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スタッフ紹介 -スタッフインタビュー-
専任講師 川田 一郎
専門分野
呼吸器内科全般、肺癌
略歴
1998年 | 慶應義塾大学医学部 卒業 |
1998年 | 慶應義塾大学医学部内科 研修医 |
2000年 | 埼玉県立循環器・呼吸器病センター内科 専修医 |
2001年 | 東京歯科大学市川総合病院内科 助手 |
2002年 | 慶應義塾大学医学部呼吸器内科 助手 |
2005年 | 東京都日野市立病院内科 主任医員 |
2010年 | 米国シカゴ大学血液腫瘍科 研究員 |
2013年 | 東京都済生会中央病院内科(呼吸器内科) 副医長 |
2014年 | 慶應義塾大学医学部呼吸器内科 助教 |
2015年 | 慶應義塾大学医学部呼吸器内科 専任講師 |
患者さんの命にかかわる厳しい仕事内容にもかかわらず、情熱と希望をもち頑張られている先生方の姿にひかれました。
呼吸器内科に入って
- 呼吸器内科は患者さんが亡くなることが多いです。肺癌の患者さんも多く、診察室で初めてお会いした時から人生の終わりの時まで主治医になります。
- 聴診器とレントゲンを使いこなし、状態をわかりやすく理解していただくこと。患者さんを聴診するときに、多くの方が安心した表情をします。聴診は、大事な情報が得られ、患者さんとの信頼関係を築く大切な瞬間です。
- 患者さんに相対する時、多くの科の先生方(呼吸器外科、放射線科、病理の先生、リハビリ科、緩和ケアの先生など)とかかわります。急性期から慢性期まで。あらゆる科の先生方、看護師さん、コメディカルの方との協力なくしては、呼吸器内科はなりたちません。多くの方々と、患者さんを囲んで共に真剣に悩んでいく診療スタイルも、呼吸器内科の魅力です。
将来の夢・目指す医師像
穏やかに患者さんに向き合いながら、激しい変化に対応していく呼吸器内科の先生方の姿にふれたことで、自分の中での理想の医師像が確立されました。自分も同じ呼吸器内科医である今、そのイメージを目標にこの仕事に邁進しております。
医学生・研修医・若手の医師へ
内科common disease に、呼吸器疾患が数多く占めています。そして「息苦しい...!」という主訴には、肺炎、癌、COPD、喘息など、治療法が全く異なる様々な疾患があり、的確に診断する能力が求められます。
診断に悩み、治療に悩む。
目の前の患者さんの苦しみをどのように取り除き、改善し、治していくか。苦痛を取り除くという生に対する最大の課題を与えられた呼吸器内科医の仕事は、やりがいを超えた使命のようなものを感じます。
先生方、みなさんと一緒に、この使命を果たしていければと考えております。