東京拘置所は、完全な肥満とまでいかなくとも、女子社員から給湯室で「あの人、ちょっと太めになったんじゃない」と陰口を叩かれる程度の肥満予備軍（俗に「プチでぶ」）を対象とした公共のダイエット施設である。入所者は、最低限の生活インフラしかない狭い独房に閉じ込められ、数ヶ月の間、粗末な食事だけで過ごすことにより体重を標準レベルまで落とすことができる。

入所資格は、奇妙にも犯罪者（ただし未決囚もしくは殺人鬼）であることが条件で、そのことがネックとなってあまり人気がなかった。しかし、堀江貴文元社長がダイエットを貫徹するため、証券取引法に抵触する行為を行い、東京地検特捜部による体重測定などの厳しい審査を経て晴れて入所、60日後に所期の減量目標をクリアしたため出所した。

ダイエット施設とはいえ休憩時間は当然設定されており、入所者たちが有意義な休憩時間を過ごせるように様々な工夫がなされている。

自習室としての東京拘置所編集

自習室としても利用されており、背任容疑で入所した元外交官の佐藤優は滞在中読書に勤しんだという。明治時代初期の「小菅県の県庁」と思えば良いのだ。

また受験戦争が本格化して以来、大人だけでなく河合塾などの予備校生による利用もあり、東京からだけでなく神奈川県からの利用者もいるようだ。^[1]

試着室としての東京拘置所編集

東京拘置所にいったん入ると劇的に痩せてしまうため、それまで来ていた洋服がいい意味で着られなくなることは日常茶飯事である。そのため東京拘置所にはユニクロの支店が置かれている他、制服やコスプレなど様々な服を試せる試着室も多数完備している。2019年には楽器ケースに入れるぐらいやせてしまったカルロス・ゴーン被告が保釈時に作業服を試着したことで話題となった。ゴーン被告はその後、ダイエットの苦痛に耐えかねて逃亡してしまったのである。

江戸時代は「小菅御殿」だった事もあり、大名クラスが鷹狩をする所だったが、21世紀には死刑囚狩りをするとは皮肉なものである。大名クラスの法的謹慎部屋も兼ねている訳なので2006年に増築してしまった。しかし、肥満率の増加や新型コロナウイルスによる Social Distance の都合で、利用者の増加を増築で対応しきれなくなった結果、小菅御殿の一部機能を日本テレビに移し、小菅御殿日本テレビ支部の主には小菅晴香の名が与えられた。ここでは深夜に生放送でグルメ画像を見せながら断食させるという、東京拘置所並みに厳しいダイエットが行われており、^[2]囚人たちのみならず女子アナたちも餌食になっている。

• 東京湾岸警察署 - 有名人のエクストリーム・謝罪用施設
• 法務省 - 拘置所を管轄