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おかしな転生 作者:古流 望

第28章 復活の卵

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289話 酒場にて

 南大陸でも屈指の大都会レーテシュバル。港町の喧騒の中、飲食店の立ち並ぶ通りの一角。

 満員となるような大人気とはいかずとも、常に客が居る程度には集客力のある店がたっていた。

 昼間は食堂、夜は酒場となる、典型的な“庶民の店”であるが、この店には一つの特徴がある。


 「姉ちゃん、エールもう一杯くれや!!」

 「あいよ。どうせなら肴も頼みぃや」

 「ほな、適当に一品つけてくれるか」

 「ほいさ。コラ!! 尻を触るんやない!!」

 「ええやないか、減るもんでもないやろ。って痛ええ!! 盆で殴ることないやろ」

 「うっさい。店追い出さんだけ優しぃ思っとき」


 賑やかさの中に、僅かな違和感。

 この店の中では、神王国の標準語とは少し違った言葉遣いの者が多い。訛りといえば訛りと言えなくも無いだろうが、それにしてはレーテシュ訛りとも違う。

 それもそのはず。この店は、主な客層が外国人なのだ。より正確に言うならば、外国の船乗りたちがメインの客層である。

 神王国でも名高い貿易港であるレーテシュバルは、当然のことながら外国人の往来も多い。

 レーテシュバルは国際港であるが、かといって無秩序に外国人を入れて好き勝手にやらせていては犯罪と非合法活動と文化摩擦のバーゲンセールになりかねない。ましてや、レーテシュ領内ならまだしも、他の領地に外国人が流れ込んで問題をおこせば、レーテシュ伯の責任も問われる。

 故に、外国人は立ち入っていい区域というのが定められているのだ。

 基本的に街から出ることには多分に制限の掛けられる外国人が、気楽に飲み食いを楽しめる場所。その一つが、この店という訳だ。

 外国人に開かれた門戸、そして店員も外国にルーツを持つ人間が多いということで、特に南方系の客が多い店。

 今日も今日とて、そこそこの客入りだ。


 「開いてるか? 出来れば奥が良いんだが」

 「ん? いらっしゃい。五名様。ああ、ちょっと待ってぇな、そこのテーブルすぐに片付けるから」


 店には客が来る。

 今回の客は、身なりからしてかなりの金持ちそうだった。

 給仕は、こりゃ上客だと内心でほくそ笑み、言われた通り奥の席の準備をする。勿論、気前のいいチップを期待してのことだ。


 「お客さん、どこから?」


 テーブルを拭きながら、給仕は客に尋ねる。


 「ああ、南からね」

 「南ってことは聖国かいな? 遠いとこからわざわざ仕事なん?」

 「ああ。ちょっと野暮用でね」


 準備が出来たのを見計らい、椅子に座っていく客達。座る順番を気にしていることから、やはり偉いさんとそのお連れとみて間違いなさそうだ。

 席に着いた客は、周囲をあからさまに警戒しながら注文を伝える。注文の時には、勿論心付けも添えてあった。

 給仕が目論んでいた通り、チップも多めに弾んでくれたのだからよい客だ。これはもう少し粘ってもう一声貰えないかと、給仕は客を観察する。

 お客当人が言っているように、聖国の方から来たような雰囲気がある。訛りもそれっぽい。だが、外国から来たにしては流暢に神王国語を操る。

 どうやら、偉いさんの中でもかなりの上流階級らしいとも思いつつ、給仕は注文の品を運び、ごゆっくりどうぞと言葉をかけてその客たちからは離れていった。

 追加のチップでウキウキである。


 「いらっしゃい」


 店に新たに客が来たのは、五人組の外国人客が奥の席に座ってから間もなくだった。

 フードを目深に被り、人相は分からない。男か女かも分かりづらい客で、店に入るなりすすすと奥に進む。


 「空いているお席にどう……ぞ……」


 空いている席を勧めるまでもなく、奥のテーブルに腰かける。

 先に座っていた五人が何も言わないことを見れば、どうやら連れだったらしい。そして、あからさまに近寄るなという雰囲気を発し始める。


 「ごゆっくりどうぞ」


 これは追加のチップは諦めるべきか。

 それきり、給仕の頭の中からは、おかしな外国人たちのことが浮かぶことは無かった。


◇◇◇◇◇


 聖国十三傑の序列五位イサル=リィヴェートは、神王国レーテシュ伯爵領領都レーテシュバルで情報収集を行っていた。

 元々、魔法の特性上から情報伝達役となることの多かったイサルにとって、情報を集めることは馴染みがある。専門分野とまでは言わないが、どういう人間がどういう情報を持っていそうかということに関しては、ある程度の経験を持つ。

