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魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
302/302

301.破壊者とかわいくない後輩

 夜半、レオーネとオズヴァルドは馬車で帰路についていた。

 家紋も入らぬ黒い馬車には、二人しか乗っていない。目立たぬよう、護衛は後続の馬車に乗っている。


 レオーネはタイを少し引き、シャツの衿元をゆるめた。

 背中をつたう汗が少々不快だ。

 顔は汗をかきづらいよう若い時分から薬を塗っているが、今夜は久々に役立った。


「本当に、カルロに似ているな……」

「ええ、娘は男親に似ると言うのは、本当かもしれません……」

「剣に両面、短杖スタッフに四面で、あの回路図か……」

「予想の斜め上をいきましたね……」


 向かいのオズヴァルドとため息に似た声を交わし、その後に苦笑する。

 考えていたことは同じだったらしい。


 軽く試した片手剣と短杖スタッフは、予想を超える出来だった。

 さぞかしスカルファロット家の主従は喜ぶことだろう。

 いろいろと想像すると、実戦で使わずに済むことを祈りたい。


「しかし、あの細かい鏡面回路を一回で成功させるとは、大変驚きました。魔導具師の看板は下げておきながら、腕は上げていらっしゃるのではないですか、レオーネ様?」

「腕を上げすぎているのはお前だ、オズヴァルド。短杖スタッフの手前で、あんな立体魔力を構成できるとは知らなかったぞ」


 あれは見ていて胸にきた。

 自分の付与は魔力で押しきる形だ。

 それに対し、このオズヴァルドの付与は緻密で繊細で――最早、芸術の域だった。


「……正直、限界ぎりぎりでした」

「……じつは、私もだ」


 互いに視線をそらして白状すると、整えていた姿勢が崩れた。


 レオーネは足を組み、背もたれにだらりと身を寄りかからせる。

 オズヴァルドは背中を少し丸くすると、銀枠の眼鏡を外し、眉間を揉んだ。


「魔力にも老眼にも、じつに優しくない回路図でしたね」

「同感だ。カルロも細かい回路を組むのが好きだったが、あそこまで似るとはな」

「ダリヤはさらに細かいですよ、自覚はないようですが。私は図面を見て頭を抱えましたが、魔力の心配をされましたし」

「カルロの教育のせいだな。あれが『ロセッティ家』の当たり前なのだろう。だが、あの板通しの練習を幼子にさせるとは、まったくもって『付与の悪魔』だ」


 『付与の悪魔』――それは魔導具師仲間での、カルロ・ロセッティの二つ名である。


 学院時代、年に合わぬその精密な魔力制御に、生徒も教師も驚いたものだ。

 もっとも、本人は父にまるで及ばぬ、魔力が欲しいと笑いながら言っていたが。


 魔力より制御力の欲しかった自分に、魔力の代わりに制御力を欲しがっていたオズヴァルド。

 若人のないものねだりは、皆、似たようなものらしい。


「あの練習をやり続けているダリヤも、いずれ同じようになるでしょうね」

「やり続けている?」

「棚によく磨かれたあの板がありましたよ。髪の毛よりやや太めを練習中というところですか……私も小さい頃からやっていれば、学院で何度も爪を飛ばさなくて済んだのかもしれませんが」

「あの練習で、私は三度医務室の世話になったな。リーナ先生には魔力暴発と間違われて心配されたものだった」

「先輩方が治癒魔法を使えていなかったら、二桁は医務室行きだったと思いますが」


 気がつけば、それぞれ指先を見つめていた。

 板通しの練習――魔封銀を塗った板に穴を空け、そこに己の魔力を通すだけ。

 簡単そうに聞こえるが、己の魔力を制御し、方向性を絞るのはなかなかに難しい。


 制御できぬ魔力が跳ね返る衝撃は、忘れようのない痛さだ。

 魔力の強い者、制御が下手な者ほど痛みと怪我はひどく――己の制御の甘さを思い知ることになる。


「あの練習で、魔力を橙瓜だいだいうりからこぶしより小さくなさったのです。大きな進歩ではないですか」

「まったく褒めていないぞ、それは」


 レオーネは隠さず渋い顔をする。

 魔力量は誇れても、情けないほどの制御力のなさだった。

 だが、高等学院時代にカルロから教わったおかげで、制作中の魔導具を壊すことは大幅に減った。

 確かに大きな進歩と言えるだろう。

 それでも、いまだ指三本より下にはできぬが。


「先ほどは、ずいぶん簡単そうにこなされていましたが」

「仕方ないだろう。カルロの先輩であれば当たり前にできる、そう信じきった目だったぞ。その横でヴォルフ殿まで同じ目で――あの場で『できない』などと言えるか。お前とて同じだろう?」

