▼行間 ▼メニューバー
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
おかしな転生 作者:古流 望

第28章 復活の卵

296/296

295話 交渉と水掛け論

 明らかにボンビーノ家の高速船とは違った形で作られている帆船から、一人の紳士がやって来た。

 ペイスにも面識のある人物であり、神王国の国内政治でも一派を形成する重鎮。

 綺麗に整えられた身なりからは品の良さを感じつつも、張り付けたような笑顔が、刺々しい今の場には相応しくない。


 「コウェンバール伯爵がわざわざおいでとは驚きました」


 チクリと棘の含まれた言葉を投げかけるペイス。


 「偶々雑務でレーテシュ伯の所に居ましてね。どうやら一触即発の事態を防げたようで、ほっとしているところだよ。ははは」


 皮肉にも取れるペイスの言葉を、飄々とした態度で受け流すコウェンバール伯爵。態度からにじみ出る余裕さは、長年交渉の場でしのぎを削ってきた経験を感じさせる。

 戦場で切った張ったと剣を振るう豪傑とはまた違った意味で、古強者と思わせる雰囲気があった。


 「お忙しい中、ご足労頂き恐縮です。船に乗ってくるというなら、てっきりカールセン子爵辺りだと思っていましたが」


 元々海上の権益に関わる査察を行うのは、コウェンバール伯爵の仕事ではない。何の権限があってここにいるのか。

 暗にそう問いかけるペイスに対し、伯爵は軽く頷いて答える。


 「彼の御仁も忙しい。それに、カールセン子爵は査察が仕事で、ボンビーノ家やレーテシュ家と仲良くするわけにもいかない。そこで、私が代わりに来たのだ。ご不満かな?」

 「滅相もない。閣下のご尊顔を拝し光栄に思っております」


 コウェンバール伯爵は外務貴族の重鎮。その権限はカールセン子爵の上位互換である。こと外交分野に限り、外務尚書の信任を受けてかなりの裁量が認められていて、動かす予算額もかなり大きい。仲裁に入る格という意味では申し分ない。

 それに元々伯爵は、聖国と神王国の橋渡し役を自他ともに認める聖国通(せいこくつう)。聖国語も訛りなく流暢に喋るし、聖国の文化風習にも詳しい。信仰こそ神王国人のそれだが、他は聖国人の中に居ても全く違和感なく溶け込めるだけの知識とマナーを身に着けている。

 聖国とのトラブルが予想される中にあっては、最も適任かもしれない。

 誰の采配であるのか。南の女狐か、王都の腹黒公爵か。或いは王宮の魑魅魍魎か。国王直々の使命もあり得る。

 どんな思惑が有るにせよ、伯爵がやって来たことで軍人が出しゃばることはやり難くなった。

 咄嗟にそう判断したペイスは、コウェンバール伯爵を笑顔で歓迎して見せる。中々の腹芸だ。


 「それで、私がこの場を預かることになったが、了承頂けるかな」

 「頷く前に、事情を説明願いたいです」


 何がどうなって、いきなり現れて仕切り出すのか。

 詳しい説明を求めるのは当然だろう。

 ペイスの求めに応じた伯爵は、さてと顎を撫でながら言葉をぽつりぽつりとこぼし始める。


 「ふむ……そもそも、王都で“小火騒ぎ”が起きた時、モルテールン家から王家への献上予定品を“紛失”したと連絡があった」

 「む……」


 明らかな放火をボヤ騒ぎ、明確な窃盗事件を紛失と表現する伯爵の言葉に、ペイスは思い切り顔を顰めた。当然だろう、ここで伯爵の言い分をそのままにしてしまえば、問題が相当に矮小化されてしまうのだから。

 何の意図があってそんな言葉を使うのかと、ペイスは猛抗議する。


 「落ち着いてもらいたい。王家にも立場があるのだ」


 少年貴族の猛々しい抗議も、伯爵は平然と受け止める。

 その上で、王家の立場を説明しだす。

 王家としては、ことが外国勢力との紛争、果ては国家対国家の戦争になって欲しくない。元々穏健派の外交方針を持っていた現国王だけに、戦うのは消耗激しく国益を損なうと考えているのだ。

