カンボジアで、先進国の大豆やトウモロコシといった畜産(=タンパク質)飼料の開発のために、熱帯雨林が伐採されている搾取の現場を目にし、途上国でも、また食料を輸入に頼る日本でも、誰も自身の健康や暮らしをコントロールできていないことに問題意識を感じる。
また、健康上の理由から日本の大学を一度ドロップアウトした経験から、すべての人が自分の健康と未来を自分でデザインできることに強い欲をもつ。
Co-founder & CEO
Yusuke Matsui
松居佑典
日本の大学で法律、海外の大学で農業教育を学んだ後電機メーカーに就職。その後農業ベンチャーを経て共同創業。好きな食べ物:コオロギのナチョス
カンボジアで、先進国の大豆やトウモロコシといった畜産(=タンパク質)飼料の開発のために、熱帯雨林が伐採されている搾取の現場を目にし、途上国でも、また食料を輸入に頼る日本でも、誰も自身の健康や暮らしをコントロールできていないことに問題意識を感じる。
また、健康上の理由から日本の大学を一度ドロップアウトした経験から、すべての人が自分の健康と未来を自分でデザインできることに強い欲をもつ。
アフリカ・ウガンダの小学校での食育プロジェクトにおいては、給食に肉が出るのは月に1度一欠片のみ。
誰でも資本や技術を問わず作れる食べ物(特に動物性タンパク質)の必要性を感じ、昆虫によるタンパク質の生産システムならその課題が解決できる。しかも、他国による支援に頼らない食の循環の仕組みを構築できると考える。
現在のような、依存と搾取そして栄養問題を本当に解決したければ、先進国・途上国問わず、世界中の人が、地域で必要なタンパク質を自分たちで生産し、消費できる自立した食の生産システムを作る必要があります。昆虫ならそれができる。そして、そのために、昆虫食という古代の文化を、現代の文化に合わせアップデートし、育てるところから口に入るまで、文化を再構築(cultivate culture)しようとこのプロジェクトを立ち上げました。