あらすじ

第二十五回「羽運ぶ蟻(あり)」2020.9.27放送

覚慶(滝藤賢一)は還俗(げんぞく)し、足利義昭を名乗る。しかし受け入れを希望する越前・朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)の態度が決まらず、近場で立ち往生を余儀なくされていた。一方、信長(染谷将太)は長きにわたる斎藤龍興との戦に勝ち、ついに美濃を平定する。かつての家臣・伝吾(徳重 聡)から文が届き、光秀(長谷川博己)は母・牧(石川さゆり)を連れて、なつかしい美濃へと旅をする。訪ねた岐阜城で「何のために戦っているのかわからなくなった」と言う信長に、光秀は「上洛して新しい将軍と幕府を再興すれば、武士が誇りを持てる平らかな世になりみんなが喜ぶ」と言う。しかし肝心の将軍候補・義昭の評を信長から聞かれると、光秀は口ごもってしまうのだった。越前に戻った光秀を、なんと義昭が待ち構えていた。

<第25回のトリセツ> 監修:小和田泰経

『麒麟がくる』をより楽しんでいただくために、ドラマ上の設定や展開、世界観をわかりやすく解説します。

①永禄9年(1566年)、覚慶は還俗(げんぞく)して足利義昭(当初は義秋)と名乗る。朝倉義景を頼って越前に向かうが、態度のはっきりしない義景により敦賀に留め置かれる。
②永禄10年(1567年)8月、織田信長は斎藤龍興の稲葉山城を攻略。美濃を平定し、稲葉山城に入る。
③永禄11年(1568年)2月、三好勢が担ぐ足利義栄が14代将軍に就任する。

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