今回は、ローソン限定で販売されている、南アルプスワインアンドビバレッジの「SUGU-HI!」を飲んでみます。
これと同時に発売されたのが「琥珀郷」です。こちらについてはすでにレビューをしています。
南アルプスワインアンドビバレッジは、イオン、セブン&アイ・ホールディングスにもウイスキーをOEM供給または限定ブランドのボトルを出しています。
琥珀郷がロックやストレートで飲むことを主眼に置いているのに対して、SUGU-HI!はハイボールで飲むことを前提にしています。
成分においても、モルト、グレーンのほかにスピリッツも加えていて、あまりじっくり飲むことを想定していないというのが覗えます。
今回はあえて、ストレート、ロックでも飲んでみます。
液色は希薄なシャンパンゴールドです。
味わいは、意外にもアルコールからの辛みは少なめで、酸味が少々強めです。
ピリピリして飲みにくい印象はないですが、熟成させた焼酎を飲んでいる印象です。
味わいは、苦みが強く出ますが、それほどしつこくなく、後味に軽く甘みを得られます。
不味いとは言い切れませんが、ウイスキーらしさはほとんどありません。
味わいは、軽く甘みを持ちつつも酸味がメインになります。苦みが少なくて飲みやすいです。
ウイスキーらしさは多少あるものの、熟成焼酎との差はあまりありません。
それ故か、ウイスキーとしての香りや味わいは薄く、焼酎に毛が生えたような物に感じられます。
同社がイオン向けにOEM供給している、トップバリュ ベストプライスウイスキーと比べると、こちらの方が更にウイスキーらしさが薄くなっています。
ただ、アルコール感が少なく、苦み、えぐみも抑えられているのは褒められるところでしょう。
250mL、アルコール度数37度、価格は388円。700mL換算だと1100円弱ですが、小分けにしていることを考えると、まぁ許容範囲かな、と思います。
ハイボール専用ウイスキー?
SUGU-HI!は、2019年4月にローソン限定のウイスキーとして発売されました。これと同時に発売されたのが「琥珀郷」です。こちらについてはすでにレビューをしています。
南アルプスワインアンドビバレッジは、イオン、セブン&アイ・ホールディングスにもウイスキーをOEM供給または限定ブランドのボトルを出しています。
琥珀郷がロックやストレートで飲むことを主眼に置いているのに対して、SUGU-HI!はハイボールで飲むことを前提にしています。
成分においても、モルト、グレーンのほかにスピリッツも加えていて、あまりじっくり飲むことを想定していないというのが覗えます。
今回はあえて、ストレート、ロックでも飲んでみます。
不味くはないがウイスキーではない
グラスからの香り、液色
グラスからは特段香りがやってきません。液色は希薄なシャンパンゴールドです。
ストレート
先にモルトの香りが広がり、後からラムレーズンのような香りが続きます。しかし全体的に香りが弱いです。味わいは、意外にもアルコールからの辛みは少なめで、酸味が少々強めです。
ピリピリして飲みにくい印象はないですが、熟成させた焼酎を飲んでいる印象です。
ロック
ライムのような香りが一気に広がりますが、それ以上の物は感じられません。味わいは、苦みが強く出ますが、それほどしつこくなく、後味に軽く甘みを得られます。
不味いとは言い切れませんが、ウイスキーらしさはほとんどありません。
ハイボール
肝心のハイボールはというと、香りは白ブドウの爽やかさが広がります。その後はウッディな香りもかすかに得られます。味わいは、軽く甘みを持ちつつも酸味がメインになります。苦みが少なくて飲みやすいです。
ウイスキーらしさは多少あるものの、熟成焼酎との差はあまりありません。
まとめ
ハイボール専用と割り切ったブレンドは悪くないと思います。それ故か、ウイスキーとしての香りや味わいは薄く、焼酎に毛が生えたような物に感じられます。
同社がイオン向けにOEM供給している、トップバリュ ベストプライスウイスキーと比べると、こちらの方が更にウイスキーらしさが薄くなっています。
ただ、アルコール感が少なく、苦み、えぐみも抑えられているのは褒められるところでしょう。
250mL、アルコール度数37度、価格は388円。700mL換算だと1100円弱ですが、小分けにしていることを考えると、まぁ許容範囲かな、と思います。
<個人的評価>
- 香り D: モルト、ラムレーズンの香りがするがとても薄い。加水でライム、ウッディ。
- 味わい C: 酸味がメイン。ストレートではアルコールの辛みは少なめ。加水で苦みが少々目立つ。
- 総評 D: ハイボール用と割り切ってちょっと買っておく分には悪くないかも。