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青梅市

museum/多摩武蔵野から行くミュージアムガイド
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「青梅赤塚不二夫会館」
「 昭和レトロ商品博物館」
「昭和幻燈館」
~おうめ○ごと博物館


〒198-0084
東京都青梅市住江町66番地
TEL:0428(20)0355

開館時間:
10:00~17:00
休館日:月曜日(月曜が祝祭日の場合は翌日)、年末年始

ホームページ:
青梅赤塚不二夫会館 
昭和レトロ商品博物館 
昭和幻燈館 
青梅赤塚不二夫記念館・昭和rレトロ商品博物館・昭和幻燈館
 
■入館料
  大人 小・中学生
青梅赤塚不二夫会館 400円 200円
昭和レトロ商品博物館 300円 150円
昭和幻燈館 200円 100円
※左記3館共通の「3館めぐり共通券」は
大人700円 小・中学生330円で販売しています
 
赤塚不二夫会館、昭和レトロ商品博物館、昭和幻燈館-隣接する昭和の香りのミュージアムたち
 
「ノスタルジーを感じる、青梅のシンボル的存在」

「昭和の街」をテーマに、青梅市は街づくりを進めています。駅を降りると、映画の手描き看板やレトロなつくりの駅そば屋が目に入ります。JRのホームから聞こえて来たのは、「ひみつのアッコちゃん」の発車メロディ 。昭和を代表する漫画家・赤塚不二夫を紹介する「青梅赤塚不二夫会館」、昭和のなつかしグッズを扱った「昭和レトロ商品博物館」、映画の手描き看板と昭和の生活をジオラマで表現した「昭和幻燈館」は、「おうめ○ご と博物館」と称して並んで建っています。
  青梅赤塚不二夫会館
 
建物
もとは外科、という建物は、木造のせいか、昭和の薫りが漂っています。古くて、建築物としても面白いつくりは、独特のセンスと笑いが人気の漫画家・赤塚不二夫のイメージにぴったり。「シェーッ」のイヤミ 像や、階段に貼られた「バカボン一家」のパネルは、家族の団らんや、笑い声の絶えない元気な「昭和」を思い出させてくれます。
 
展示スペース
館の名称通り、漫画家・赤塚不二夫について紹介する展示物が並びます。若いころ、赤塚不二夫が同世代の漫画家とともに生活しながら漫画を描いていた「トキワ荘」をイメージしたスペースや、青年時代から最近に至るまでの 赤塚不二夫を紹介する写真パネル、漫画の直筆原稿などが展示されています。また、右や左に移動することで見えかたが違う絵、アーカイブが入ったパソコンな ど、「見る」だけではなく「参加する」ことで、より楽しく赤塚ワールドで遊ぶことができます。
  昭和レトロ商品博物館
 
建物
赤塚不二夫会館の隣に並んで建つ、昭和レトロ商品博物館。入口に入った瞬間「なつかしい!」と、つい口に出してしまう駄菓子、おもちゃなどが並んでいます。昭和レトロ商品博物館の建物は、以前、家具屋だったという木造建築 。少し急な階段を昇ると、なつかしさをキュンと感じる畳の部屋が広がっています。また、「茶房となりのレトロ」を併設し、サイフォンで淹れたコーヒーを飲みながら、ゆっくり時間は流れていきます。「昭和は遠くなり にけり・・・」というキャッチコピーが心にしみてくるでしょう。
 
展示スペース
お酒のポスター、コーラのロゴマークがついたグッズ、ブリキのおもちゃ・・・など。実はこれ、個人や企業のコレクターが収集した「モノ」なのです!

なつかしいと見入る人、古いデザインに目を奪われる人、 と昭和のグッズに多くの人の心をひきつけられます。「サイダーのラベル」や「ぬりえ」など、コレクターが持ち込んだモノによる企画展示も行っています。

皆さんも押入に眠っているグッズを昭和レトロ商品博物館へ持ち込んでみてはいかがでしょうか?
 
2階に昇ると「雪女の部屋」という畳の部屋が広がっています。実はここ青梅市は、小泉八雲の小説「雪女」の原点なのです。雪女の本や絵本を畳の上で寝転がりながら読める、そんなやすらぎの場所です。
 

昭和幻燈館

 
建物
青梅赤塚不二夫会館、昭和レトロ博物館のはす向かいにある「昭和幻燈館」。いまも営業している雑貨屋さんの店舗の半分がその施設です。

入口に掛かっている、大きな手描きの映画看板が目印です。

 
 
展示スペース
壁に張られた、ぬくもりある手描きの映画看板。青梅の映画看板絵師、久保板観の手によるもので、今では珍しいものの一つとなったせいか、なつかしい気持ちを感じてしまいます。

そして戦前に近いような、古い昭和の生活を表現したジオラマも並んでいます。このジオラマは、ジオラマ作家の山本高樹の作品で、入り込んでしまう人も多いとか。

あわただしい日常で、忘れていた何かをふっと思い出させてくれるスペースです。
 



-----------→探訪後記
青梅駅に下りたとたん、タイムスリップした感覚にとらわれます。赤塚不二夫の元気の出るマンガ、ちょっと昔なのになつかしいレトロなグッズ。忙しすぎる毎日に、ふっと笑いと思い出を感じさせてくれて、リフレッシュできますよ。
Writer by 藤田千彩
 
   
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