拳握って叩きつける事案はしぬほどたくさんあったけど、2016年夏のTDCに関して拳握って叩きつけてた案件は、「なんでこれがSexy Zoneでできねぇんだよぉぉぉぉぉっ!」につきる。
5人横並びのCDが出た。目に見えて体制が変わった。ツアーは最初から最後まで5人だった。コングラに聡ちゃんとマリちゃんのソロパートができた。
そういう、実感できる変化があった。その夏は、聡ちゃんとマリちゃんはEXに行くことはなく、全員がそれぞれTDCの地下にいた。
聡マリちゃん、SexyZoneの昔の曲とかあんまりやってない曲とかやろうって思ったんだって。ヘンな言い方なんだけど、楽曲に愛が詰め込まれてて、聡ちゃんもマリちゃんもSexyZone大好きなんだなって…WithYou踊ってたのぐっときた…
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月7日
聡ちゃん、チャチャチャは「みんな踊ってね」って言うけど、KQJは「みんな踊れるでしょ」って言うんだよな~!こっちはあの体制のことは絶対許さないけど、でも曲はSexyZoneの曲なんだよ、一回踊ってみようよ、って悟されてるみたいなシングルメドレーなんだよな~~精密に練られてる感
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月9日
精密に、ものすごく緻密に練られているものにハッピーのシャワーをかけてパステルにした感じ、が、した。
ケンティーさんのも、ものすごく語弊のある言い方をすれば、前年度の、こっちが絶対に手出しできない孤独感というか、内側へ内側へと熱がこもっていって外を遮断していたような壁がその夏はなくなっていて、外が「見えている」ような、吹き抜けの回廊みたいなイメージがあった。分厚いカーテンがブルーのレースに変わって、風に舞っているみたいな。
ふうまくんのは、初日だけ、前年度を越えたい、みたいなことを言ってたけど、2日目から言わなくなったw
その夏は、続けての回数が多かったこともあったせいか、ライブが育っていく感が強かった。
MC、今日ラストだから、ふうまくんが「どうだった?」て聞いてて、北斗さんが開口一番おっきい声で「見直した!」ってゆっててなー。Jr.の頃のふうまくんは「言葉をしゃべれるようになったライオンみたいな獰猛さがあった。肉があれば喰う!みたいな」と。
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月16日
めぐさんが、ふうまくんのことをストイックだって褒めるのを、「営業妨害」って言うふうまくん超好きなやつ
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月12日
言葉をしゃべれるようになった実はストイック(らしい)ライオンの人は、「Sexy Zoneになりたいです」と、あいさつしていた。
ふまソロ初日に「SexyZoneになりたいです」って言い出したのほんと衝撃で。ふうまくんはソロではあえてSexyZoneを切り離す(そして最終日のWアンコールとともにSexyZoneへ帰っていく)ことを意識的にしてるのに、っておもって。
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月25日
そして、8月25日がやってくる。
中島ァのソロ見学に風磨くん連れて来た山下は100点、風磨とケンティーと勝利でSexyZone全員のソロ見たって言っちゃう山下はマイナス100点で、本日のやまぴーさんは差し引き0点だけどやまぴーは悪くないよ!w
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月25日
(ちなみにその日の夜の早い時間帯のうちに、全員じゃなかったというフォローがやまぴーさん本人よりwebから入った。やまぴーは0点だけど悪くないよ!w)
風磨とご飯食べた時に、25日にケンティー見に行くけど、一緒に行く?って聞いたら「…ちっす」って風磨が(言った)、て山下が。
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月25日
きっかけがなかったから、きっかけを作ってくれた山下くんに感謝してます、見に来てよかったです、てふうまくん言ってはった…
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月25日
言葉がまったく出てこないケンティーさん→「……ちょっ、深呼吸する」→体を横に向ける→マイク外して、すーっ、はーっ(一回)→正面に向き直る→「……………」→ふりだしに戻る、っていうことがあって、おまえ深呼吸何のために入れた!?って笑ってしまってごめんやで…
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月26日
動揺のあまり、まったくしゃべれなくなってただただ2バル見上げながら百面相して、マジかよ…ってやっとつぶやいたと思ったらマイクはずしてぶつぶつ言いながら後ろ向いちゃって、ただただ挙動不審だったケンティーさん…
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月25日
ケンティーさんから「ハニー、無言の時間が長くてゴメンね」って謝罪をいただいた…いやあやまらなくてええんやで…ふうまに「相棒」って言われて嬉しそうやったなキミ…よかったな…みたいなきもちだった…
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月25日
この時、拳握って叩きつけてた事案がなんか、そうだったのか!ってぱちっとはまった気がしたというか、実際この場でものすごく思ったのは、「こっちが思ってるよりこの人たち深刻に口きいてなかったなこれは…!?」っていう…すみませんゲスな感じで的な物語で…。
webでエア喧嘩してた頃よりはなんとかなってるんだろう別にすげぇ仲良しなわけじゃなくても、みたいなイメージをしていたけど、いやいやいや全然深刻だったねこれはね!?ちびーず大変だったね!?山下が、あの!あのおよそ周囲というものに興味を持たない山下が介入してくるくらいの事案ではあったんだね!?
