TFシリーズのニューブランド『キュートランスフォーマー』の
プレビューフィギュアとして、2014年夏のトランスフォーマー博で
発売されたバンブルビーとオプティマスプライムは、
新たなスタイルのTFトイが登場した事を強力にアピールした。
2014年のTFシリーズは映画『トランスフォーマー ロストエイジ』を中心に
展開を行ったが、ムービーシリーズとは全く異なる日本独自の
ディフォルメTFシリーズの登場は、ファンの心を惹き付けた。
◆シリーズ: キュートランスフォーマー
◆ 発売日: 2014年8月9日 `
◆ 価格 : 999円 `
ビークルモード
チョロQスタイルのディフォルメされたカマロは、
オレンジイエローのボディに黒のストライプが入り、
ムービー版バンブルビーの雰囲気がよく表現されている。
ムービー・バンブルビーは一貫してカマロを変形モードとしているので、
チョロQ型でも黄色のカマロはバンブルビーのイメージが強く感じられる。
サイド
ヘッドライトはメタリックブルー、ホイールはガンメタル、
グリルやバンパー、ウィンドーやリアウイングは黒、
テールランプは赤く塗装するという細かな仕様である。
キュートランスフォーマーは、小さいながらも
カラーリングには拘りを持って製作されている事が分かる。
リア
G1期の初代バンブルは、ミクロマン・ミクロチェンジシリーズの
チョロQがロボットに変形するというコンセプトのトイを基にしていた。
30年以上の時を経て同様のスタイルのトイシリーズが登場し、
チョロQ型ムービー版バンブルビーが加わった事が感慨深い。
チョロQのスタイルとサイズを導入しているキュートランスフォーマーと、
同じくチョロQスタイルを引き継いでいるG1バンブルは大きさもほぼ同じ。
新旧のバンブルビーが、チョロQスタイルという同じフォーマットで揃った事は注目に値する。
尚、右端のディフォルメ・カマロは、2011年に発売された
缶コーヒー・ボスの特典プルバックカーで、TFシリーズとは直接関係無いが、
明らかにムービー・バンブルビーのカラーを再現しているので参考に並べてみた。
トランスフォーム!
ロボットモード
2014年公開の映画『トランスフォーマー ロストエイジ』版の
バンブルビーを基にしたデザインの頭部で造形されており、
水色で塗装されたつり目はQTF版独自のアレンジが成されている。
又、右手はキャノン砲に変形した状態を再現しており、
映画劇中の特徴を取り入れている事も特徴の一つ。
リア
キュートランスフォーマーは背丈よりも横幅の方が広く、
数あるディフォルメフィギュアの中でも独特な体型である。
車体リア部が大型の肩に変形するので肩幅が広くなり、
肩とボディを繋ぐ変形用のバー状のパーツにより更に横幅が増している。
『あらゆる任務に真摯に取り組む勇敢な若き戦士。
友達の為ならどんな危険も恐れない。』
首の回転、肘の可動に加え、肩と股関節、膝には
ボールジョイントが組み込まれており、
特殊な体型ながらもポーズ付けが可能。
足の裏が縦に長い形状の為、接地性も良い。
バンブルビーはムービーシリーズ以降、あらゆる媒体に登場する事となり、
トランスフォーマーのメインキャラクターとして確固たる地位を築いた。
TFの新シリーズがスタートすると、オプティマスプライムと共に
新たなバンブルビーのトイが必ず登場する事が定番となっている。
『キュートランスフォーマー』の第一弾アイテムにもオプティマスと
バンブルビーが選ばれているのは、トイを購入しない一般層も
認知している最も有名なトランスフォーマーだからであろう。
2015年1月からTV放送やネット配信が行われている
QTFのショートアニメでも、バンブルビーはメインキャラクターの
一人として登場し、大きな存在感を残している。
『キュートランスフォーマー』は2014年12月末から
一般販売が開始されたトイシリーズだが、
その四ヶ月半ほど前に初アイテムが発売されている。
2014年8月9日(土)から約一週間催された『トランスフォーマー博』にて、
TF博開催記念商品としてQT-01E オプティマスプライムと
QT-02E バンブルビーの2種類がTF博会場のパシフィコ横浜で販売された。
バンブルビーのアイテムナンバーであるQT-02Eの『E』は、
トランスフォーマー博(TRANSFORMERS EXPO)の
「EXPO」の頭文字を表している物で、パッケージのバックカードも
2014年12月に発売された物とは異なる独自のデザインが採用されている。
従って、トランスフォーマー博で発売されたQTFバンブルビーと
QTFオプティマスは、会場限定トイに数えられる。
先行発売という形を採っている為か、TF博限定版では無料ゲームアプリの
『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』との連動要素は無く、
シリアルコードはパッケージに印刷されていない。