「私は仮にもダリヤの先生役をしていますからね。『できない』などという言葉はありませんよ。まあ、あの付与も先週できるようになったばかりですが」


 優雅に答えたオズヴァルドだが、中身がひどい。

 じっとその顔を見れば、乾かぬ汗が光り、目元にくまがくっきり浮き出ていた。


「相当無茶をしたか。失敗したらどうするつもりだった?」

「『失敗』という言葉も存在しません。『昼の仕事で思うより魔力を使っていて、魔力不足だった』なら、冒険者ギルドで月狼ハティの骨を探させ、氷龍のウロコを輸入してもらって練習したでしょうが」

「お前の『格好つけ』は、変わっていないな……」

「貴族男子が格好もつけられなくなってどうします? それに――私は、カルロ先輩の歳を越しますから」


 自分が何も言えずにいると、銀枠の眼鏡を再度かけ、オズヴァルドが言葉を続ける。


「グイード様もヨナス殿も、きっとあの短杖スタッフをお気に召すでしょう。ダリヤの今後も安泰ですね」

「二つ名を短杖スタッフに付けられて、氷蜘蛛アイススパイダーの機嫌が悪くならねばよいが」

「ヴォルフ様が名を決定したと言っておけば、問題ないでしょう。話は合わせますよ」

「そうしてくれ」


 正直、グイードが息子に近い年齢で助かった。

 同世代のあれとり合うのは、とても骨が折れそうだ。


「あの片手剣の方はどなたから来たか、ヨナス殿にお話はなさらないのですか?」

「私が話すことではない。いずれ、話すべき者が話すだろう」


 声をかけたイシュラナの『とある商会長』は、二つ返事であの片手剣を届けてきた。

 用意してあったかのようなそれは、どうみても金額が違い――それでも、何も聞かずに仲介した。

 その商会長との付き合い故だが、はたして、スカルファロット家の二人はどうとるものか。

 正直、自分も予測ができない。


「……そんなに気に入ったのか?」

「ええ、大変興味深いです」


 自分が考えを巡らせる間、オズヴァルドはダリヤから受け取った細雪ささめゆきのマドラーを試し始めていた。

 少々冷えるというのに、手のひらに氷の粒を積んで、いい笑顔だ。

 家に帰ったら即、改良案を模索しそうな気配がひしひしとする。


「お前のことだ。同じ物を作り、威力限界を試し――破損させるところまではやるのだろう?」

「魔導具師としては当然のことだと思いますが。それに破損に関しては、私など比較にならぬでしょう、大いなる『破壊者デモリトーレ』?」

「その渾名はやめろ。学院の壁の賠償額を思い出す」


 なつかしくも聞きたくない自分の二つ名に、レオーネは渋い顔をする。


「私もカルロ先輩も出すと申し上げましたのに……」

「我々にも、先輩としての矜持がある」


 魔導具研究会の仲間で調子にのりまくり、半ば確信犯的に壁の洗浄用魔導具を強化した。

 結果、洗浄を通り越し、学院の壁に大穴を開けた。


 その後、顧問のリーナ先生の責任問題とならぬよう、年齢は違うが、入った学年もクラスも一緒だったウロス――現在は王城の魔導具制作部長だが、彼と自分ともう一人の友人、卒業学年の貴族で、全額弁償した。

 当時、何かとやりくりに必死だった自分には、なかなか痛い出費だった。


 もっとも、その後にウロスも友人も、このオズヴァルドも、素材が余った、学用品を買いすぎたなど、何かと届けてきたし、最終的には王城の壁の洗浄魔導具として売り込み、結果としては大幅に黒字にしたが。