 勿論、必要とあれば戦争も辞さないだけの覚悟と判断力を王は持っている。とはいえ四方を仮想敵国に囲まれているのが神王国だ。出来ることなら戦う際は敵を絞りたい。

 目下、神王国が主敵とするのがサイリ王国。先般フバーレク家を筆頭にした東部南部の連合軍が、広大な土地を奪取することに成功している。このまま、弱っているサイリ王国に敵を絞り、他とは睨み合いを続けるのみとするのが現在の大まかな外交方針。

 だからこそ、不確実なことは言えない。聖国に対して批判をし、後から間違ってましたというのは、喧嘩を売るだけ売って大義を無くして損をするという意味で、最悪なのだ。

 故に、火事を放火とは断定せず、窃盗かどうかがはっきりするまでは単に紛失である。

 モルテールン家としては納得しづらいものが有るが、理路整然と説明されるとペイスも頷くしかない。


 「失礼しました。続きをどうぞ」

 「献上品の“紛失”はさておき、王都の、それも貴族街での小火というなら重大事。事情を陛下自らが御調べになり、どうやら放火の疑いが高いと結論付けられた」

 「はい」


 改めて、伯爵は火事の件を放火らしいという。

 火事の起きたところが厨房の近くということで、自然に火事が起きた可能性や、自覚できない事故や偶然で火災の起きた可能性もある。

 故に、断言はしない。あくまで、放火“らしい”という態度だ。可能性が極めて高い、という扱い。

 これもまた政治的な判断であり、公爵始め軍が人を動かすには根拠として十分だが、仮に抗議が有っても誤魔化せる余地は残す曖昧さの匙加減である。


 「さらに言えば、放火犯と思われる者は逃走済み。そしてカドレチェク公爵が自ら指揮を執って王都に検問を敷いた」

 「ええ、そう聞いています」


 王都を封鎖する勢いで敷かれた検問。

 これは、軍家閥の重鎮が自分で指揮を執って為されている。

 モルテールン家からの要請というのもあるし、自分たちのおひざ元で事が起きているというのもある。

 王都が荒らされて、犯人には逃げられてしまいました、では治安を守る公爵の顔を潰す行為になるのだ。


 「軍が捜査を行った上で、犯人はどうやら国外に逃げようとしていると、公爵から連絡があった」

 「迅速な対応だと思います」

 「そこで方々に“王都から”連絡が飛んだ」

 「連絡が?」


 どうやって。

 ペイスの疑問だ。

 王家にはお抱えの魔法使いが何人もいると聞くが、それほど広範囲に渡って迅速な連絡が付けられるものなのか。

 或いは、物理的、技術的な手段で何かあるのか。

 少年の問いに、伯爵が答える。


 「モルテールン卿だよ」

 「父様ですか」

 「こういう時の為に、モルテールン卿が王都に詰めていると言っても良い。カセロール殿の魔法で、目ぼしい所には連絡が届いたのだ」


 ペイスは、カセロールが“魔法の飴”も使ったことを察した。

 元々カセロールは、魔法の内容こそ利便性と汎用性に富むものであるが、王都から四方に飛び回れるほどの魔力は無い。そんなことが出来るのはペイスぐらいなものだろう。

 しかし、魔法を飴が代替してくれれば、自前の魔力は使わずとも良い。【瞬間移動】の魔法がカセロールの十八番というのは広く知られていることなので、魔力の量さえ誤魔化せれば、転移し放題になる。


 「さっきも言った通り、私はたまたまレーテシュ伯の所にいた」

 「はい」

 「そして、レーテシュ伯が海上の監視を強めるように指示を出していたところ、ボンビーノ家から連絡が届いたのだ」

 「それも父様が?」


 ボンビーノ領からレーテシュ領まで、結構な距離がある。

 それを半日も経たないうちに連絡をするなど、神王国の技術水準からすれば、魔法的手段以外にあり得ない。

 まさか父親が八面六臂の活躍をしたのかとペイスが問えば、伯爵は軽く首を横に振る。


 「いや。鳥が連絡を運んでいるのを見た。ボンビーノ家のお抱え魔法使いによるものだろう」

 「ふむ」

 「その内容を見て、下手に拗れると聖国との戦争さえ起こり得る事態と判断した。この判断は間違っていたかな?」

 「いえ、正しいと思います」


 恐らく、ウランタ辺りが色々と気を使って手配したのだろう。

 事実として公船が現れ、武力衝突まで起きている。このまま最悪の事態を連想していけば、聖国対神王国の戦争、或いは先の大戦のように神王国対周辺国全てという全面的な世界大戦もあり得る。