2014年8月発売のTF博限定版では、『キュートランスフォーマー』という
新たなトイシリーズの登場をアピールする事に重きを置いていた様だ。
又、TF博会場に於いてのQトランスフォーマーの販売価格は
定価の999円であったが、これは税抜き価格であり、
消費税8%を加えた1078円が実際の価格であった。
半端な金額となる事が必至の税抜き価格を、
イベント会場販売品で採用する事は稀なパターンである。
この税別価格は他の会場限定アイテムのネメシスプライムや
マスターピース・ランボル、Tシャツやマグカップ、クリアファイル等、
ほとんどのアイテムに当て嵌まったが、一般発売されている書籍は
税込み価格で表示されていた為、計算が紛らわしくなっていた。
イベント会場では非合理的な税抜き価格とスタッフの手際の悪さで、
TF博開催初日はグッズを購入するだけで数時間待ちという混乱を招いた。
トランスフォーマー博限定品のネメシスプライムやネメシスグリムロックに
人気が集中していた為、キュートランスフォーマーは然程
重要視されていなかった模様だが、会場内ではQTFバンブルビーの
大型スタチューが展示される等、新たなTFブランドである
キュートランスフォーマーをアピールしている様子も見られた。
『トランスフォーマー博』の開催期間は、映画『トランスフォーマー ロストエイジ』の
劇場公開と重なっていた事もあり、展示物も映画関連の物が多く、
『キュートランスフォーマー』は多数あるTFトイの一つという印象が強かった。
しかしTF博で販売された会場限定品は既存のトイのリカラー版ばかりで、
実の所、新作トイは『キュートランスフォーマー』のオプティマス&バンブルビーの
2種類のみであった事は見過ごされ易い事実だ。
TF博で発売されたQTFは、トランスフォーマーの次なる展開を予感させる
布石としての役割を充分に果たしていたと言えよう。
⇒ ◆参考にならない比較◆
⇒ キュートランスフォーマー QT-02E クリアバンブルビー
⇒ TFロストエイジ AD-27 バンブルビー `
⇒ EZコレクション バンブルビー ラメイエローVer. `
⇒ ハッピーセット バンブルビー `
⇒ ハッピーセット バンブルビー・カー `
⇒ ベアブリック バンブルビー `
⇒ キュージョン バンブルビー `
⇒ 映画バンブルビー エネルゴンチャージバンブルビー `
ボスのカマロとコルベットは持ってます。
ちょうどチョロQの展開が少ない時期だったこともあって、嬉しかったものです。
個人的にはQTFと共にチョロQの方でもカマロを出して欲しいところです。
TF博は数日経ってから行きましたが、ネメシス組の他にキュートランスフォーマーのバンブルビーが売切れていました。
幸い、MPランボルやQTFのオプティマスは買えたので個人的には満足してましたが、やっぱりディフォルメするなら、バンブルビーの方が人気あるんだなあと思ったものです。
ちょうどチョロQの展開が少ない時期だったこともあって、嬉しかったものです。
個人的にはQTFと共にチョロQの方でもカマロを出して欲しいところです。
TF博は数日経ってから行きましたが、ネメシス組の他にキュートランスフォーマーのバンブルビーが売切れていました。
幸い、MPランボルやQTFのオプティマスは買えたので個人的には満足してましたが、やっぱりディフォルメするなら、バンブルビーの方が人気あるんだなあと思ったものです。
2015/02/03(火) 21:47:51 | URL | れっど あらあと | [ 編集 ]
ボスコーヒー版コルベットは銀メッキ仕様で、タカトミのサイドスワイプよりも豪華な感じでしたね、
あのシリーズはバンブルビーカマロもあったのでTFファンには嬉しかったです。
トランスフォーマートミカは複数出ましたが、トランスフォーマーチョロQってあまり無いですね、
チョロQロボとかボットコンジャパンで配った物ぐらいでしょうか。
TF博は予想以上に楽しめたイベントでした。日本ではこれほど大規模なTFイベントは初でしたし。
ヨーロッパ限定アニモーフスの実物を初めて見て感動しました(笑)
QTFバンブルビーがオプティマスより先に完売するとは、
やはり子供やTFマニア以外の一般の人には受けが良いのかもしれませんね。
あのシリーズはバンブルビーカマロもあったのでTFファンには嬉しかったです。
トランスフォーマートミカは複数出ましたが、トランスフォーマーチョロQってあまり無いですね、
チョロQロボとかボットコンジャパンで配った物ぐらいでしょうか。
TF博は予想以上に楽しめたイベントでした。日本ではこれほど大規模なTFイベントは初でしたし。
ヨーロッパ限定アニモーフスの実物を初めて見て感動しました(笑)
QTFバンブルビーがオプティマスより先に完売するとは、
やはり子供やTFマニア以外の一般の人には受けが良いのかもしれませんね。