陸上自衛隊の朝霞駐屯地で行われた教育課程に、目達原駐屯地など全国の部隊から参加した20代の女性隊員22人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
この教育課程は陸上自衛隊の朝霞駐屯地で7月から9月末まで全国の若手隊員を対象に行われていたものです。
陸上自衛隊によりますと、4日までに北海道や岩手など14の都道県から参加した、女性隊員22人の感染が確認されました。
全員20代で、いずれも勤務している駐屯地などに戻ってから感染が確認されたということです。
目達原駐屯地によりますと、このうち1人が目達原駐屯地に所属していますが、別の隊員に疑わしい症状が出たため、目達原には戻らず、広島県の実家で待機していて、目達原駐屯地内での拡大はないということです。
また、この女性隊員は無症状だということです。
教育課程の参加者は同じ宿舎で共同生活していて、陸上自衛隊は感染の経緯を調べています。