 ペイスとしては、どうせどこかで外務のちょっかいが有るだろうと想像していたわけだが、ウランタがそこまで想像できたかどうかは怪しい。

 従って、可能性というものだけならば、伯爵の懸念は当たっている。


 「そうだろう。将来の摩擦と衝突を予測したなら、その芽を摘むのは我々外務官の仕事。そこで伝手を使って船に乗り込んだという訳だよ。何故か都合よく動かせる聖国の公船があってね。こうしてまかり越した次第だ」

 「はあ」

 「聖国との折衝は我々が預かる職務。決してモルテールン家の顔を潰すようなことはしないと神に誓う。この場を預からせてもらいたい」

 「事情は分かりました。仕方ありませんね。僕もメンツの為に全面戦争というのは御免被りたいところでしたから」


 ペイスは、自称平和主義者である。

 菓子の為ならば、もとい故郷と領民を守る為ならば戦争も辞さない覚悟ではあるが、当人は平和を愛し、平穏を望んでいること疑いようもない。

 ならばこそ、外務官が仲立ちして、モルテールン家含む神王国側のメンツが保たれ、実利を得られる落としどころが探れるなら、それに越したことは無いと頷いた。


 「理解いただき感謝するよ。それで、そちらはどうかな?」


 ペイスとの話が付いたところで、伯爵はイサルの方に向き直る。勿論、拘束の類は既にない。伯爵はイサルのことも当然知っており、十三傑の一人であることも知っている。

 故に、殊更丁寧な態度で聖国人に接していた。


 「何のことかは分からないが、誤解があるようならばそれを解くのもやぶさかではない」


 イサルは、今の現状を考える。

 どう考えても、勝ちが確定している話では無いか、と。

 今、モルテールン家から奪った金庫の中身は、部下が隠し持ったまま。恐らくは聖国上層部が手配したであろう連中が、匿っているはずである。二隻目の船の雰囲気から、安堵感が漂っていることからそれは間違いなさそうだ。

 つまり、本国がもみ消しとつじつま合わせに動くための時間稼ぎと、最低限の交渉ラインさえクリアできれば、それで良い。

 最低限の交渉ライン未満とは、例えばモルテールン家に“龍の卵の所有権”があると認めてしまうことなど。

 聖国でお宝を確保する。それが叶うように動くのが最低ラインだ。最悪なのは、今この場に居る公船二隻ともが拿捕され、中の人間や荷物を調べられるようなことだろうか。

 逆に言えば、現状での最低ラインはこの場からとにかく離れることである。金やら名誉ならば相当に譲歩が出来るということでもある。


 「では双方の意見を聞こう。誓って公平な判断をするので、お互いに言い分を論じて欲しい」


 伯爵が、話し合いの場が成立したことを認め、双方の言い分を聴取しだした。


 「では我々から」


 これ幸いと、イサルは自分たちの意見を滔々と述べ始める。

 自分たちは任務の為に商船と偽っていたのは事実だが、それは貴人たるイサルの身を守る為の防衛的措置であり、街中で変装するようなものであると。

 これについてはペイスは何も言わない。商船偽装の船舶について、取り締まりはボンビーノ家の管轄だ。


 対し、ペイスの主張も明確である。


 「我々の主張は、単純。王都での“放火犯”並びに“献上品窃盗犯”の捕縛と、“献上品奪還”にあります」


 モルテールン家として最優先に守るべきは、盗難品の奪還。これが為せないのであれば、実利的にも大損であるし、モルテールン家も、神王国王家も、カドレチェク公爵家も、そしてボンビーノ家も、全てが面目を潰されることになる。絶対に譲れない条件として、強く主張した。

