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サルビア・ディビノラム栽培の基本

「光・置き場所」
「植え付け・植え替え」
「茎が折れやすいこと」
「気温と湿度について」
「肥料のあたえ方について」
「挿し芽の切りとり方について」
「コップに水挿しするやり方」
「発根した苗の植え付けについて」
「サルビア・ディビノラムの種子について」

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「光・置き場所」


サルビア・ディビノラムは「半日陰」で(in light shade)もっともよく生育する植物です。

自生地が森の中なので、木漏れ日が射す森林の中に近い環境を作ります。

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レースのカーテン越しくらいの光量(filtered sunlight)です。真昼の直射日光は避けます。真夏の照りつけとかもう無理です。

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真っ暗でもダメです。当然。


「植え付け・植え替え」

サルビア・ディビノラムは根っこが伸びるためのスペースがたくさん必要になるので、成長の早いときには、2,3ヶ月ごとに一回り大きい鉢に植え替えることになります。

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いい場所があるなら「地植え」が一番よいです。地面に直接植えるとほんとに早く伸びます。半年ほどで2mとかの草丈になります。

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「茎が折れやすいこと」


サルビア・ディビノルムは、茎があんまり丈夫ではありません。草丈が1mぐらいになるあたりから、自分の重みで地面へと折れ曲がりだします。そのぐらいヤワな茎です。

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ポッキリいってしまうこともあるかもしれませんが、折れたら折れたで水につけとけば簡単に発根するので、倍に増えてラッキーぐらいの気持ちでいられます。また、頂芽が摘み取られると、脇芽をさかんに吹き出し始めます。

サルビアの自生地では、折れ曲がった茎が湿った土(moist soil)に触れると、そこから新しい根を伸ばしはじめ、ついにはその新しい環境(location)でまた茎を伸ばしていきます。

じつはこれが、サルビアが野生で繁殖(spread)するときのおもな手段です。発芽する能力のある種(viable seed)というものがめったにできない、ちょっと変わった植物だからです。

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まあ、実際に栽培するにあたっては支柱で補強してやればよいだけの話です。

ものすごく発根しやすいという性質が、種のできにくいという不利な性質を十分にカバーしています。茎の弱さを繁殖上の強みに変えるタフさをそなえた植物です。


「気温と湿度について」


サルビアがもっともよく成長する温度域(ideal temperature range)は、15℃から27℃の間、ちょうど人間にとってもすごしやすい、春や秋の気候と同じです。


そこから±10℃、真冬の寒さや真夏の暑さにも容易に耐えられますが、成長はかなり遅いです。屋内で管理してください。氷点下や炎天下の戸外に置いとくと、100%枯れます。

サルビアはかなり湿った空気(a fairly humid atmosphere)を好み、湿度(relative humidity)100%に近い潤いのある空気が大好きです。だから、サルビア栽培に慣れた人は、簡易温室(humidity tent)を用意しています。

水槽に水を張ってラップでフタをした程度の簡単なもので十分です。
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これがあると目に見えてイキイキします。冬越しもグンと楽になります。

