一章登場キャラクター
・ルーク=アルベイル
主人公。12歳。アルベイル卿の長男として生まれるが、期待されたギフト『剣聖技』を授かることができず、荒野の開拓を命じられる。『村づくり』ギフトが開花し、日夜、村づくりに励む。辛うじて童貞を護っている。
・ミリア
アルベイル家の元メイド。年齢非公表(のつもりだがルークにはバレている)。下級貴族の出で家柄がよく、また仕事もできたため未来のメイド長候補だったが、大のショタ好きのためルークに付いてきた。虎視眈々とルークの貞操を狙っている。
ギフト『神託』。村唯一の神官という立場を悪用し、ルーク教の拡大を目論む。
・セレン=バズラータ
15歳。アルベイル家と友好関係(対等ではない)にあるバズラータ家の娘。ルークと婚約関係にあったが、ルークの追放に伴い弟のラウルと新たに婚約を結ぶ。……が、ラウルとの結婚が嫌で家出し、ルークの元へ押しかけた。ミリアとは犬猿の仲。
ギフト『二刀流』『青魔法』。
・ベルリット
難民第一陣のリーダー。36歳。現在は村人たちのまとめ役として活躍している。バルラットの兄。一男一女の父。弟と違って昔から運動があまり得意ではない。
・バルラット。
難民第一陣の村人。32歳。大柄。『剣技』ギフトを授かり、狩猟チームで活躍中。ベルリットの弟。二男の父。兄と違って喋るのがあまり得意ではない。
・ネマ
適正職業が拷問官のおばあちゃん。難民第一陣。63歳。いっひっひと特徴的な笑い方をする。若い頃は冒険者をしていたこともあり、今でも足腰が強い。村に残してきた旦那と無事に再会した。
・ノエル
13歳。『盾聖技』ギフトを授かる。狩猟チームで活躍中。大柄で朴訥な性格。
難民第二陣だが、実は途中で合流しただけで、第二陣の村人たちとは別の村出身。徴兵されるのが嫌で妹とともに逃げ出した。兄妹ともに受け入れてくれた村長とこの村に、とても感謝している。
・ゴアテ
難民第二陣の村人。35歳。『巨人の腕力』ギフトを授かる。狩猟チーム。それほど体格はよくないが、ギフトの力で自分の何倍もの重量を持ち上げることができる。兄貴肌で、狩猟チームでも後輩たちの面倒をよく見ている。二男二女の父。
・ペルン
難民第三陣の村人。26歳。『剣技』ギフトを授かる。狩猟チームの一員。バルラットとよく一緒に訓練している。一女の父。
・ランド
難民第三陣の村人。15歳。『槍技』ギフトを授かる。狩猟チームの一員。父親が徴兵されて不在。母と弟二人と四人で暮らす。
・テオール
難民第二陣の村人。20歳。『達人農家』ギフトを授かる。実は村の畑の生産力をニ十パーセント以上も上昇させており、影の大功労者。娘が二人いる。
・トトル
難民第三陣の村人。14歳。『文才』ギフトを授かる。ミリアに命じられ、救世主ルークの軌跡を記した書物を執筆中。布教用に使うらしい。
・ドリアル
元盗賊の親玉。36歳。ギフト『斧技』を持つ。元々は騎士だったが、素行の悪さゆえに解雇されてしまった。その後、盗賊団を結成し、各地を荒らしていた。
・サテン
元盗賊。34歳。ギフト『念話』を持つ。元は名家の生まれだが、盗賊に身をやつしていた。すっかり更生し、今では連絡役として活躍中。
・バール
元盗賊。23歳。盗賊団の下っ端だったが、よくやらかしては叱られていた。団が壊滅したのも彼の責任。ネマに痛めつけられ、快感を覚えるようになってしまった。牢屋暮らしを意外と楽しんでいる。
・マック
アルベイル領北郡にあるマオ村の元村長。53歳。息子のマンタが幾つになってもしっかりしないことに気を病んでいる。最近キレがち。
・マンタ
マックの息子。30歳。未婚。若くて容姿のいい女性としか結婚したくないと言い続け、今に至る。セレンやミリア、さらにはエルフといった美人が多いこの村に来て、「ここならきっと俺に相応しい女が見つかる!」と喜んでいるが、自分の顔を鏡でよく見るべきだろう。
・ネルル
元難民の村人。13歳。ギフト『動物の心』を授かり、主に家畜の世話をしている。「~っす」という話し方がバールと似ているが、今のところ二人が会話をしたことはない。
・フィリアヌス(フィリア)
エルフの里の族長の娘。114歳。戦士長を務める。ウォシュレットの気持ちよさを知り、ハマってしまう。一時間以上も使い続けたせいで、軽い痔になってしまった。
・レオニヌス
エルフの里の族長。フィリアの父。321歳。ウォシュレットの気持ちよさを知り、ハマってしまう。二時間以上も使い続けたせいで、酷い痔になってしまった。
・ダント
アルベイル領北郡の代官。41歳。民の苦しい暮らしぶりに心を痛めている。ルークとその村のことを中央には報告せず、黙っている。
・バザラ
ダントの腹心の兵士。37歳。『剣技』ギフトを持つ。代々ダントの家に仕えており、忠誠を誓っている。荒野の村の戦力に驚愕し、チビりそうになったのは内緒。
明日から二章に入ります。
一章が終わり、ちょうどキリが良いところなので、まだの方はぜひ↓の☆でここまでの評価をしていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。