 その上で、犯罪人の確保。

 これも、貴族としての体面を守る為には成し遂げたい要求である。

 ただし、先の条件を満たす為であるならば、譲歩も可能な条件だ。

 犯人に報復するのは、最悪聖国丸ごとに対して行えばよいのである。勿論、そんな内心をペイスが語ることは無い。


 「先ほど身柄を拘束していたようだが、その犯人がイサル殿であるということかな?」

 「はい。この船の捜索で、当家の金庫が発見されています。王都から盗まれたものに間違いなく、従って盗んだのは彼です」


 ペイスは、ピッと指をさして犯人を示す。勿論指さす先は聖国の魔法使いだ。

 これで話は終わり。という訳にはいかないのがこの手の交渉というもの。

 イサルもまた、強かにペイスの論理について反論して見せる。


 「それは違う。その金庫は偶々街で入手したものだ。物珍しさから(あがな)ったが、盗品とは知らなかっただけのこと。その証拠に、本当に盗品というなら、返還する用意がある」

 「王都で盗まれてから半日でナイリエに持ち込んだ者がいて、そこから買ったと? あり得ないでしょう」

 「しかし、事実としてここにあるのだ」

 「それは貴方が盗んだからでしょう」

 「断固として否定する。百歩譲って、その金庫が盗品であったとしても、それを我々が盗んだという確たる証拠でもあるのか」

 「……むむ」


 いっそ清々しいほどの開き直りに、今度はペイスが言葉に窮することになった。

 実際、確たる証拠というものがあるのかと問われると、無いと答えるしかない。

 盗まれた金庫が現にあり、明らかに魔法使いでなければ不可能な状況に置かれていて、目の前に俊足と名高い移動に長けた魔法使いが居る。どう考えても、朝駆けの魔法使い以外に犯人は居ないのだが、確実な証拠、例えば犯人の目撃者であるとか、遺留品といった物は無い。状況証拠のみである。

 盗った盗らないの水掛け論が始まり、盗品であるからには賠償せよ、金が無いなら船ごと寄越せとペイスが言いだす。ならば返還に対価を寄越せとイサルも言い返す。

 金庫の中には卵があったはずだとペイスが言えば、そんなものは知らないとイサルもすっと呆け、何なら船の卵は全部くれてやるとまで言い張り、潔白を主張した。


 結局、喧々諤々の議論が戦わされ、お互いの言い分がまとまる。


 「ふむ、では最終的な判断を言おう」


 伯爵が、両者をそれぞれ見つめ、意思確認を行う。


 「この船団の持つ“全ての卵”と“金庫”をモルテールン家引き渡してもらいたい。卵を損害賠償に充てることについては聖国は異議を唱えない。何者かが盗品を持ち出そうとしていた事実は両者ともに認めるが、犯人については確かな証拠をもって責任を問うものとする。ここまでは良いかな?」

 「はい」

 「結構です」


 “盗まれた品の奪還”に関しては、とりあえず金庫が返ってくることで、ゼロ成果ではない。中身については今後も捜査に相互協力するとした。ここら辺が落としどころだったのだ。

 公船の中にあるすべての卵を引き渡すとした以上、中に龍の卵がある“かも”しれない。可能性がゼロで無いなら、まず取り返した“はず”と言い張っても良かろう。神王国上層部のメンツはこれでそれなりに保たれる。

 盗まれてしまったと批判されても、いやいや取り返したはずで、今調べている、と言い返せるからだ。

 場合によっては、金庫が盗品であったのは事実だし、盗品を取り返したと断言しても良い。盗品全ての確実な奪還は敵わなかったが、その見込みが立ったというところが現状の妥結点。

 イサルにとってみれば、積んでいた卵の山の中に龍の卵が無いことは百も承知だが、そんなことはモルテールン家やボンビーノ家に分かるはずもないと、さもその中に卵があるふりをして交渉した。上手くいったとほくそ笑むばかりだ。

 “犯人の捕縛”についても、確実な証拠がない、とするあたりが落としどころだった。

 一度イサルを捕縛した以上、ボンビーノ家やモルテールン家側としては犯人の捕縛には成功した、と言い張れる。あくまで証拠不十分であり、政治的配慮で釈放したという態に出来る。


 モルテールン家側の求める“犯人捕縛”と“盗品奪還”は、曖昧な部分が残るものの達成された。調停役の伯爵は、そう判断して頷く。


 「船籍を偽っていたことについては、ボンビーノ家に聖国から、先に決めた通り賠償する。ただし、公船に武力行使したことについての賠償をその一部に充当するものとする。そして今後はこの決定に異議を申し立てないこと。両者ともによろしいか?」