 彼がレーテシュバルで行った情報収集は、モルテールン家が“龍の卵”を手に入れたかどうか。そして、それが今どこにあるかだ。


 「龍の卵は確定か」

 「ええ。そのようです」


 当初、情報収集にはそれなりに時間がかかると考えていたのだが、ふたを開けてみれば情報は驚くほどスムーズに、そして正確に集められた。

 これは、序列一位であるビターテイストが事前に手を打っていたからだ。

 神王国は今後、より一層注視すべき。特にモルテールン家に対して、或いはその周囲に対しては最大級の警戒をすべき、と判断した彼の能吏が、神王国に対して入念な情報網を表裏に渡って整備していたのだ。

 イサルが最も驚いたのは、教皇直轄の諜報部隊。情報を集めることや、時に暗殺なども請け負うプロフェッショナル達までサポートに回ってくれたこと。

 おかげであっという間に情報は集まり、今後の活動方針を決めることが出来る。


 その結果、龍の卵の存在は確定した。


 外見までははっきりと確定させることは出来なかったが、龍の卵が存在することは間違いないと断定されたのだ。

 これは第一報として聖国本土に報告されることになる。


 「王都か領地か」

 「どちらも可能性は有りますよ」


 そして、龍の卵の存在が確定したところで、問題はその入手。

 イサルには詳しく知らされていないが、龍の素材というものは独占しておくべき理由があるらしい。

 更には、その独占を崩し、下手をすれば無尽蔵に龍の素材を供給する可能性を秘めているのが龍の卵だ。こればかりはどうしても手に入れねばならないそうだ。

 勿論、神王国人も馬鹿ではない。龍の卵の存在が明るみに出れば、防備は厚くなり、手を出すことは早々できなくなるだろう。

 情報がまだ隠されている今ならまだ間に合う。

 焦りにも似た気持ちが、イサル達の胸中にはあった。

 出来るだけ早く、そして確実に卵を奪取せねばならない。

 ならば、まずはその在処(ありか)を確定させるのが先決。どこに龍の卵が有るのか。そして今後どこに行くのか。

 選択肢としては二つ。

 モルテールン家が龍の卵をより隠蔽したいと思うなら、自分たちの眼と手の届く場所に置く。すなわちモルテールン領だ。

 ここに隠されるとするなら、探し出すのは容易なことでは無いだろう。モルテールン子爵とその側近。いや、下手をすれば子爵本人しか知らない場所に隠されてしまえば、最早情報収集など意味がない。知らないことを聞き出すなど不可能なのだから、誰に聞いたところで正解などあり得ないのだ。こうなると、隠されたお宝を探すトレジャーハントになる。

 或いは王都に持ち込む。

 龍の卵という存在は、大きな力となる可能性があるらしい。しかし、それは同時に一子爵家程度で抱え込むにはあまりにも大きすぎる問題だと聞く。

 龍素材の価値を、モルテールン家が正しく理解していると仮定した場合。その素材が量産できるかもしれない龍の卵など、とても恐ろしくて持っていられないはずだ。モルテールン領はただでさえ他国と接する土地柄。万金に値するお宝があると知られてしまえば、仮想敵の想定は十倍、いや百倍に跳ね上がる。とんでもない野心家でもない限りは、トラブルの種を早々に手放そうと考えるはずだ。

 王家への忠誠篤きと評判のモルテールン家である。龍の卵を他所に持ち込むとするならば、可能性が高いのは神王国の王家だろう。つまり、持ち込まれるとするなら王都である。


 「他の貴族に協力を求める可能性は有りませんか?」

 「他の貴族?」

 「レーテシュ家やフバーレク家、或いはカドレチェク家やエンツェンスベルガー家」

 「なるほど、有力な大貴族か」


 部下が名前をあげたのは、どれも神王国では権勢を誇る家ばかり。聖国人でも聞き覚えのある名前だ。

 そして、モルテールン家とはそれなりに親しくしている家々でもある。


 モルテールン家が龍の卵の本当の価値を知らなければ、恐らく自分の所で隠匿しようとするだろう。

 逆に本当の価値を知っていれば、自分たちの手には余ることを理解して手放すはず。

 後者の場合は王家に対して譲渡するであろうというのがイサルの予想だが、ここに来て部下は王家以外に譲渡する可能性を提示した。ある意味では、二つの選択肢の折衷案(せっちゅうあん)とも言うべきものである。