温室がなくても大丈夫です。50%ぐらいの湿度=人間にとっても快適な湿度があれば十分です。適応力のある植物なので、慣らせば多少シビアな環境にだってなじみます。




「肥料のあたえ方について」


サルビアは結構肥料食いです。定期的に肥料をあたえる(regular feeding)と、それに応えてよく伸びます。

あたらしく株(plants)を手に入れた場合、1、2週間ほど栽培する環境にならしてから施肥(fertilizing)をするのがよいです。

肥料を与えるときは、どんな植物にもそうですが、やりすぎ(overfeed)には注意しましょう。


「挿し芽の切りとり方について」

サルビア・ディビノラムは、挿し芽cuttingsでかんたんに殖えるpropagate植物です。

挿し芽を少しちょん切って水に挿しておけば、2,3週間で根っこが生えますroot。

短くとも5cmから20cmぐらいの長さで、どれもよく根を出します。

節目からがもっともよく発根するので、切れ味のよい清潔な刃物で、節nodeのすぐ下から切りましょう。


「コップに水挿しするやり方」

切り取った挿し芽cuttingを、コップの中の水に挿します。

挿し芽が水没してしまわない程度、水量は3,4cmほどが適当です。

各挿し芽ごとにコップはひとつとなるよう、別々にわけた方がよい。


一本が腐る(rot)と水まで腐って(spoil)しまい、ほかの挿し芽まで死なせてしまうから。


レース越しの光(diffuse light)で室内管理し、水位を維持するために必要に応じて水を足す。


およそ2週間程度で、できかけの(starting to form)根っこが見られるだろう。


早く発根するのもあれば遅いのもある。


経験上、挿すのは真水で十分で、発根促進剤(rooting hormones)は必要ないと思う。


「発根した苗の植え付けについて」


挿し芽が1,2cmの根を数本出したころに、ゆるく培養土を盛った(loose potting soil)鉢に植えつけて、土(soil)が十分に湿る(completely moist)まで十分に水をあたえる。
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植え付け後は、根系(root system)が十分に発達するまで、屋外の風や機構の急激な変化(temperature swing)を避けるため、もう2,3週間室内での管理を続ける。


水からあげて鉢植えにした直後の苗はしおれ(wilting)やすいため、数日は空気の湿った(moist)環境におくとよい
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一番簡単なのは苗にすっぽりコップでもかぶせてしまうこと。もしくはビニール袋を、苗にくずれかからないように針金などで枠をつくった上で、かぶせる。


湿気をあたえるためにときおり霧吹き(spraying)してやるのもよい。


十分に発根したら、すみやかに鉢植えへ移すべきだ。根はダメージを受けやすく、挿し芽は栄養素に欠乏(starve for nutrients)しはじめるから。

「サルビア・ディビノラムの種子について」

Salvia Divinorumの種子はきわめて珍しい。


生育可能な種子(viable seeds)はほとんどといっていいほど作られない。


種子は密封容器の中で乾燥状態で保存すべきだ。


冷蔵して保存すると、生育可能性(viability)はかなりおおきくなる。

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種子は2,3ミリの深さで、良質の培養土(potting mix)にまく。


種子は非常に小さくまた培養土の表層近くにまくため、水遣りの際は種子が流れ出(dislodge)さないように気をつける。


そのため培養土は底面から給水するのがよく、また霧吹きを使って水遣りするのもよい。


培養土の表面はしめり気(moist)を保たなくてはいけないが、水浸し(soggy)にしてはいけない。


種に発芽能力(viable)があったら、たいがい2~4週間で芽を出す(germinate)。


サルビア・ディビノラムの苗(seedlings)はかなりデリケートで、はじめは成長も遅い。


株が大きく成長するにつれ、やがては丈夫になりハリ(resilient)も出てくる。



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サルビア・ディビノルムはふつう挿し芽(cuttings)で殖える。


そのため、栽培されているものはほとんど、遺伝的に(genetically)同一のクローン(clones)で、ごくわずかに伝わったクローン苗が広まったものである。


そのたいがいは「バネル株(Bunnell strain)」(別名「ワッソン/ホフマン株(Wasson/Hoffman strain)」)のことである。


種からあらたに苗をそだてていくとなると、それは遺伝的にふたつとないあらたな個体(individuals)を確立することになり、ひいては、この希少種(rare species)の遺伝的多様性(genetic diversity)をひろめるのに大事な役目を果たすことになる。


だから、もし種からうまれた苗を手に入れることがあったら、大切に大切に維持されたい。


新しい系統(strain)をふやし広めることで、Salvia Divinorumが今後も絶えることなく生き延びていくための、いわば保険をかけている(insure)。


なぜなら、本種が将来も存続していくために、単一の個体によらなくてすむようになるからである。


「種からうまれた苗(seed-raised plants)」にはラベルでも貼って、自分がコレクションしたうちで、ほかの系統と区別がつくように十分注意されたい。


Salvia Divinorumは同種同士見分けがつかない(indistinguishable)が,種から育った苗はときおり、目に見えてなにか特徴をもつことがある。


種から生まれた「アンドロメダ」種から生まれた「アンドロメダ」






変種(variety),亜種(subspecies),株(strain)の関係について
「系統に対応する英語にはstrainとvarietyが示されていますが,系統について「本来は純系の意味」という記述がありますので,strainの違いに分類上の違いは無いように思います。」




HOW TO PROPAGATE AND GROW SALVIA DIVINORUM
by Daniel Siebert

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Author:bluehoney
inflorescence of Salvia Divinorum : entheogen / third eye / ethnobotany / mycology / Devotion to Salvia Divinorum.

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