…っていう雰囲気がなんか、自分の中にどわーっと押し寄せてきて、全部妄想なんだけどでも、言葉が出てこなくて百面相してるケンティーさんも、どうしていいかわかりませんっていう顔したまんまのふうまさんも、終始一貫おもしろそうな顔してる山下も今ここに実際に存在している、みたいな…。
伏線、というか、導火線になるものがあったとすれば、自分の中で思い当たるのは、それは原めぐのこと。
ふうまくん言うところの「原めぐろ」。ふまソロで、バックについたふたりのこと。
決起集会で海行って写真撮ったら、原ちゃんの手が写ってない写真が撮れちゃって、原ちゃんが帰りの車で無口になるくらい気にしてたら、目黒くんがその写真を大学の先生のとこに持ち込んで心霊写真かどうか見てもらった、っていう話の何もかもが尊い
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月11日
決起集会の海でボディボードにつかまりながら寝ちゃって流されかけた原ちゃん。
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月13日
みんな心配したって言うけど「心配してくれたの目黒だけじゃないっすかー!」
目黒くんは波打ち際から「はらー!はらーーっ!」て叫んでてくれて、誰かが「シンメ愛だな」てゆってたw
原ちゃんが何回かリハ入れなくて、次のリハの時に早く入るから誰か付き合ってくれませんかって連絡したら、みんな、やだーとかゆうんだって。
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月14日
めぐさんも無理とか言いつつ「あのゴリラのために早く入ってやるかな!」つって、原ちゃんのためにめぐさん早く入るんだって…それを樹がゆってくれるの…
昨日夜は、ふま樹原ちゃんでごはん。原ちゃんが、ふうまくんの印象が変わった、今から終わるのが淋しい、みたいな話の流れで、最後の曲を袖で聞きながら泣いちゃう、って言いながら半泣きで
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月14日
「目黒がカッコイイんすよぉぉ」
ふま樹は、原ちゃんの両サイドから背中さすってあげてたってw
原めぐが互いを大事に思ってるって話は、何度も何度も繰り返し出ていた。
それはふたりの口からではなく、まわりの子たちから。
そして、ふまソロの最終日、ついてくれたひとりずつに、ふうまくんがコメントした。
ふうまくん、原めぐのことは、昔から2人でいつも振付練習してて、そんな2人が今でも2人で踊ってるのはいいなって思う、て言うねん…
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月16日
「嫉妬します」って、この時、言ったんだよね、すごくはっきりと。
嫉妬って、嫉妬なんかそんなの、そんなのキミにだっているじゃん!
…って、思わないわけないし、思われないわけないってわかってるのに、そういうのいろいろ言われるのすっごいイヤなくせに、そうやって言葉にしたから。
そして、実際に、8月25日がやってきたから。
誰も孤独にならず、Sexy Zoneになる方法は、もしかしたらあるんじゃないかって。
しょりのグッズはクローバーモチーフ、「四つ葉?」て聞かれて「五つ葉!」てドヤ顔で答えてて、ステージ上も客席も「5人だ!」てなってる時に、「あっ、好き嫌い好き嫌い好き、って、好きで終わるから!」って言い出した岸くんが天才以外の何者でもなかった…
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月20日
幾千幾万幾億の好きより、ひとつのキライと対峙しちゃう勝利の重い思いを、軽くしてくれる人がいるのはすごい巨大なことだと思ってさ。
サマパラのラストに勝利が、SexyZoneの新曲が10/19に発売になりますって発表したんだけど、それ言う前に「SexyZoneの、SexyZoneもちろん5人です、SexyZoneのぉ、」って言うしょりたんなんですよ…!
— ぶん (@bun_tem) 2016年8月29日
これ言ってる時、すっごいうれしそうだったのおぼえてる。
みんな、TDCですごいおもしろいものつくれるのにさ、なんで、なんでこれがSexy Zoneでできねぇんだよぉぉぉぉぉっ!って、拳握って叩きつけたかった。
いつのメイキングだったか全然おぼえてないけど、コンサートの打合せの映像で、紙に書かれたセットリストを見たふうまくんが「これ、曲順って変えられないんですか?」って言ってるやつがあって、そこ!?そこなの!?そこまで大人がつくっちゃうの!?いや大人がつくってもいいけど、今の体制だとどうしようもないかもしれないけどそんなのはダメだろ!?…って拳握って叩きつけてテレビ壊そうかと思ったよねっていう時もあったわけで。
これを、この夏のTDCを、なんとかSexy Zoneにする方法はないのかと。
自分たちの手で、Sexy Zoneにする方法はないのかと。
そしたら、その全部。ほんとに、全部がSTAGEにあって。
それが、どれだけうれしかったかを。
でも、伸びる時ってこういうものなのかもしれない。
先のことは全然わからないけど、2016の夏と、2017の春。
飛行機が長い滑走路をゆっくりゆっくりすすんでいって。
飛び立った瞬間、景色が全部変わるんだよ。