三浦春馬さんとマネジャー “現場待ち合わせ報道”の違和感

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 アミューズの人気俳優・人気歌手のマネジメント体制は極めてしっかりしている。現場へ向かう出発時間の30分前には、マネジャーがタレントの自宅前で待機し事務所車内を丁寧に清掃したり、荷物を運んだりする。マネジャーの中には、車内の清掃が終わると周辺に筆者のようなマスコミや不審者がいないか入念に確認する人もいた。こうした作業がすべて終わると、マネジャーは直接タレントを部屋まで迎えに行く。

■アミューズのマネジメントでは極めてレアケース


 ところが、なぜか今回の三浦さんの自殺報道において、タレントとマネジャーが直接現場で落ち合う予定だったかのように報じられた。もしこれが事実だとすれば、アミューズのマネジメントにおいてこれは極めてレアケースだと思っていた。三浦さんはドラマや映画で主演を務めるトップクラスの俳優だ。もし現場に向かう途中で事故に遭ったり、熱狂的なファンに付きまとわれたりしたら、一体誰がその責任を負うというのだろうか。マネジャーはアーティストを現場までエスコートし、当日の段取りの席まで同席するというのが役目。

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