 言われてみれば、先にあげられた家は全てモルテールン家と縁があり、同時に権勢家だ。モルテールン家から龍の卵を譲渡され、かつそれを守り通すだけの政治的、軍事的な力を持っている。

 モルテールン家と王家の関係性など、本当のところは外からは見えまい。ならば、王家と距離を置きつつ他の勢力に協力する可能性はあり得る。


 「王都やレーテシュバルならばまだしも、他の所となると我々では後手になりませんか」

 「ふむ」


 聖国は南大陸の中でも大国と呼ばれる。特に魔法分野に関しては諸外国に比べて頭一つ二つ抜けていて、大国と呼ばれるだけの先進性を有していた。

 どんな魔法であっても共通するのが、その破格の効果。多種多様な魔法が世の中には存在するが、どれにしたところで、使い方次第で人知を超えた能力を発揮する。

 魔法の運用方法や、或いは組織的な活用方法について。聖国は多くの知見を積み重ねてきたし、現在も研究は続けている。

 しかし、魔法には欠点も存在する。それが、属人性だ。

 技術を確立してしまえば誰にでも活用できる科学とは違い、魔法技術は何処まで行っても人に属する。個人の持つ魔法が何処まで活かせるかを突き詰める以上のことは出来ない。

 つまり、どうあっても“同じ力”を“複数個所”で“同時”に発揮するのが難しいわけだ。それこそ人が分裂でもしない限り、同じ魔法は一か所でしか使えない。それが常識というものだ。


 幾ら神王国の国力が上で強固な防諜対策をしているといっても、聖国が魔法を上手く使えば対策は可能。それこそ総力を結集すれば、王宮の中にだって忍び込めるとイサル達は自負している。

 ただし、それを行う魔法使いが、同時にあちこちの街に出没することは出来ない。

 今、聖国の諜報力の多くは、中心となる神王国の王都や、玄関口になるレーテシュバルに向けられていた。

 そして、アドビヨン枢機卿など一部の勢力の諜報力が、モルテールン家に向けられている。

 ここで更に他所の場所に諜報力を向けられるだろうか。

 向けるとするなら、何処かで魔法使いを引き抜くことが必要になる。これは時間的にも大分ロスをするだろうし、肝心の場所で諜報能力の低下が起きることを意味する。


 「悩ましいな」


 うむむ、と唸っていたイサルであるが、ふと自分に近寄ってくる男が居ることに気付く。

 いや、男かどうかも怪しい。上から下まで徹底的に布で覆い、体型すら分からないようにしている不審人物。

 そして、未確認物体が自分たちの傍に来たところで話しかけてきた。“聖国語”で。


 『卵は王に献じられる』


 それだけだ。

 実に短い言葉であったが、内容について理解するのに難は無かった。


 「分かった」


 軽くイサルは頷いた。

 すると、布人間はふわりと浮きあがり、ふっと消えた。瞬きするかしないかの須臾(しゅゆ)の出来事である。

 それだけで、未確認物体がどういう存在か分かろうというもの。


 「どうしますか」


 しかも、更に不思議なことに、明らかに怪しい人間が消えたというのに、周りはそのことに気付いていない。

 いや、むしろ最初からそんな存在が無かったかのような態度だ。部下もそうなのだから、恐らく周りの人間全てが同じなのだろう。


 「なるほどな」

 「え?」


 イサルの呟きに、部下が怪訝そうにした。

 いきなり意味ありげな言葉を呟けば、部下でなくとも気になるだろう。


 「今、情報が手に入った」

 「今?」


 部下が周囲をキョロキョロと見回す。

 どうにもそれっぽいものが有るとも思えず、それらしい人物が居るわけでもない。

 自分の気づかない間に、何がしかの接触があったのだろうかと、頻りに首を傾げる。

 不思議そうにする部下の態度に若干の面白さを覚えつつ、イサルは先の言葉を咀嚼し、消化した。


 卵は王に献じられる。

 この言葉の意味は明らかであり、龍の卵はモルテールン家から神王国王家に献じられようとしているのだ。

 最早悠長にしている時間など無い。


 「卵は王都だ」


 イサルの断言に、部下たちの背筋が伸びる。


 「いくぞ」


 男が呟きが発せられた瞬間。

 既にその場には聖国人の姿は一人も無かった。


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