三浦春馬 meets キンキーブーツ in LA

【三浦春馬 meets キンキーブーツ in LA】 Vol.4 三浦春馬 meets 来日公演版・ローラ

2016/06/03


 

三浦春馬の日米ローラ対談こぼれ話

 
「レギー・ローラ(足長ローラ)」という愛称があるほど、スタイル抜群のジェイさん。三浦さんはジェイさんが履いているオシャレなハイヒール・ショートブーツに注目し「これはあなたの私物ですか?」と英語で質問。「ええ」と答えるジェイさんに、さらに「プライベートでも履かれるんですか?」と聞くと「いや、今日は特別ですよ」と答えます。「すごくいいなと思って。もしプライベートで履くのなら、こんな素敵なブーツを履きたいと思います」と言う三浦さんに「アリガトウ!」と日本語で答えるジェイさん。現場は和やかな笑いで包まれました。

ジェイさんは日本に住んだ経験があり、インスタグラムのプロフィールに「Ramen lover」と書いているくらいの大のラーメン好きだそうです。そこで三浦さんは、ジェイさんに日本のラーメンをお土産に用意。これにはジェイさんも大喜びで、プチサプライズは大成功! 「相手に喜んでもらいたい」という三浦さんの細やかな心遣いが、ジェイさんはとても嬉しかったようです。日米ローラ役のお二人の心温まる交流が見られました。

さて、現場には『キンキーブーツ』の演出家で、日本版の演出も担当するジェリー・ミッチェルさんの姿も。三浦さんの姿を見かけて、すかさず近づきます。「すぐに君がローラだってわかったよ!」と言うジェリーさん。「韓国版のローラ役は当時無名だったカン・ホンソクさんが演じた(※オ・マンソクさんとのダブルキャスト)んだけど、彼はローラ役で認められて(ザ・ミュージカル・アワードの)主演男優賞を受賞したんですよ。三浦さんもきっとローラ役でジャンプアップできるに違いない」と三浦さんのローラに太鼓判を押しました。

 
三浦さんのローラ対談の当日は、私たち取材陣によるキャストと演出家へのインタビューも並行して行われていました。私が感心したのは、三浦さんがご自分の対談スケジュールよりもずっと早く現場入りして、私たちが取材している様子にも耳を傾けていらっしゃったこと。取材で発する言葉も聞き逃さず、そこからもローラ役のヒントを得ようとしていらっしゃるお姿に心動かされました。

 
次回は、三浦春馬『キンキーブーツ』LA公演初日レッドカーペットに登場」をお楽しみに!

 

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取材・文/ 演劇ライター・大原薫

 
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三浦春馬(Miura Haruma)★プロフィール

1990年4月5日生まれ。茨城県出身。
2008 年に『恋空』で第31 回日本アカデミー賞「新人俳優賞」、14 年には『永遠の0』で第38 回日本アカデミー賞「助演男優賞」を受賞。
日本を代表する俳優としてドラマ・映画・舞台と幅広く活躍中。近年の主な出演作にドラマ『僕のいた時間』。映画『真夜中の五分前』 、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前篇/後篇)など多数。
最新作には連続ドラマ『わたしを離さないで』(TBS 系金22 時~)に出演。
また卓越した歌唱力とダンスを武器に舞台でも活躍、出演作に地球ゴージャス『星の大地に降る涙』『海盗セブン』、劇団新感線『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』等がある。
 
※三浦春馬オフォシャルサイト

 

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