 「はい」

 「良いとも」


 公船全ての没収を当初主張されていたイサルとしても、賠償で片付く話であれば譲歩できる範囲だった。

 少々痛い出費になるだろうが、そこは自分の上司たちに尻ぬぐいしてもらう気満々である。

 最後に、今後の交渉でひっくり返されないように、或いは賠償をお替りされないように、この場のことは今後異議を申し立てないという確約が為された。


 「ではここに、契約を」


 ペイスとイサルは、お互いに目線で火花を散らしながら、同じ内容の書かれた三通の書類にサインするのだった。


  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
cover_15kan.png

感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

転生して田舎でスローライフをおくりたい

働き過ぎて気付けばトラックにひかれてしまう主人公、伊中雄二。 「あー、こんなに働くんじゃなかった。次はのんびり田舎で暮らすんだ……」そんな雄二の願いが通じたのか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全490部分)
  • 30955 user
  • 最終掲載日:2020/10/07 12:00
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全173部分)
  • 25186 user
  • 最終掲載日:2020/10/02 00:00
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 24475 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2351部分)
  • 23001 user
  • 最終掲載日:2020/10/08 00:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全215部分)
  • 28379 user
  • 最終掲載日:2020/09/28 12:11
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全195部分)
  • 23331 user
  • 最終掲載日:2020/08/18 00:50
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全488部分)
  • 28124 user
  • 最終掲載日:2020/10/06 00:00
異世界薬局

研究一筋だった日本の若き薬学者は、過労死をして中世ヨーロッパ風異世界に転生してしまう。 高名な宮廷薬師を父に持つ十歳の薬師見習いの少年として転生した彼は、疾患透//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全113部分)
  • 25830 user
  • 最終掲載日:2019/09/16 14:33
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2609部分)
  • 26302 user
  • 最終掲載日:2020/10/07 18:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 34240 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全377部分)
  • 28083 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 01:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 26948 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

 ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引っかかって、無一文、鞄すらない初期装備の状態でゲームの世界に飛ばされてしまった。 「どうしよう……?」「ど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全247部分)
  • 23283 user
  • 最終掲載日:2020/03/28 07:00
没落予定なので、鍛治職人を目指す

前世でプレイしていたゲームのキャラに生まれ変わった主人公。そのキャラとは悪役令嬢とともに没落し、晩年を夫婦として一緒に暮らすクルリ・ヘランという男だった。 ゲー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全155部分)
  • 23286 user
  • 最終掲載日:2018/11/11 20:00
異世界食堂

しばらく不定期連載にします。活動自体は続ける予定です。 洋食のねこや。 オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。 午前11時から15//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全123部分)
  • 23902 user
  • 最終掲載日:2020/08/15 00:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 27748 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 24704 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全395部分)
  • 30903 user
  • 最終掲載日:2020/10/03 18:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 24426 user
  • 最終掲載日:2018/05/21 12:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全196部分)
  • 27982 user
  • 最終掲載日:2020/06/04 12:00
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~

◆◇ノベルス6巻 12月15日 & コミック3巻 12月13日より発売予定です◇◆ 通り魔から幼馴染の妹をかばうために刺され死んでしまった主人公、椎名和也はカ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全227部分)
  • 26715 user
  • 最終掲載日:2020/10/01 08:00
人狼への転生、魔王の副官

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全415部分)
  • 23720 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 09:00
神達に拾われた男(改訂版)

TVアニメ放送中です! さらに文化放送にて、『神達に拾われた男 田所あずさと桑原由気の異世界スローラジオ』も放送されています。 ●シリーズ累計160万部突破! //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全237部分)
  • 27378 user
  • 最終掲載日:2020/09/30 16:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍八巻 2020/08/07 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカラ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全653部分)
  • 30682 user
  • 最終掲載日:2020/10/05 12:23
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全290部分)
  • 24425 user
  • 最終掲載日:2020/09/30 00:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版20巻+EX巻、コミカライズ版10巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全680部分)
  • 32139 user
  • 最終掲載日:2020/09/06 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

❖❖9月25日書籍9巻、本編コミック6巻、外伝4巻発売!❖❖ ◆オーバーラップノベルス様より書籍8巻まで発売中です。本編コミックは5巻まで、外伝コミック「スイの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全539部分)
  • 37845 user
  • 最終掲載日:2020/10/05 23:07
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 35805 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00