 なお、カルロには魔力制御を教えてもらう時間を思いきり追加した。

 おかげで手と目の痛まぬ日が、しばらくなかった。


「イヴァーノが身に付けている足輪アンクレットは、レオーネ様の作でしょう? もう一度、魔導具師として復帰なさいませんか、『破壊者デモリトーレ』」

「私は魔導具師にはなれん。もう身内のためにしか作らん」


 もう二度と、自分で考えた新しい魔導具を作ろうとは思わない。

 作りたくない魔導具を作るのもごめんだ。

 あきないで金貨を動かすことの方が、自分ははるかに合っている。


「さきほどのお話ですが――王城よりの伯爵上がりの打診を、ずっとお断りなさっていると伺っております」

「……記憶にないな」

「王都貴族の半分が、ジェッダ子爵家から『融資』を受けているという噂もありますが」

「その噂は間違いだ。私が貸し付けたことのある家は、まだ三割一分しかない」


 オズヴァルドが目を見開いた後、喉からくつくつと笑い声を上げた。


「すばらしい腕の広さです。伯爵になる必要などないというわけですね」

「爵位は息子達が悩めばよい。それよりも、お前の陞爵しょうしゃくを祝わねば。一人で二爵上がりとは、世辞なしにすばらしいことだ。『子爵同格となったら言葉を改めましょうか、オズヴァルド殿』」

「寒気を感じますので全力でご遠慮申し上げます。それと――カルロ先輩がいれば、先はあちらだったでしょう」

「かもしれん。今はあちらでさぞかし娘に気を揉んでいることだろうが」

「大丈夫でしょう。来期侯爵のスカルファロット家、それに派閥違いのドラーツィ侯爵家前当主が、ダリヤの応援者ですから」


 オズヴァルドは涼やかな声で言った。

 だが、レオーネはそれにうなずけない。

 商業ギルドで、商会として、王城で、『魔導具師ダリヤ』はあまりに目立ち始めている。


「オズヴァルド、もし、それより『上』が出てきたら、お前はどうする?」

「私はカルロ先輩に『借り』がありますので」


 一切の躊躇ちゅうちょなく言い切った後輩に、レオーネは思わず目を細めた。


 魔導具研究会に入って来たとき、その顔と頭の良さ、そして家柄と経済力がそろっていることで、『かわいくない後輩』と呼ばれつつ、かわいがられていたオズヴァルド。


 魔導具の失敗でよく苦悩していた彼は、今や風格のある商会長。

 そして、王城どころか、王族に直接魔導具を納める魔導具師。

 その功績から、来期は子爵に上がるのが確定している。

 実家は名門・裕福な子爵家で、貴族の知識とたしなみは一通り。


 『銀狐シルバーフォックス』という二つ名通りの優雅な笑みは、味方としてなら安心感がある。

 敵に回すと厄介この上ないが。


 その銀の双眸そうぼうが、静かに自分を見返した。


「レオーネ様は、どうなさいますか?」

「私は――家族を守ると決めている」

「そうですか」


 非難も同意もなく、オズヴァルドはただうなずいた。


 学生時代には、共に笑い、騒ぎ、ずいぶんと馬鹿な真似もした。

 それがついこの前のように思い出せるのに、今やそれぞれの立場は大きく隔たった。

 やりたいことが似ていても、取れる方法、動ける範囲は大きく違う。

 それが選んだものの差だ。


 だが、たまには――そういったことを押しのけて、思い出話の一つもしたいと思うのは、高魔力で魔導具二つを作った高揚感か。

 それとも、緑の塔、カルロの家に共に行ったからだろうか。


 死者は年をとらない。

 カルロと歳が離れて行くばかりになったことを改めて認識し、ようやくに口を開く。


「オズヴァルド、助手と付与をしてもらったことだし、久しぶりに酒はどうだ? 奢るぞ」

「大変うれしいお言葉ですが、『お前とは二度と飲まん』と言われたのは、よろしいのですか?」

「……撤回しよう、『オズ』」

「ありがとうございます、『レオーネ先輩』。喜んでご一緒させて頂きます」


 答えたオズヴァルドが、ようやく襟元のタイをゆるめた。

 一段やわらかく笑う後輩に、レオーネは共に飲まなくなった原因を思い返す。


「だがな、オズ。普通、娘が自分の友人に刺繍を入れたハンカチを贈るなどと言ったら、全力で止めるだろう?」

「そうですか、レオーネ先輩?」


 わざとらしく聞き返す銀の目は、悪戯っぽい光に満ち――

 嫌な予感は確信に変わる。


「私は、うちの息子がガブリエラに赤い花を贈ると言っても止めませんが」

「そこは止めろっ!」


 かわいくない後輩は、どうやら磨きをかけてかわいくなくなったらしい。

 変わらぬ銀の目を細め、自分の説教を楽しげに聞いていた。

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おかげさまで5巻、25日発売となりました。どうぞよろしくお願いします。

・活動報告(2020/09/24)にて、5巻のご感想を頂く場・(2020/09/23)にて『5巻 電子版書店購入特典について』を追加しました。

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