LTA
LTA(Long-team abuse)とは、百科事典サイトウィキペディアにおいて、1ヶ月以上に渡って甚大な荒らし行為を行い、警察ごっこに精を出している管理者とその取り巻き達を疲弊させることに成功したウィキペディアの勇者、並びにその勇者たちを表彰するサブページである。対処する側も含めて、その多くが暇人である。
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[非表示]概要[編集]
ソックパペット行為や記事に対する破壊行為など、ウィキペディアにおいて「荒らし」と定義されるような行為を1ヶ月以上継続し、複数のウィキペディアンから、もしくはウィキペディア管理者の誰か一人に「これは極めて悪質である」と判断された時、そのユーザーはめでたくLTAの称号を獲得し、サブページを作ってもらえたりするなど、VIP待遇までなされる。LTAの仲間入りを果たす事を「殿堂入り」とも呼ぶ。
百科事典作りから逸脱したサブページ[編集]
LTAの仲間入りを果たすと、このように専用のサブページが作成される。作ったソックパペットやあらした項目の数によっては、なんと3つも4つもサブページを作ってもらえる。とあるVIP利用者の場合、2つも、3つも、更に4つも、このように姉妹グループを横断すると、グローバルロックというVIP待遇が待っている。更に、ただ荒らしてるだけで自分専用のページをいくつも作って貰えるなど、まさに至れりつくせりと言えよう。
……ところで、ウィキペディアは百科事典を作るサイトだと標榜している。紙の百科事典に、当然ながら荒らし専用のサブページなどは存在しない。例えるならば、平凡社から発行されている世界大百科事典に、「世界大百科事典にいちゃもんをつけた不埒な人物の一覧」が付録として付いているようなものである。そもそも百科事典は過去の事象を収録するものでもあるから、名誉毀損だ中立性だ何だといった問題は生じないはずなのに。
いや、紙の百科事典どころか、コトバンクやニコニコ大百科といったウェブ上の百科事典サイトにすら、ウィキペディアのような「荒らしの事実を記録するサブページ」など存在しない。このことからも、ウィキペディアがいかに百科事典として異様で、百科事典サイトを標榜しながら百科事典作成とは乖離した行為ばかりやっているロクでもないサイトであるかということが伺える。
LTAサブページの編集傾向[編集]
LTAのサブページを編集する人間は意外に少ない、というか、こんな百科事典作りから逸脱したページを編集する編集者が沢山いたらたまったものではない。
その数少ないLTAサブページの編集者だが、かなりの編集ならぬ偏執狂ぶりを見せており、1~2名の編集者によって100回以上も編集されているサブページすらある。ここまでくるともはやストーカーであり、LTAの追跡がウィキペディアへの参加目的になっていると言っても過言ではない。
そして、このストーカーまがいの熱心なLTA追跡によって、LTAの各々のサブページは百科事典の核である普通の記事よりも充実しているという本末転倒な事態に陥っている。ウィキペディアは百科事典じゃなくてネットウォッチのまとめサイトだと断言されても、最早誰も訂正しないだろう。
ミイラ取りがミイラになる[編集]
LTAの多くは尋常な精神の持ち主ではなく、そのため彼らの対処に当りその行動を追跡している内に精神を病んで自分もLTAになってしまう、あるいはそこまでいかなくてもLTAに片足を突っ込んでしまうユーザーもいる。
LTAの方が百科事典発展に貢献している?[編集]
LTA認定されたユーザーの投稿記録を見ると、ブロックされる以前は複数の記事を起稿してウィキペディアに貢献していたユーザーも少なくない。一方で荒らし認定される前は貢献もしていたLTAユーザーのサブページを編集しているユーザーの履歴を見ると、記事の発展には尽力せず、殆どLTAのサブページしか編集していないようなユーザーもいる。百科事典だと標榜しながら、わけのわからないサブページばかり編集しているユーザーが百科事典作りをしていたユーザーを荒らし扱いしている。やはりウィキペディアのコミュニティは異常と言わざるを得ない。
以上がウィキペディアの異常さの実態であるが、翻ってアンサイクロペディアではどうだろう?……お察しください。
スコットランドでの事例[編集]
「スコットランド」も参照。
2020年8月、「スコットランド語版ウィキペディアにある多くの記事ではスペルミスなどがたくさんあって言語の質が悪い」という暴露情報がGoogleのお陰で拡散された。この発表以来、スコットランド語版ウィキペディアの存続について賛成派と反対派で言葉の暴力を伴う聖戦が勃発した。削除主義の敬虔な信者たちはこれらの言語ミスを荒らしと見なして一斉削除することを企画している。一方で賛成派の市民団体は「SDGsアクションプラン2020」に基づき、スコットランド語版ウィキペディアを持続可能な方向に保全することを主張しており、Stay Home期間を設けて集中的に誤字脱字を訂正する市民活動を展開している。この状況を一部の教授や専門家は「LTAのおかげで絶滅が危惧されているスコットランド語についてイギリスのみならず英語圏全体で認知度が大いに向上している」と高く評価している。LTAが百科事典内外で社会の発展に貢献しているのを示す事例である。