
  • 受入体制
    • (5)救急医療の東京ルールの適用件数 35.9
    • (6)入院患者数 979
      • 確保病床 2640床
    • (7)重症患者数 22
      • 確保病床 150床
(注)
  • #7119:急病やけがの際に、緊急受診の必要性や診察可能な医療機関をアドバイスする電話相談窓口
  • 救急医療の東京ルールの適用件数:救急隊による5医療機関への受入要請又は選定開始から20分以上経過しても搬送先が決定しない事案の件数
  • (1)~(5)は7日間移動平均で算出
  • (2)(4)(5)は報告日の前日時点の数値
  • (6)の確保病床数には、(7)の確保病床数を含む
  • 速報値として公表するものであり、後日修正する場合がある
  • (2)(5)は土曜日、日曜日、祝日は更新しない。(4)は日曜日、祝日は更新しない

モニタリング項目(1)

新規陽性者数
163.4
10月8日 の数値(7日間移動平均)
(前日比: +1.8 人)

モニタリング項目(1)のグラフ

(注)
  • 保健所から発生届が提出された日を基準とする
  • 医療機関等が行った検査も含む
  • チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等は含まれていない
  • 集団感染発生や曜日による数値のばらつきにより、日々の結果が変動するため、こうしたばらつきを平準化し全体の傾向を見る趣旨から、過去7日間の移動平均値を折れ線グラフで示す(例えば、5月7日の移動平均値は、5月1日から5月7日までの実績値を平均したもの)

モニタリング項目(2)

#7119における発熱等相談件数
59.3
10月7日 の数値(7日間移動平均)
(前日比: +4.6 件)

モニタリング項目(2)のグラフ

(注)
  • 集団感染発生や曜日による数値のばらつきにより、日々の結果が変動するため、こうしたばらつきを平準化し全体の傾向を見る趣旨から、過去7日間の移動平均値を折れ線グラフで示す(例えば、7月7日の移動平均値は、7月1日から7月7日までの実績値を平均したもの)

モニタリング項目(3)

新規陽性者における接触歴等不明者数
97.4
10月8日 の数値(7日間移動平均)
(前日比: +7.1 人)
増加比
95.7 %
10月8日 の数値(7日間移動平均値をもとに算出)
(前日比: +3.2 %)

モニタリング項目(3)のグラフ

(注)
  • 保健所から発生届が提出された日別(報告日別)の新規陽性者について、接触歴等の不明者、判明者に区分したものである
  • 集団感染発生や曜日による数値のばらつきにより、日々の結果が変動するため、こうしたばらつきを平準化し全体の傾向を見る趣旨から、過去7日間の移動平均値を不明者数として算出(例えば、5月7日の移動平均値は、5月1日から5月7日までの実績値を平均したもの)
  • 濃厚接触者など、患者の発生状況の内訳の公表を開始した3月27日から作成
  • 増加比は、1週間前の接触歴等不明者数(移動平均値)との比較

モニタリング項目(4)

検査の陽性率
3.2 %
10月7日 の数値(7日間移動平均値をもとに算出)
(前日比: 0.0 %)
検査人数
4,190.4
10月7日 の数値(7日間移動平均)
(前日比: -268.3 人)

モニタリング項目(4)のグラフ

(注)
  • 陽性率:陽性判明数(PCR・抗原)の移動平均/検査人数(=陽性判明数(PCR・抗原)+陰性判明数(PCR・抗原))の移動平均
  • 集団感染発生や曜日による数値のばらつきにより、日々の結果が変動するため、こうしたばらつきを平準化し全体の傾向を見る趣旨から、過去7日間の移動平均値をもとに算出し、折れ線グラフで示す(例えば、5月7日の陽性率は、5月1日から5月7日までの実績平均を用いて算出)
  • 検査結果の判明日を基準とする
  • 5月7日以降は(1)東京都健康安全研究センター、(2)PCRセンター(地域外来・検査センター)、(3)医療機関での保険適用検査実績により算出。4月10日~5月6日は(3)が含まれず(1)(2)のみ、4月9日以前は(2)(3)が含まれず(1)のみのデータ
  • 5月13日から6月16日までに行われた抗原検査については、結果が陰性の場合、PCR検査での確定検査が必要であったため、検査件数の二重計上を避けるため、陽性判明数のみ計上。6月17日以降に行われた抗原検査については、陽性判明数、陰性判明数の両方を計上
  • 陰性確認のために行った検査の実施人数は含まない
  • 陽性者が1月24日、25日、30日、2月13日にそれぞれ1名、2月14日に2名発生しているが、有意な数値がとれる2月15日から作成
  • 速報値として公表するものであり、後日確定データとして修正される場合がある

モニタリング項目(5)

救急医療の東京ルールの適用件数
35.9
10月7日 の数値(7日間移動平均)
(前日比: +0.3 件)

モニタリング項目(5)のグラフ

(注)
  • 集団感染発生や曜日による数値のばらつきにより、日々の結果が変動するため、こうしたばらつきを平準化し全体の傾向を見る趣旨から、過去7日間の移動平均値を折れ線グラフで示す(例えば、7月7日の移動平均値は、7月1日から7月7日までの実績値を平均したもの)

モニタリング項目(6)

入院患者数
979
10月8日 の数値(前日比: +3 人)

モニタリング項目(6)のグラフ

(注)
  • 5月11日までの入院患者数には宿泊療養者・自宅療養者等を含んでいるため、参考値である
  • 当サイトにおいて入院患者数の公表を開始した3月6日から作成

モニタリング項目(7)

重症患者数
22
10月8日 の数値(前日比: -2 人)

モニタリング項目(7)のグラフ

(注)
  • 入院患者数のうち、人工呼吸器管理(ECMOを含む)が必要な患者数を計上。 重症基準の考え方はこちら
  • 上記の考え方で重症患者数の計上を開始した4月27日から作成