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換気扇のカタカタ異音はシャッターと本体の接触が原因

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6/14/2015

10日前(6/05)に タカラスタンダードのレンジフードファン VD-90Mの油取りをしたが,
「タカラのレンジフードファン(換気扇)の油取り」
シャッターの開閉部分は炭酸ソーダ水浸け以外の油取りしなかった (シャッターやその開閉機構にも油がこびりついたまま).
その後,換気扇からの大きなカタカタ音(異音)が 非常に耳ざわりになった. カタカタ音は,1秒間に数回の周期のカタカタという異音である.
このカタカタ音は, きれいにしなかった電動シャッターの部分に起因するのではと想定し, その対策を試みてみた.
その備忘録.

換気扇の電動シャッターの仕組み   (特許)振動吸収機能付きシャッター   シャッターの振動を吸収する支持ピン   全開時のシャッターが換気扇本体に接触!   元に戻して完了  

換気扇の電動シャッターの仕組み

写真左は換気扇の左奥部. 電源オンでギアモータがヒモを引くと(緑色矢印), 3枚の羽根(ブレード)の連結棒も下がり(黄色矢印), 3枚の羽根が開く(白色矢印).

この連結棒の役目は,一番上の支持ピンの上下の動きを, 2番目と3番目の支持ピンの動きに伝えることにある.

他方,シャッター側から一番上の羽根の部分を見ると(写真右上), 電源オンでギアモータがヒモを引くと(緑色矢印), 右下の赤丸印(丸孔)を支点として, 羽根(ブレード)が開く(白矢印).
同時に,その途中にある支持ピン(左上の赤丸印) により連結棒も下がる(黄色矢印). そのため,他の2枚の羽根も開く.

また,写真右下において, 電源オフでギアモータによりヒモが放たれると(緑色矢印), 右下の赤丸印(丸孔)を支点として, 羽根(ブレード)が閉まる(白矢印).
同時に,その途中にある支持ピン(左上の赤丸印) により連結棒も上がる(黄色矢印). そのため,他の2枚の羽根も閉まる.

以上が換気扇(タカラスタンダード VD-90M)の電動シャッター開閉の仕組みだが,実によくできている.

(特許)振動吸収機能付きシャッター

「換気扇 シャッター カタカタ 異音」をネット検索し, 「振動吸収機能付きシャッター及びシャッター付き換気装置」 (特許開示2005-114264,三菱電機) が見つかった.

特許庁の特許情報プラットフォーム
で,2005-114264 を入力し,「照会」ボタンをクリック.

この特許に記載されている 「振動を吸収できる弾性を具備」した支持ピンにはスリットが入っており, 今回のプラスチック製のスリットの入った支持ピン(写真) に類似している.

なお,今回(タカラスタンダード)の換気扇のギアモータ (写真右下)は三菱製である.

シャッターの振動を吸収する支持ピン

上述の特許に記載された振動を吸収する支持ピンに 類似したスリットのあるプラスチック製の支持ピン (写真左上と写真右下の赤丸印) をよく見ると, 金属のプレート間にすき間がある.

これが振動音の原因かもと思い, すき間を針金(写真右上・左下,直径2mm)で埋めてみた (写真左上と写真右下の赤丸印).

結果として, 大きなカタカタ音が少し小さくなった気がするが, ファンケースを取り付けると, やはり大きなカタカタ音のままであった.

このままでは,やはり,うるさい.

全開時のシャッターが換気扇本体に接触!

やはり,シャッターが全開になると,耳ざわりな大きなカタカタ音がなる. モータの微小な振動が,金物で大きな振動音となり, 大きなカタカタ音になっているにちがいない.

そこで,シャッターの上部をよく見ると, 上部の右部分には換気扇本体とわずかなすき間があるが, 上部の左部分には本体とすき間がなく, 換気扇本体(枠)と「接触」していることがわかった(写真左の赤印).

そのため,振動防止対策として, シャッターの上部にスポンジ性ゴムを両面テープで貼りつけた (写真右の赤印,写真ではわかりにくいが).


写真左上の赤丸印は, 全開時のシャッターの一番上のブレード(羽根)が換気扇本体(枠)と接触している部分.

写真右上と写真左下は, 両面テープで一番上のブレード(羽根)の外側に貼りつけた手持ちの柔らかいスポンジ性のゴム.

スポンジ性ゴムを貼り付ける位置は, 一番上のブレード(羽根)の半分から少し上になる(写真左下).

写真右下は, シャッターが全開のときにつぶれたスポンジ性のゴム.
ブレードと換気扇本体との間にはすき間ができるので, 振動音がおさまる.

※ 何年かしてまた大きなカタカタ音が鳴るときは, このスポンジ性ゴムをまた貼りつければよいことになる.

元に戻して完了

ファンを取り付け(写真左上),換気扇を回しても, 耳ざわりな大きなカタカタ音の振動音はなく,非常に静かになった.

※ 古いモータからは, かすかな周期的な振動音(カタカタ音)は発生しているが, 排気音に比べて, 耳をよくすまさないと聞こえない程度に小さい振動音である.

ファンケースを取り付けても(写真右上), 大きなカタカタ音はなく,非常に静か.

※ ファンケースは, 左下にあるギアモータ, 左側にあるシャッター開閉機構, 右下にあるコンデンサ,内部の電気配線などに オイルが付着しないためにも,必要.

最後に,グリスフィルタと紙製のフィルタを取り付けても(写真下), 大きなカタカタ音はなく,非常に静か.

これにて,ようやく,完了.

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