学習院大学 国際センター

課題探究研修とは?

株式会社サンクラフトでのインタビュー訪問の様子(2019夏)

チームごとに、日本の社会や文化に関するテーマについて情報収集とフィールドワークを行い、その結果を報告するアクティブ・ラーニング型のカリキュラムです。

探究チームは、海外研修生(日本語能力検定N1・N2レベル)と学習院生で構成され、協働してプログラムに取り組みます。GCA東京の大きな特徴といえるプログラムです。

課題探究研修の目的

一つの課題テーマについて、研修生と日本人学生が共にフィールドワークを行って調査・分析し、新たな見解を提示することを目指します。

課題探究研修の流れ

課題探究研修は、プログラム開始前の事前研修からスタートします。事前研修は、設定テーマに応じて、2回から3回に分けて行われます。

プログラム開始後は、主に午後の時間を使って、3週間で情報収集とフィールドワークを行い、調査結果をまとめて報告します。

プログラム開始前

第1回事前研修

課題テーマの基本情報の共有と、テーマについての情報をインターネットや資料などから収集。

第2回事前研修

収集した情報に基づいて意見交換を行い、メインの調査先を決定。

プログラム開始後

プログラム第1週目

チームごとに、テーマに関する情報を確認・補強・共有したうえで、調査先でのインタビュー項目や調査内容を確定する。

プログラム第2週目

調査先へのフィールドワークへ赴く。あらかじめ定めていたメインの調査先だけでは必要な情報が集まらない場合は、適宜サブの調査先を設定して訪問する。

プログラム第3週目

事前情報とフィールドワークによって得られた情報を分析・総合し、パワーポイントにまとめる。まとめた結果を報告会で発表する。

過去の課題探究テーマ

2019夏:メインテーマ「日本の食」

①「和菓子」②「食器・調理器具」③「洋食」④「弁当」⑤「給食」⑥「アンテナショップ」

2019冬:「豊島区をよりよくするため」の提言を行う。

課題 ①「豊島区の芸術文化政策」②「豊島区の人口問題」③「豊島区の多民族共生」

2018夏:

①「日本の食文化」②日本の伝統工芸」③「日本のメディア」④「日本のアニメーション」

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取材訪問先一覧

課題探究研修で、これまでにインタビュー訪問を行った取材先一覧です。※敬称略・順不同

2019夏:株式会社サンクラフト / 一般社団法人 日本洋食協会 / 米食文化研究所 / 一般社団法人 日本キャラベニスト協会 / 学校給食歴史館 / café OGU1 / 北海道どさんこプラザ 有楽町店 / IBARAKIsense

2019冬:豊島区政策経営部企画課 / 東アジア文化都市2019豊島 実行委員会 / 株式会社フジサワ・コーポレーション/ 横浜市文化観光局 / 株式会社ユウト

2018夏:富田染工芸 東京染ものがたり博物館 / 読売新聞社 東京本社 / 東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム

2018冬(於千葉県富津市金谷):金谷美術館(現鋸山美術館) / SANGA Soba&Coffee STAND / 金谷小学校 / Pizza GONZO / 日本寺 / 鋸山ロープウェー / 東京湾フェリー 金谷支店 / 音楽と珈琲の店 岬 / カフェ えどもんず / the Fish / コワーキングスペースまるも / かぢや旅館

2017夏:新寿堂手帳工場 / 公益財団法人 東洋文庫 / 金王八幡宮 / 谷中銀座商店街振興組合 / 広沢電気工業株式会社

2017冬(於千葉県長生郡一宮町):一宮町役場 / 一宮商業高校 / 一宮中学校 / 一宮小学校 / 原保育園 / 学童保育わんぱくクラブ / 藤堂理容店/ 角八本店 / 海鮮市場魚平 / 上総一宮郷土史研究会 / 一宮地曳き網保存会 / 一宮町自主防災アドバイザー / 一宮町幹部交番 / 一宮町南消防署 / 一宮ネイチャークラブ / 玉前神社 / 稲花酒造 / 寿屋 / 近藤いちご園 / シルクハウス / 長生フロンティアファーム / 一宮不動産 / 軍荼利山

その他:テレビ朝日 / 栄太郎 / 豊島年金事務所 / 目白庭園 / 代々木アニメーション学院 等