掃海管制艇「ながしま」のホームページへようこそ。
私は、平成31年3月18日に第16代「ながしま」艇長として着任しました。
本艇は平成8年12月25日「うわじま」型掃海艇の9番艇として就役、広島県呉基地を母港とし様々な任務に対応しました 。
その後平成17年から京都府舞鶴基地、平成24年から北海道函館基地において活躍し、平成30年3月には掃海管制艇に種別変更され、再び広島県呉基地へと戻って参りました。
掃海管制艇は、遠隔操縦式掃海具(SAM)を運用し、主として掃海艇が航行できない浅い海域の掃海を担当します。遠隔操縦式掃海具(SAM)は、掃海管制艇(MCL)からの無線操縦により無人で運用され、磁気掃海と音響掃海を同時に実施して船舶交通に影響を与える機雷の排除にあたります。
本艇を始めとする各掃海部隊の艦艇は、港湾及び航路に敷設された機雷を排除し、通航船舶の安全を確保することが重要な任務であり、この任務を達成するために日夜訓練に励んでいます。
今後とも、海上自衛隊、掃海管制艇「ながしま」を温かく見守っていただければ幸いです。
ながしま艇長 3等海佐 森 田 彰 彦
ながしまの由来
掃海管制艇は日本の島のうち「ひらがな」4文字の島名を命名するように海上自衛隊で定められており、「ながしま」は鹿児島県北西部、熊本県天草島と九州本土との間にある青い海と島の緑に包まれた「長島」にちなんで命名されました。