三十代も半ばになると | 竹仲法順の連載小説道場

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人間の可能性は極度に薄れてくるようになると思う。これは率直な気持ちだ。幾分個人的な雑感も入っているのだけれど……。
 
確かに創作は続けていくにしても、それで生計を立てることなどほとんど出来っこないと思えてくる。相変わらず文芸社の担当の人間に原稿を送っても「協力出版しませんか?」とばかり言ってくるのだし。売れる保証などまるでない書籍を出すのに百万とか百五十万とか、大金を出せるわけがないだろう。
 
それにボク自身、年金生活者なのだし、将来、生活保護受給者になる可能性がほぼ100%になってくる。そうなってくると、創作活動はほぼライフワークとなってしまう。でもそれでいいのだ。別に派手に売れて、チヤホヤされるのだけが人間じゃないのだから……。
 
いい意味での悟りを得たなと思う。これが三十代半ばを迎える男性の心のうちである。仕方がないのだ。こう考えるしか、やり場がない。まあ、大きな文学賞などが転がり込んで来れば、それに越したことはないのかもしれないが、そういった可能性はほとんどゼロに等しいだろう。そう思っている。十代、二十代、そして三十代前半までのギラギラした熱いものが薄れていくのが手に取るように分かる。まあ、確かに田中慎弥みたいに売れない時代含めて約二十年創作やって、バカな会見して本が売れた人間もいるにはいるのだが……。
 
ひとまず今の気持ちを整理いたしました。ブログ更新です。なお、この記事はツイッターにURL貼らせていただきます。一人でも多くの方に読んでいただきたいので。
 
ではまた。
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