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呉市7日連続コロナ確認 2つのクラスターから連鎖拡大

09/30(水)  20:40 掲載

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呉市で新型コロナの感染拡大が止まりません。感染者が確認された呉市の小学校では校舎などの消毒作業が行われました。呉市ではすでに小学校3校とこども園1園が来月2日まで休校となっています。一方、クラスターが発生している介護老人保健施設では新たに7人の感染が確認されました。

介護老人保健施設で新たに感染が確認されたのは、70代から90代の入所者3人と職員4人のあわせて7人です。この施設ではすでに入所者と職員、5人の感染が確認されていて、29日に呉市がクラスターと認定しました。これで施設の感染者はあわせて12人となりました。

呉市によりますと、さらに施設の入所者や職員72人の検査を行っていてあす以降、結果が判明するということです。

県内では、広島市でも30日に新たに4人の感染が確認されたほか、府中町で1人、海田町でも1人が確認され、広島市や県が感染経路を調べています。

(スタジオ)
改めて、呉市で発生した2つのクラスターの広がりをまとめました。

30日に介護施設で入所者3人・職員4人の感染が確認され、介護施設での感染者は12人となりました。

一方、飲食店クラスターに派生する感染確認も相次ぎました。新たに呉市で3人、広島市で1人、岡山県倉敷市で1人の感染が確認され、これで、飲食店クラスターから派生した感染者は51人に上ります。

呉市によりますと、30日も濃厚接触者などおよそ300件の検体を採取し、検査しているということで、結果は1日に判明します。

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